専攻科 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
780530
助産学実践領域
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
780531
臨床推論
1
代表担当者名
岡田 公江
科目内容
〔授業の到達目標〕
1.臨床推論理の理論とツールを活用する知識を学修し、根拠をもった診断思考プロセスをもち、対象の情報を総合的にとらえて判断できる力を養う。
2.妊産婦の救急救命の演習を通して、体系的、分析的に対象の反応を判断し、緊急性の判断・状況変化の判断に対し、根拠ある行動をとることができる能力を養う。

〔授業科目内容の概要〕
1.臨床推論に用いる基本的な知識・診察技術を理解する。
2.各期の事例を通して、助産師としての情報整理・アセスメントができる。
3.各期の事例に対する助産ケアの視点を理解することができる。

〔授業計画〕
第1回目:臨床推論の意義と概念 助産診断と臨床推論の相違、基本的な診察技術(岡田)
第2回目:臨床推論の思考課程(情報収集、鑑別診断、仮設の検証、確定診断) (岡田)
第3回目:臨床推論事例展開(妊娠期:情報整理) (岡田)
第4回目:臨床推論事例展開(妊娠期:アセスメント) (岡田・西原・塩崎)
第5回目:臨床推論事例展開(分娩期:情報整理) (岡田)
第6回目:臨床推論事例展開(分娩期:アセスメント) (岡田・西原・塩崎)
第7回目:臨床推論事例展開(産褥期:情報整理) (岡田)
第8回目:臨床推論事例展開(産褥期:アセスメント) (岡田・西原・塩崎)

〔授業外学修の指示〕
今までの講義内容を、整理してフル活用にできるように準備をしてください。

〔使用教材〕
『産科エマージェンシー臨床推論』・望月礼子・(メディカ出版)2020年ISBN9784840472258

〔参考図書〕
各期のアセスメントをするためのテキスト

〔成績評価の方法・基礎〕
レポート課題90%(各時期の事例に関する実践展開後に作成した課題の提出:妊娠期30%、分娩期30%、産褥期30%)
事前学習10%(授業前に提示する事前学習課題を提出する:妊娠期3%、分娩期4%、産褥期3%)

〔学生へのメッセージ〕
助産学診断と関係の深く実習に役立つ科目です。積極的に参加してください。
履修に関して留意すること
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