科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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560270 |
専門科目 |
教科に関する科目 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
560271 |
英語文学史A |
2 |
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代表担当者名 | |||
竹下 幸男 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)英語で書かれた多様な文学を学び、その表現を理解した上で、英語による表現の幅広い可能性を知る。 (2)文学作品に描かれ、また文学作品が書かれた国や地域の社会や文化を理解できる。 (3)英語で書かれた代表的な文学について、文学史に対する批判的視点を踏まえ、理解できる。 (4)上記の理解を踏まえ、中学校、高等学校の外国語科の授業に生かすことができる。 〔授業科目内容の概要〕 文学史とはそもそも何か。また、英語で書かれた代表的な文学である文学史に残る作家や作品は、どのように選ばれるのか。本講義では、この本質的な問いを常に意識し、アメリカで書かれた作品を中心軸として英語文学の歴史を、それらが書かれた多様な文化や社会、それらに描かれた多様な文化や社会の理解を踏まえて学ぶ。毎回、文学作品の英語原文にあたり、その読解や背景に関する発表やグループ討議を経て、英語による表現の多様性と可能性を知り、理解を深める。また、これらの知識をいかに中学校、高等学校の外国語授業に生かすか議論を行う。 〔授業計画〕 第1回 英語文学の主要作品 第2回 植民者と先住民との関係における英語文学 第3回 ピューリタニズムと文学(植民地の視点から) 第4回 アメリカ独立期の文学①(Benjamin Franklinとイギリス) 第5回 アメリカ独立期の文学②(Thomas Paineとアメリカ) 第6回 19世紀における先住民の表象 第7回 英米におけるゴシック文学 第8回 アメリカ文学の独自性(イギリスとの比較を通じて) 第9回 奴隷制と文学 第10回 資本主義社会と英語文学 第11回 コスモポリタンと20世紀の文学 第12回 文学史とは何か 第13回 英語文学史における正典の問題 第14回 英語文学史の歴史 第15回 英語文学史の出発点 第16回 定期試験またはレポート 〔授業外学修の指示〕 与えられた資料の丸暗記ではなく、問題意識をもってその資料を検討する姿勢を望む。適宜、英文資料を配布するので、その十分な予習が必要。 〔使用教材〕 別府恵子/渡辺和子編著『新版アメリカ文学史』(ミネルヴァ書房) ISBN:9784623031986 〔参考図書〕 講義内で指示 〔成績評価の方法・基準〕 課題:30%、定期試験:70% 〔学生へのメッセージ〕 さまざまな問いを立て、それを論理的に考察していく授業です。じっくりと物事を考える力を養ってください。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FSS2133 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) (6)グローバル化時代に求められる教育や特別な支援を必要とする子どもへの対応など、教育をめぐる新たな課題を理解し、それらに適切に対処できる力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能、美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |