教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
571500
専門科目
特別支援教育に関する科目
4回生 前期
授業コード 科目名 単位
571501
特別支援教育実習
3
代表担当者名
山本 真也
科目内容
〔授業の到達目標〕
○特別支援教育にかかわる基礎的な知識・技能,一般的な教養を基にした,授業前の教材研究・指導計画の作成,授業時の指導技術や態度,授業後の評価及び反省などの一連の過程に熱意と創意工夫をもって取り組むことができる。
○日常生活の指導において,児童生徒の理解に基づく個別指導,集団指導に努めるとともに,特別活動などの場面で意欲的・自主的に児童生徒にかかわることができる。
○特別支援教育実習受け入れ校の指導を積極的に受け止め,教育実践及び事務処理などに努めるとともに,教育的視野を広げようとする。

〔授業科目内容の概要〕
生活や学習の場面における児童生徒とのかかわり,特別支援学校が実施する講話などを通して児童生徒の理解,特別支援学校が置かれている状況の理解に努めるとともに,配当学部・学級での授業見学を通した授業研究,指示された実習授業のための教材研究及び授業実践及びその反省と改善,校内の研究授業・学校行事等への参加,実習記録の作成等を実習受け入れ校の指導に従って行う。

〔授業計画〕
特別支援教育実習受け入れ校の指導の下での2週間の実習
なお、学習指導案や実習日誌の作成等に関する事前指導及び振り返りによる事後指導を行う。

〔授業外学修の指示〕
実習校の指示、指導を十分理解し,日々の実習の記録,学習指導案作成などを行う。

〔使用教材〕
「特別支援教育実習のてびき」畿央大学実習等連絡会議 編
各学校で使用する教材・教具

〔参考図書〕
「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 総則編(幼稚部・小学部・中学部)」文部科学省(2018)
「特別支援学校学習指導要領解説 各教科等編(小学部・中学部)」文部科学省(2018)
「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 自立活動編(幼稚部・小学部・中学部)」文部科学省(2018)

〔成績評価の方法・基準〕
事前事後指導に臨む姿勢、演習時の記録や学習指導案などの完成度,実習校からの教育実習期間の評価を総合的に評価する。教育実習期間の評価の観点と規準については「特別支援教育実習のてびき」を参照。

〔学生へのメッセージ〕
実習校の教員が行う授業の1時間も,教育実習生が行う授業の1時間も児童生徒にとっては同じ1時間です。社会人としての自覚と教師としてのプロ意識をもち,教師に必要な資質能力を伸ばすだけではなく,人間として自分を成長させる機会になるよう努めましょう。

〔教員の実務経験〕
特別支援学校での実務経験、保護者等に対するカウンセリングなどの実務経験などを有する教員がそれぞれの経験を活かして教示し、実習前の心構えや児童生徒への接し方、実習を通して今後身につけなければならないスキルなどを学生に指導する。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕TPF2134

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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