大学共通 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
413300
教養科目
教養実践プログラム
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
413328
ベーシックセミナー(村木ゼミ)
1
代表担当者名
村木 悦子
科目内容
〔授業の到達目標〕
・畿央大学の建学の精神について理解している。
・高校における受け身的な学修スタイルから大学における主体的・能動的なスタイルにスムーズに移行するための心構えや学修スキルを身につけている。
・円滑なコミュニケーションが集団での学修の効果に寄与することを理解している。

〔授業科目内容の概要〕
本授業は建学の精神に基づく学びの第一歩として位置づけられるもので、その目的は畿央大学の学生としての自覚を促すとともに大学生にふさわしい学修スタイルおよび学修スキルを身につけることにある。そのために本授業では教員ごとに10名程度の少人数クラス(ゼミ)を編成し、学生の希望と教員のアドバイスによって決めたテーマと手法に沿って学生主体の参加型学修を行う。クラス(ゼミ)は所属学科を超えたグループとなり、学修スキル(情報収集・ディスカッション・プレゼンテーション)の修得だけでなく、幅広い領域の知識を得るとともに、他学科の学生とも交流できる。これらの経験から、協調性を育み、他領域の人とコラボレーションができるようになることも期待される。

〔授業計画〕
以下の授業計画は一例であり、詳細は各担当者の指示にしたがうこと。
第1回 オリエンテーション−建学の精神について・授業の目的と進め方−
第2回 論理的な文章について(1)−意見と事実の違い
第3回 論理的な文章について(2)−明快で明確な文章を書くために
第4回 テーマ決定(1)−ディスカッションのルール・要点について−
第5回 テーマ決定(2)−アイデアの出し方について−
第6回 テーマ決定(3)−プレゼンテーションの方法について−
第7回 情報の種類、収集法、信頼性、情報・研究倫理
第8回 小グループでの情報収集(1)−テーマに関する情報を集める−
第9回 小グループでの情報収集(2)−テーマに関する情報を分類・整理する−
第10回 小グループでの情報収集(3)−テーマに関する情報をまとめる−
第11回 資料作成(1)−プレゼンテーション資料のアウトラインと内容を決める−
第12回 資料作成(2)−プレゼンテーション資料を完成させる−
第13回 発表予演と調整
第14回 発表会と相互評価
第15回 振り返り

〔授業外学修の指示〕
必要な情報収集や発表資料のまとめなど、授業時間外での学修は不可欠となる。授業で学んだことをもとに積極的に取り組んで欲しい。

〔使用教材〕
全てのゼミで共通に使用する教材は指定しない。担当教員により指定される場合がある。

〔参考図書〕
必要に応じ担当教員が指導の中で示す場合がある。

〔成績評価の方法・基準〕
「授業への参加姿勢」「学修スキルの到達度」「グループへの貢献度」を総合的に判断して評価する。成績は「秀」「優」「良」「可」「不可」の評語による評価とする。

〔学生へのメッセージ〕
ゼミ・小グループの中での自らの役割・責任を意識し、積極的に情報収集やディスカッションに参加すること。そして大学での学びの基本を身につけて欲しい。なお、本授業での情報収集やプレゼンテーション資料作成においては「情報処理演習Ⅰ」で学ぶ知識・スキルが不可欠となる。意識を高く持ち、しっかりと学修すること。

〔教員の実務経験〕
理学療法士、看護師、管理栄養士、建築士、教諭等の実務経験を有する担当者のクラスにおいては、現場での実体験も示しながら、メンバーと協力し主体的に行動することの重要性を学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PLA0011

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1) 生命に対する深い畏敬の念と倫理観をもち、幅広く豊かな教養を備え、社会において活動できる。
(2) 人間を総合的に理解し、修得した専門的知識と技術をもって健康と教育に関する諸課題に適切に対応できる。
© Copyright 2018 畿央大学. All Rights Reserved.