教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
562500
専門科目
セメスター留学
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
562501
英語文学実地演習
2
代表担当者名
竹下 幸男
科目内容
〔授業の到達目標〕
現地の文学者について、著作を読んだうえで、ゆかりのある土地の風土と著作との関係について理解し、日本語で論じることができる。

〔授業科目内容の概要〕
現地とゆかりのある作家の作品を読み、その場所を訪れるなどして、作品が書かれた背景を考察する。現地での調査の状況は、逐次、ウェブポートフォリオを通じて日本にいる教員に報告する。調査の内容をまとめ、考察を加えてレポートにし、ウェブを通じて提出する。

〔授業計画〕
畿央大学のウェブシステムを利用し、適宜、日本からの指示を得ながら課題を完成し、滞在中に提出する。また、担当教育からの指導を受けながら参考文献を熟読した上、現地にいるからこそできる実地調査などを行う。課題は、予備調査、文献調査、実践的学習のそれぞれについてレポートにまとめる。
第1回 予備調査1(学校、図書館などで様々な作品や作家に触れる)
第2回 予備調査2(書店、インタビューなどを通じて様々な作品や作家に触れる)
第3回 予備調査3(様々な作家に触れた上で、一人の作家を対象に選ぶ)
第4回 予備調査4(選んだ作家の作品にいくつか触れた上で、対象とする作品を選ぶ)
第5回 予備調査5(作品を知っている人を探し、感想などを聞く)
第6回 文献調査1(対象とする作品を熟読する)
第7回 文献調査2(対象とする作品を批評的に読む)
第8回 文献調査3(対象とする作品に描かれた社会背景を調べる)
第9回 文献調査4(対象とする作品に対する批評的文章を探し読む)
第10回 文献調査5(調査した文献を総合し、作品ついての自分なりの解釈をまとめる)
第11回 実践的学習1(作家とゆかりの土地の風土について調べる)
第12回 実践的学習2(作家とゆかりのある土地の歴史について調べる)
第13回 実践的学習3(作家とゆかりのある土地と作品との関係について調べる)
第14回 実践的学習4(作品の内容について批評的に説明する)
第15回 実践的学習5(作品の内容について議論を行う)

〔授業外学修の指示〕
日本にいる畿央大学の教員に定期的にウェブポートフォリオを提出することで、適宜、学習の進度ややり方を確認し、アドヴァイスを受ける。それらのアドヴァイスを次の学習へと活かし、さらに、学習の進度を報告して指導を受けるというサイクルを繰り返す。

〔使用教材〕
現地にて指定

〔参考図書〕
現地にて指定

〔成績評価の方法・基準〕
ウェブポートフォリオの記入40%、最終レポート60%

〔学生へのメッセージ〕
現地で長期間を滞在することにより、語学力を高めるとともに、そこでしか気づけない事柄を多く発見し、知見を広げ、それらを生かした自らのキャリア形成を図ることを期待します。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SAP2132

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
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