教育学研究科 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
820500
専門科目
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
820501
発達支援教育特論Ⅱ(障害児教育)
2
代表担当者名
山根 康代
科目内容
〔授業の到達目標〕
児童発達支援及び教育支援の視座から障害のある子どもの発達及び支援に関する理解を深める。発達支援、健康支援、教育的支援、福祉的支援、保護者支援、地域支援に関する知識と実践から、発達支援を必要とする子どもの包括的支援の実践力の向上を目指す。

〔授業科目内容の概要〕
授業計画に設定したテーマを活用して受講生が課題を設定し、文献研究・調査研究によるプレゼンテーションを授業展開の基本とする。

〔授業計画〕
第1回 我が国における特別支援教育の現状と課題
第2回 我が国における特別支援教育の現状と課題
第3回 我が国におけるインクルーシブ教育の現状と課題
第4回 視覚障害児への発達支援
第5回 聴覚障害児への発達支援
第6回 知的障害児への発達支援
第7回 肢体不自由児への発達支援
第8回 病弱・虚弱児への発達支援
第9回 情緒障害児への発達支援
第10回 重度重複障害児への発達支援
第11回 言語障害児への発達支援
第12回 発達障害児への発達支援
第13回 障害のある子どもの保護者支援、地域支援
第14回 地域における包括的支援:教育と医療・保健・福祉機関との連携
第15回 まとめと集団討論

〔授業外学修の指示〕
・文部科学省による「特別支援教育資料」「支援教育資料」を確認しておくこと。
・独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所HP インクルDB(合理的配慮)を確認しておくこと。
・独立行政法人 国立教育政策研究所文教施設研究センターHP インクル学校施設DB(基礎的環境整備)を確認しおくこと。

〔使用教材〕
適宜資料を配布、または指示する。

〔参考図書〕
適宜、紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
授業内プレゼンテーション 60%、受講態度・討論への参加度 40%

〔学生へのメッセージ〕
発達支援のニーズは多様化し、障害概念についても医学モデルから社会モデルへと移行している。現在の価値や基準とともに、障害に対する概念と支援を理解し、未来に向けた特別支援教育、インクルーシブ教育、発達支援の在り方について、各障害についての理解と支援の実際についての考察を深めていきましょう。
履修に関して留意すること
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