科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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820900 |
専門科目 |
2回生 前期 |
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授業コード | 科目名 | 単位 | |
820901 |
発達支援教育実践演習 |
2 |
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代表担当者名 | |||
大久保 賢一 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 幼児・児童・生徒などの心身の発達と健康・障害の理解から,発達と健康支援,特別支援教育に関する理論を基盤に,適切に幼児期から成人期に至るまでの包括的支援を行う教育実践力を高める。 〔授業科目内容の概要〕 受講者自身の関心のあるフィールド(臨地:学校,病院,施設など)において,発達支援教育に関する理論と実践を教授研究し,高度の研究能力をフィールドで活かすことができる高度の教育実践力を高める。 具体的には、子どもの心身の発達と健康の支援および特別支援教育に関する理論を基盤に、個々の受講生が実践課題を設定し,受講生自身の関心のあるフィールドにおいて,教育実践を行う。そのフィールド等に教員が出向き、受講生が行う課題の整理、評価・分析、改善策の構築について指導する。さらに,学内において全受講生が行う事例検討会等でのディスカッションにより学修を深め,幼児期から成人期に至るまでの包括的な支援を適切に行う教育実践力の向上を図る。フィールドがない受講生については、大学の連携先の学校、病院、施設等や現職教員の受講者の学校等の協力を得ながら、実践的に進める。 〔授業計画〕 第1回 発達支援教育実践についてのオリエンテーション 第2回 フィールドにおける実践課題の解決に向けた計画立案① 第3回 フィールドにおける実践の評価・分析①(受講生のフィールド等で行う) 第4回 改善策の構築①(受講生のフィールド等で行う) 第5回 フィールドにおける実践課題の解決に向けた計画立案② 第6回 フィールドにおける実践の評価・分析②(受講生のフィールド等で行う) 第7回 改善策の構築②(受講生のフィールド等で行う) 第8回 全受講生による評価・分析、改善策の交流に向けての課題整理 第9回 全受講生による評価・分析、改善策の交流と討論 第10回 フィールドにおける実践課題の解決に向けた計画立案③ 第11回 フィールドにおける実践の評価・分析③(受講生のフィールド等で行う) 第12回 改善策の構築③(受講生のフィールド等で行う) 第13回 全受講生による評価・分析、改善策の交流に向けての課題整理 第14回 全受講生による評価・分析、改善策の交流と討論 第15回 発達支援教育を適切に行う教育実践力についてまとめを行い,自らの教育実践力を評価する。 〔授業外学修の指示〕 実践後の振り返りを必ず行い、課題と成果を整理しておくこと。 〔使用教材〕 教科書等は、特に使用しない。必要に応じて資料を配布する。 〔参考図書〕 授業の際、適宜指示する。 〔成績評価の方法・基準〕 フィールドでの教育実践能力を総合的に評価する(60%)。 出席状況、ディスカッションでの積極性やその内容について総合的に評価する(40%)。 〔学生へのメッセージ〕 それぞれのフィールドにおける子どものいかなる課題にも積極的に取り組む姿勢が重要である。発達支援教育に関する理論と実践を教授研究し,その研究能力をフィールドで活かすことができ,専門性を教育実践に還元できる教育実践家としての探求を期待する。 |
履修に関して留意すること |