2014.04.07
第19回クリーン&歴史ウォークを後援しました。
4月6日(日)、桜満開の中、多くの市民の方々にご参加いただいて「第19回クリーン&歴史ウォーク」が行われました。
今回のクリーン&歴史ウォークには花見コースが盛り込まれており、期待通り桜満開の季節にあわせての開催となりました。畿央大学はこのイベントを後援(実行委員長に深田ボランティアセンター長が就任)しており、今回も教職員3名および学生4名がボランティアスタッフとして参加しました。
「美しい街づくりに参加しながら・・・この地の歴史に想いを馳せて!」をキャッチコピーに、クリーン活動を行いながら、地元広陵町にある正楽寺、八坂神社で歴史を学び、南郷環濠集落を巡りながら帰路に就くコースでした。
朝9時に「エコール・マミ」に集合。開会あいさつ、深田実行委員長のご挨拶の後に、理学療法学科の松本大輔先生による準備体操(ストレッチ)が行われ、ウォーキングがスタートしました。
ゴミ袋と火バサミを手に清掃活動をしながら進みますが、意外と落ちているゴミが少なく、地域住民の皆さんの日頃の美化努力がうかがえます。
時折、晴れ空の下、満開の桜を楽しみながら、正楽寺に到着。清掃活動はここで終了して、観音堂に入れていただき、広陵古文化会の平井顧問から、県指定文化財のご本尊「十一面観音立像」について、詳しくご説明いただきました。クリーン&歴史ウォークに参加される方の楽しみの一つは歴史学です。2mを超える観音様を目の前に平井先生から説明を聞けるだけあって、瞳をキラキラして解説を聞いておられました。
その後、隣にある八坂神社にて、再び松本先生によるウォーキング指導がありました。
広い境内で十分に体をほぐした後、ボランティア学生KiPTメンバーによる「○×クイズ大会」が行われました。KiPT(Kio Performance Team)は畿央大学自治会の畿友会直属のイベント企画・運営の専門団体です。普段からイベントの司会や運営をしており、クリーン&歴史ウォークのクイズ企画でも定評があります。
歴史や地元にちなんだ○×クイズが5つ出題されますが、なかなかの難問でした。
問題:八坂神社の境内にあるケヤキは「町指定天然記念物」ですが、さて、このケヤキの木はエコール・マミの建物よりも高い?(答えは○、八坂神社境内には、エコール・マミよりも大きなケヤキがあるのです。)
この問題をクリアした人には、エコール・マミ専門店で使える商品券が賞品として贈られ、ハズレでもマーミン・ミーマン(エコマミのキャラクター)のエコバッグが配布されました。
クイズで初対面の方とも会話も弾むようになったところで、一同は南郷環濠集落に向かい、後半5kmに元気にスタートしました。
満開の桜を眺めながら機嫌よく歩いていていたら、南郷環濠集落手前で雲行きが悪くなり、雨と霰に降られてしまいました。楽しみにしていた南郷環濠集落での見学・説明は中止して、皆で励ましあいながら足早にエコール・マミ(ゴール地点)まで無事に帰ってきました。
ゴール地点では、エコール・マミのスタッフの方がタオルを持って出迎えてくださり、参加者に温かいお茶とパンが振舞われました。
ご参加いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。
次回のクリーン&歴史ウォークは、今年の秋に第20回を記念して、いつもに増して大規模に開催される予定です。
皆様のご参加をお待ちしております!
【クリーン&歴史ウォーク】
主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会
後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、(独)都市再生機構西日本支社、畿央大学
協力:広陵古文化会、ふたかみ史遊会、畿央大学学生