教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
562600
専門科目
セメスター留学
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
562601
英語教育学実地演習
2
代表担当者名
竹下 幸男
科目内容
〔授業の到達目標〕
留学先で受講している英語授業(ESL; English as a Second Language)と日本の英語教育(EFL; English as a Foreign Language)に関して、それぞれの内容や相違点等について日本語で論じることができる。
〔授業科目内容の概要〕
留学先で受講している英語授業(ESL; English as a Second Language)の内容や方法について文献調査、現地教員からの聞き取りや自身の受講している授業等を通して調査し、どのようにして、日本の英語教育(EFL; English as a Foreign Language)に応用できるかについて報告する。現地での調査の状況は、逐次、ウェブポートフォリオを通じて日本に入る教員に報告する。日本語で調査の内容をまとめ、考察を加えてレポートにし、ウェブを通じて提出。

〔授業計画〕
畿央大学のウェブシステムを利用し、適宜、日本からの指示を得ながら課題を完成し、滞在中に提出する。課題は、文献調査、現地教員からの聞き取り、ESL授業観察のそれぞれについてレポートにまとめる。
第1回 文献調査1(留学先の教育の現状について)
第2回 文献調査2(留学先の言語教育の特徴について)
第3回 文献調査3(留学先の英語教育資格について)
第4回 文献調査4(留学先の英語教材・教具について)
第5回 文献調査5(留学先の英語教育実践研究から)
第6回 現地教員からの聞き取り1(授業で心がけていることについて)
第7回 現地教員からの聞き取り2(教材の工夫について)
第8回 現地教員からの聞き取り3(技能別指導について)
第9回 現地教員からの聞き取り4(テストについて)
第10回 現地教員からの聞き取り5(評価について)
第11回 ESL授業観察1(カリキュラムについて)
第12回 ESL授業観察2(使用教材・視覚教材について)
第13回 ESL授業観察3(インタラクションについて)
第14回 ESL授業観察4(エラー分析とリキャストについて)
第15回 ESL授業観察5(学習者間コミュニケーションについて)

〔授業外学修の指示〕
日本にいる畿央大学の教員に定期的にウェブポートフォリオを提出することで、適宜、学習の進度ややり方を確認し、アドヴァイスを受ける。それらのアドヴァイスを次の学習へと活かし、さらに、学習の進度を報告して指導を受けるというサイクルを繰り返す。

〔使用教材〕
現地にて指定

〔参考図書〕
現地にて指定

〔成績評価の方法・基準〕
ウェブポートフォリオの記入40%、最終レポート60%

〔学生へのメッセージ〕
現地で長期間を滞在することにより、語学力を高めるとともに、そこでしか気づけない事柄を多く発見し、知見を広げ、それらを生かした自らのキャリア形成を図ることを期待します。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SAP2132

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(6)グローバル化時代に求められる教育や特別な支援を必要とする子どもへの対応など、教育をめぐる新たな課題を理解し、それらに適切に対処できる力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能、美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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