健康科学研究科 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
710200
共通科目
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
710201
健康科学特論Ⅰ
2
代表担当者名
岡田 洋平
科目内容
〔授業の到達目標〕
人間の機能,行動に関わる神経科学の知識を習得し、人間の健康について深く理解するための基礎を涵養する.

〔授業科目内容の概要〕
健康の維持増進を図るための仕事に携わる者にとってヒトの仕組みや営みを知ることが求められる。健康科学特論Ⅰでは、ヒトが生きていく上で基盤となる機能や行動とその神経機構について体系的にかつ統合的に理解することを目的として講義を行う.それらを通して最終的に、人間の健康について深く理解することを目指す.

〔授業計画〕
第1回 姿勢制御の神経機構(岡田)
第2回 歩行制御の神経機構(岡田)
第3回 適応と学習(岡田)
第4回 痛みの神経機構(前岡)
第5回 痛みの病態(前岡)
第6回 疼痛管理(前岡)
第7回 視覚情報処理の神経機構とその障害(信迫)
第8回 上肢運動制御の神経機構とその障害(信迫)
第9回 道具操作の神経機構とその障害(信迫)
第10回 ヒトにおける体性感覚処理の神経メカニズム(大住)
第11回 ヒトにおける巧緻運動の制御と調整(大住)
第12回 ヒトにおける感覚・運動協応の破綻と臨床症状(大住)
第13回 記憶と行動選択の神経基盤(冷水)
第14回 意欲的行動の神経基盤(冷水)
第15回 社会的関係性と行動変化(冷水)


〔授業外学修の指示〕
講義内容は第1回目からの積み重ねなので途中が抜けると分からなくなる恐れがある。毎回欠かさず受講して理解して欲しい。

〔使用教材〕
随時教材と授業に使用したスライドを CEAS に掲載して閲覧させる。

〔参考図書〕
講義中に必要に応じて呈示する。

〔成績評価の方法・基準〕
課題を提示してレポートの提出を求め評価する。本講義の単位認定はすべての講義を受講することを条件とする。レポート課題85%,出席,オンラインでの参加,閲覧による点数15%。60%以上を合格とする。

〔学生へのメッセージ〕
5名の講師によりヒトが生きていくうえで必要な様々な機能について解説します。しっかりとすべての講義を受講し,学びを深めて欲しいと思います。各講義において課題の提出をもって出席とする場合もあり得るので,CEASによる連絡事項は必ず随時確認するようにしてください。
履修に関して留意すること
「健康」に関する知識を習得する上で,ヒトが生きていく上で基盤となる機能とそのメカニズムについて理解することは大変重要です。すべての講義を受講し,学びを深めてください。
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