教育学研究科 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
830100
演習及び特別研究
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
830108
演習Ⅰ(関口)
2
代表担当者名
関口 洋平
科目内容
〔授業の到達目標〕
・自らが関心を抱くテーマ及びその周辺分野・領域の知識を獲得している。
・研究活動に必要となる基礎的な技能や論理的・批判的思考力などを修得している。

〔授業科目内容の概要〕
本授業は少人数によるゼミ形式で、専門分野に関する基礎文献を講読し、当該分野の基礎知識と方法論を理解したのち、受講生が関心を抱くテーマについて発表・討議を行う。この過程を通じて、受講生は自らの関心テーマやその周辺分野・領域の知識を獲得し、研究活動に必要となる基礎的な技能や論理的・批判的思考力などを身に付け、修士論文の研究テーマを絞り込む。なお必要な場合は、授業時間内での資料・データの収集・整理・分析方法に関する指導や、授業時間外での研究指導教員による個別指導も併せて行う。

(関口洋平)
比較教育に関する基礎文献を購読する。主として、比較教育の概念や理論、方法について学んだうえで、各国・地域の教育の制度や実態について比較的な視点で検討することで比較教育学について理解を深める。具体的には、マーク・ブレイ編著『比較教育学:伝統・挑戦・新しいパラダイムを求めて』(東信堂)を基礎文献として、比較教育の概念と方法を理解し、政治経済のありかたや文化がどのように教育に影響を及ぼしうるかを学ぶ。授業の進め方は受講生による発表や討論を中心とするものであり、授業を通じて日本の教育を複眼的視点で相対化するとともに、「よい教育とは何か」について考察していく。


〔授業計画〕
第1回 ガイダンス・自己紹介
第2回 基礎文献講読(1)
第3回 基礎文献講読(2)
第4回 基礎文献講読(3)
第5回 基礎文献講読(4)
第6回 基礎文献講読(5)
第7回 基礎文献講読(6)
第8回 基礎文献講読(7)
第9回 関心テーマの紹介
第10回 関心テーマに関する発表・討議(1)
第11回 関心テーマに関する発表・討議(2)
第12回 関心テーマに関する発表・討議(3)
第13回 関心テーマに関する発表・討議(4)
第14回 関心テーマに関する発表・討議(5)
第15回 関心テーマに関する発表・討議(6)

〔授業外学修の指示〕
本授業では文献の収集および精読、発表の準備など、授業外での学修が必須となる。必要な場合は適宜研究指導教員による個別指導を受けること。

〔使用教材〕
原則として、発表者が準備した文献のコピーやレジュメを教材として用いる。なお、著作権には十分に配慮すること。

〔参考図書〕
適宜指示する。

〔成績評価の方法・基準〕
1.期末レポート:40%
2.発表:40%
3.受講態度:20%

〔学生へのメッセージ〕
本授業終了時には修士論文の研究テーマをおおよそ確定させていること。
履修に関して留意すること
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