教育学研究科 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
820800
専門科目
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
820801
教育実践学演習
2
代表担当者名
島 恒生
科目内容
〔授業の到達目標〕
自らの教育課程や学級経営、学校経営に関する実践課題の整理、分析等を通して、多様な授業方略や指導方略、学校運営の方略を立て、評価し、授業改善や校内体制の改善に取り組むことのできる力量を高める。

〔授業科目内容の概要〕
学校現場等をフィールドとし、自らの教科等の指導、生徒指導、学校教育の改革推進等の実践課題について、評価・分析し、その改善策を考え、学校や地域での指導者としての力量を高める。
具体的には、個々の受講者が実践課題を設定し、その学校現場等に教員が出向き、受講者自身による教育課程の編成・実施、教科等の指導、生徒指導や学級経営、学校経営に関する実践を基に、受講者が行う課題の整理、評価・分析、改善策の構築について指導する。その結果や考察は、全受講者で行う事例検討会において、報告、議論を行い、交流やさらなる力量形成を図る。
学校現場に勤めていない受講者については、その受講者のかかわる教育現場や大学の連携先の学校、現職教員の受講者の学校等の協力を得ながら、実践的に進める。

〔授業計画〕
第1回 教育実践学演習に関するオリエンテーション
第2回 学校現場における実践課題の解決に向けての計画の作成Ⅰ
第3回 学校現場における実践課題の評価・分析Ⅰ(受講者の学校等で行います)
第4回 改善策の構築Ⅰ(受講者の学校等で行います)
第5回 学校現場における実践課題の解決に向けての計画の作成Ⅱ
第6回 学校現場での実践の評価・分析Ⅱ(受講者の学校等で行います)
第7回 改善策の構築Ⅱ(受講者の学校等で行います)
第8回 全受講者による評価・分析、改善策の交流に向けての課題整理
第9回 全受講者による評価・分析、改善策の交流と討論
第10回 学校現場における実践課題の解決に向けての計画の作成Ⅲ
第11回 学校現場での実践の評価・分析Ⅲ(受講者の学校等で行います)
第12回 改善策の構築Ⅲ(受講者の学校等で行います)
第13回 全受講者による評価・分析、改善策の交流に向けての課題整理
第14回 全受講者による評価・分析、改善策の交流と討論
第15回 教育に関する理論と教育実践の止揚に向けて

〔授業外学修の指示〕
教育に関する自らの課題について把握し、多様な視点でとらえられるよう整理しておくこと。


〔使用教材〕
授業の中で、その都度、配布する。

〔参考図書〕
授業の中で、その都度、紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
発表、レポート等の課題(60%)、授業の中での討論等への参加(40%)

〔学生へのメッセージ〕
現代の教育課題の解決について、みんなで分析し、議論を重ねることの意義について考えましょう。
履修に関して留意すること
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