2013.07.30
第8回パッククッキング講習会を開催しました。
男の手料理をめざす!?男性参加者が急増しています!
今回で8回目となるパッククッキング講習会(指導教員:健康栄養学科浅野恭代教授、協力学生5名)が2013(平成25)年7月27日、受講者数は過去最多の53名を集めて開催されました。
「パッククッキング」とは、火を使わない真空調理の家庭版で、材料をポリエチレン袋に密封して電気ポットで調理する方法です。
焦がすことなく、煮くずれもしにくく、一人分のお粥やおかずを同時に作ることができ、また介護をしながら、掃除をしながら、他の作業をしながら調理ができます。
そんな便利さもあって53名中8名が男性、10代2名~70代7名、80代2名(2名とも男性)と幅広い年齢層の参加者でふだんから台所に立って調理されているのか包丁さばきが板についている男性の方がたくさんおられました。
作り出す前にパッククッキングする場合の注意事項の説明がありました。
①ポリエチレン袋(ビニール袋は絶対に使用しない。)を必ず1枚で使用、(2枚にすると間に空気が入る)
②油脂の使用はなるべく少量で、みりんや酒はあらかじめ煮切っておく。
③ポットのお湯は容量の3分の1程度とする。
④ポリ袋は水につけて空気を極力出して(真空状態を作り)根元を結ぶ。
⑤電気ポットに入れ用途に合わせて時間設定する。注意事項を守らないと事故の元となりますが、逆に基本さえ覚えておけばお家で作るどのよう具材にも応用できることになります。
このパッククッキングでは毎回5~6品を作りますのでレシピ数も年々充実してきています。
今回のメニューは
①しょうがご飯
②鶏肉のアスパラ包み焼き
③蛸のやわらか煮
④おからの炒り煮
の4種で、夏らしいさっぱり感いっぱいのメニューです。
受講申込者53名は年齢・性別・住所など異なる任意の9つのグループに分けられ、調理していきますので、まったく知らない方も協同作業を通して親しくなっていきます。なんといっても自分で作ったお料理を食べる、それもみんなで一緒に楽しく食べる、というのがこのパッククッキング講習会の魅力です。
みなさんも次回はぜひこの講習会にご参加ください。お待ちしております。