教育学研究科 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
811000
専門基礎科目
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
811001
教育心理学特論
2
代表担当者名
小山内 秀和
科目内容
〔授業の到達目標〕
教育という営みの基盤である認知過程や教授,学習の知識・技術を学修し,教育心理学の研究能力を習得できる。

〔授業科目内容の概要〕
教育心理学研究の中心課題は,学習の心理的メカニズムを解明し,効率的・合理的な学習の実現に資することである。本講義では,学習過程や教育活動にかかわる心理現象を理解することを通して,受講生の教育心理学研究の研究能力を養う。前半では教育心理学の各領域について,主に講義形式で解説する。後半では教育心理学における最新の研究動向について論じ,受講生とのディスカッションを行う。

〔授業計画〕
第1回 教育心理学とは
第2回 記憶のメカニズム
第3回 学習のメカニズム
第4回 思考と推論
第5回 対人関係と社会性
第6回 動機づけ
第7回 学習過程の理論と教授法
第8回 授業と教育評価
第9回 子どもの個性と集団の理解
第10回 適応の問題と支援
第11回 教育心理学の最前線1:発達
第12回 教育心理学の最前線2:教授・学習・認知
第13回 教育心理学の最前線3:パーソナリティ
第14回 教育心理学の最前線4:臨床的課題と支援
第15回 教育心理学の最前線5:特別支援教育

〔授業外学修の指示〕
予習や復習が大切である。用語もしっかりと理解して,覚えておくこと。

〔使用教材〕
教員の作成した資料を配布する。

〔参考図書〕
『教育心理学年報』 日本教育心理学会 (ISSN-L 0452-9650)
『教育心理学特論』 三宅芳雄・白水始 (著),放送大学教育振興会,2018年 (ISBN 978-4595141027)

〔成績評価の方法・基準〕
提出レポート (100%) によって評価する。

〔学生へのメッセージ〕
講義内では適宜ワークやディスカッションを行う。受講生の積極的かつ主体的な参加を期待する。なお、メディアを利用して遠隔で授業に出席できるが,メディアの利用はあくまで補助であり,教室での対面授業に出席することを推奨する。
履修に関して留意すること
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