科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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561020 |
専門科目 |
教科指導法 |
4回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
561021 |
英語科指導法Ⅲ |
2 |
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代表担当者名 | |||
福島 玲枝 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1) 高等学校における外国語(英語)の学習・指導に関する知識,授業構成について理解し,教材や指導案を作成できる。 (2) 授業の組み立て方,教え方について理解し,到達目標に基づいて授業を実践することができる。 (3) 到達目標に基づく,生徒のパフォーマンス評価について考察することができる。 〔授業科目内容の概要〕 将来英語を教える仕事に携わる大学生が高等学校における英語指導法に関する基礎知識を身につけると共に,新指導要領に則った授業展開の仕方について学ぶ。また実演を通してさまざまな指導技術や活動を体験しそれぞれの役割や特徴を考察すると共に,評価方法や授業外での学習を促す授業の構成について考える。 〔授業計画〕 第1回 イントロダクション(授業構成とオーラルイントロダクションの再検討) 第2回 教科書本文の扱い方 -導入- 第3回 教科書本文の扱い方 -内容理解の確認- 第4回 受講生によるマイクロティーチングとピア・フィードバック ①(教師発話に着目する) 第5回 受講生によるマイクロティーチングとピア・フィードバック ②(指導項目に沿った展開に着目する) 第6回 受講生によるマイクロティーチングとピア・フィードバック ③(学習項目に基づいた導入を再検討する) 第7回 受講生によるマイクロティーチングとピア・フィードバック ④(生徒の発話を引き出す展開を考える) 第8回 受講生によるマイクロティーチングとピア・フィードバック ⑤(生徒同士の対話を促進する展開を考える) 第9回 受講生によるマイクロティーチングとピア・フィードバック ⑥(実習に向けた教材研究方法を再検討する)、実習に向けた教材研究 第10回 教科書本文の扱い方 -内容理解後の活動構成- 第11回 教科書本文の扱い方 -コミュニケーション活動- 第12回 学習指導要領の理解 -授業に求められるもの,小・中・高で何を教えるか- 第13回 授業構成と指導案の再検討 -1時間の授業を詳細に検討する- 第14回 授業内活動の評価 -生徒の活動へのフィードバック 第15回 授業分析の視点、授業改善についての再検討 ※ 教育実習実施状況により、授業日程を調整する場合がある。(受講生と相談の上、決定する) 〔授業外学修の指示〕 指導案作成とそれに基づいたマイクロティーチング(受講生による模擬授業)を実施します。学んだことを自分の授業にどのように生かすかを考え,授業課題には時間をかけて丁寧に取り組みましょう。事前に仲間と何回も練習しておくことを強く推奨します。 〔使用教材〕(英語科指導法Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ共通教材) 『最新英語科教育法入門』土屋澄男・秋山朝康・大城賢・千葉克裕・望月正道 (研究社) ICBN 978-4-327-37513-3 『教室英語ハンドブック』高梨庸雄・小野尚美・土屋佳雅里・田縁眞弓 (研究社)ICBN 978-4-327-41092-6 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編 英語編』文部科学省 〔参考図書〕 講義内で随時紹介する。 〔成績評価の方法・基準〕 ・ 授業中のディスカッションへの参加 (10%) ・ 授業前・後の課題 [各回で指示あり] (20%) ・ マイクロティーチング (30%) ・ 最終課題: レッスンプランの作成 (40%) ※ 無断,および正当な理由のない遅刻・欠席は減点の対象となる。 ※ 授業形態により,評価基準の割合を変化させる場合がある。(その際は事前に連絡します) 〔学生へのメッセージ〕 「良い授業」とは何でしょう?皆さんの抱くイメージは色々あるかもしれませんね。ここでは「良い授業」とは,学習者が「なるほど!」「わかった!」「できた!」と思える時間を提供できること,そして「意味ある」家庭学習に繋げるための基盤を作ることと考えます。 高等学校では新しい学習指導要領が今年から段階的にスタートするので,皆さんが教壇に立つ頃には自分が受けてきた授業と少し異なる形での授業形態が求められます。単に活動を真似るのでなく「今,何が求められて,何を教えないといけないのか」を常に意識しながら授業を組み立てていく習慣をつけましょう。基本を大切にしつつ,時代に適応した英語授業を共に考える時間にしたいと思います。 〔教員の実務経験〕 国・公・私立学校での英語科教員としての指導経験を活かし,生徒・学校・地域の事情や実態に即した英語の授業づくりの視点を伝えたいと思います。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MSS2134 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) (6)グローバル化時代に求められる教育や特別な支援を必要とする子どもへの対応など、教育をめぐる新たな課題を理解し、それらに適切に対処できる力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能、美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) (7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |