科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
810900 |
専門基礎科目 |
1回生 後期 |
|
授業コード | 科目名 | 単位 | |
810901 |
発達脳科学特論 |
2 |
|
代表担当者名 | |||
森岡 周 |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 胎児期から老年期に至るまでの脳の発達について理解する。 運動、知覚、情動、言語、社会性などの人間が持つ機能と脳の発達の関係性について理解する。 〔授業科目内容の概要〕 「脳を育む」「脳を創る」「脳を守る」こと、このこと自体が教育である。そのためには、それを実践する者は脳の機能を知っておく必要がある。ここでは、これまでの脳科学の成果を基に、人間が持つ運動、知覚、情動、言語、社会性などの機能の発達と脳機能の関係について学び、保育所や幼稚園、学校、あるいは親の育児現場に役立つ知識を修得させる。本科目履修により、脳機能の後天的・可変的な要素を理解し、人間の精神身体機能に見られる多様性の多くは、発達過程における脳の適応の結果であることを講義から理解させる。 〔授業計画〕 第1回 脳の構造と機能 第2回 大脳皮質の構造と機能(1):前頭葉 第3回 大脳皮質の構造と機能(2):後頭葉、側頭葉 第4回:大脳皮質の構造と機能(3):頭頂葉 第5回 大脳辺縁系の構造と機能 第6回 小脳と大脳基底核の構造と機能 第7回 情動の発達と脳機能 第8回 共同注意の発達と脳機能 第9回 「心の理論」の発達と脳機能 第10回 道徳倫理行動の発達と脳機能 第11回 言語の発達と脳機能 第12回 体の痛みと心の痛みの関係 第13回 知能の発達と脳機能 第14回 発達障害の脳のメカニズムと支援のあり方(1) 第15回 発達障害の脳のメカニズムと支援のあり方(2) 〔授業外学修の指示〕 〔使用教材〕 適宜、資料を配布する。 〔参考図書〕 森岡 周:脳を学ぶ〜「ひと」とその社会がわかる生物学〜.協同医書出版社 森岡 周:発達を学ぶー人間発達学レクチャー.協同医書出版社 〔成績評価の方法・基準〕 レポート課題(100%) 〔学生へのメッセージ〕 なお、メディアを利用して遠隔で授業に出席できるが、メディアの利用はあくまで補助であり、教室での対面授業に出席することが主である。 |
履修に関して留意すること |