教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
562400
専門科目
セメスター留学
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
562401
異文化コミュニケーション論実地演習
2
代表担当者名
竹下 幸男
科目内容
〔授業の到達目標〕
英語でのコミュニケーションに不可欠な文化的背景を理解し、日本と英語圏の文化や思想を比較し、日本語で理論的に論じることができる。文化や思想の理論について基礎知識を身につけ、それを生かし文化的な事柄について論じることができるようになる。

〔授業科目内容の概要〕
留学先で受講している言語・文化学習をした上で、体験的に異文化理解を深め、更に文献調査することにより日本の英語教育においてどのように言語学習と異文化理解を平行するかについて、考察した上で英語のレポートにまとめ、ウェブを通して提出する。

〔授業計画〕
畿央大学のウェブシステムを利用し、適宜、日本からの指示を得ながら課題を完成し、滞在中に提出する。また、担当教育からの指導を受けながら参考文献を熟読した上、授業の内容を学習による知識や体験的な知識を融合させ、日本の英語教育の現場に生かせる有機的な経験を積む。課題は、文献調査、現地教員からの聞き取り、実践的学習のそれぞれについてレポートにまとめる。
第1回 文献調査1(異文化とは何かについて)
第2回 文献調査2(異文化理論について)
第3回 文献調査3(異文化における衝突について)
第4回 文献調査4(異文化コミュニケーション論について)
第5回 文献調査5(異文化コミュニケーション理解について)
第6回 現地教員からの聞き取り1(授業で心がけていることについて)
第7回 現地教員からの聞き取り2(現代社会における異文化について)
第8回 現地教員からの聞き取り3(文化的な摩擦について)
第9回 現地教員からの聞き取り4(異文化コミュニケーション論について)
第10回 現地教員からの聞き取り5(文化的アイデンティティについて)
第11回 実践的学習1(異文化における価値観について)
第12回 実践的学習2(宗教と生活について)
第13回 実践的学習3(社会における文化的多様性について)
第14回 実践的学習4(少数民族と差別について)
第15回 実践的学習5(異文化理解の心がけについて)

〔授業外学修の指示〕
日本にいる畿央大学の教員に定期的にウェブポートフォリオを提出することで、適宜、学習の進度ややり方を確認し、アドヴァイスを受ける。それらのアドヴァイスを次の学習へと活かし、さらに、学習の進度を報告して指導を受けるというサイクルを繰り返す。

〔使用教材〕
現地にて指定

〔参考図書〕
現地にて指定

〔成績評価の方法・基準〕
ウェブポートフォリオの記入40%、最終レポート60%

〔学生へのメッセージ〕
現地で長期間を滞在することにより、語学力を高めるとともに、そこでしか気づけない事柄を多く発見し、知見を広げ、それらを生かした自らのキャリア形成を図ることを期待します。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SAP2132

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(6)グローバル化時代に求められる教育や特別な支援を必要とする子どもへの対応など、教育をめぐる新たな課題を理解し、それらに適切に対処できる力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能、美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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