教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
561010
専門科目
教科指導法
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
561011
英語科指導法Ⅱ
2
代表担当者名
中垣 州代
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)学習到達目標に基づく年間指導計画・単元計画・指導計画及び授業の組み立て、評価について理解するとともに、学習指導案の作成方法を身に付けることができる。
(2)「主体的・対話的で深い学び」となるように、教材やICTを効果的に活用し、実践的指導力を身に付けることができる。

〔授業科目内容の概要〕
教材研究の仕方、学習指導案の作成方法、学習の進め方、ICTの効果的な活用等について学び、「主体的・対話的で深い学び」を意識した指導案作成と模擬授業を行う。建設的な意見交換を行う中で、より良い授業づくりについて深めていく。

〔授業計画〕
第1回 教材研究-実用面-
第2回 教材研究-教養面-
第3回 教材研究と指導案作成(目標、評価)
第4回 教材研究と指導案作成(教材観、生徒観)
第5回 教材研究と指導案検討(指導観、指導計画)
第6回 教材研究と指導案検討(本時案、板書計画)
第7回 模擬授業検討-主体的・対話的で深い学び-
第8回 模擬授業検討-教材・教具の作成-
第9回 提案模擬授業と意見交換-第1時-
第10回 提案模擬授業と意見交換-第2時-
第11回 提案模擬授業と意見交換-第3時-
第12回 提案模擬授業と意見交換-リーディング-
第13回 授業の再検討
第14回 改良模擬授業と意見交換
第15回 まとめ

〔授業外学修の指示〕
・復習、予習として、CEASアンケート機能での課題を出します。しっかりと授業内容を押さえ、深い教材研究のもと、指導案作成や模擬授業ができるようにしましょう。
また、Classroom Englishを使用し、中学生にわかる正しい英語で授業ができるように英語力を継続的に高めていきましょう。
・それぞれの課題の詳細は授業内で伝えます。

〔使用教材〕
以下の使用教材を英語科指導法ⅠⅡⅢⅣ共通教材とする。
『All Englishでできるアクティブ・ラーニングの英語授業』山本崇雄(学陽書房)ISBN978-4-313-65324-5
『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』文部科学省
『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編 英語編』文部科学省
『NEW HORIZON1』 東京書籍(生徒用デジタル教科書)
『NEW HORIZON2』 東京書籍(生徒用デジタル教科書)
『NEW HORIZON3』 東京書籍(生徒用デジタル教科書)

〔参考図書〕
『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 外国語』文部科学省 国立教育政策研究所(東洋館出版社)ISBN978-4-491-04140-7C3037

〔成績評価の方法・基準〕
・予習・復習の課題、指導案作成(50%)
・模擬授業、意見交換等の授業に対する姿勢(50%)
授業内にフィードバックを行うことを基本とする。

〔学生へのメッセージ〕
英語科指導法Ⅰで身に付けた力から、生徒の意欲が高まる授業づくりへと指導力を向上させていきましょう。1コマ1コマの学びを大切にしていきましょう・

〔教員の実務経験〕
公立中学校教諭・公立及び国立の小学校教諭の経験を活かし、生徒の主体性・自律性を目指した英語の授業づくりの視点を教示する。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MSS2133

「英語科指導法Ⅰ」の単位を修得していないとこの科目は履修できない。
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能)
(6)グローバル化時代に求められる教育や特別な支援を必要とする子どもへの対応など、教育をめぐる新たな課題を理解し、それらに適切に対処できる力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能、美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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