2014.07.28
第9回パッククッキング講習会を開催しました。
2014年(平成26年)7月26日(土)に、第9回パッククッキング講習会を開催しました。
『パッククッキング』とは、真空調理の理論で、電気ポットとポリ袋(高密度ポリエチレン製)を利用した調理法のことをいいます。
この調理法の利点は、火を使わず安全に、簡単に、一人分の調理ができるところにあります。
焦げたり、煮くずれや煮詰まることがなく、うま味を逃がさず、出来上がりは、味が均一となります。
このパッククッキング講習会は、今回で9回目を迎え、毎回好評をいただいています。
今回も健康栄養学科の浅野恭代教授の指導の下、男性を含めた幅広い年齢層の47名に受講いただきました。
受講生のみなさんは8グループに分かれて調理を開始。
ポリ袋の中の空気を抜いて、真空にするのがポイントです!
手のひらで薄く伸ばすように押したり、水中で水圧を利用して空気を抜いた後、袋の口を結び、お湯に投入します。
(※今回は調理分量が多かったので、一部、ガスレンジと鍋を併用しています)
知らない方同士でもすぐに親しくなられ、和気あいあいとした雰囲気の中、協力し合ってテキパキと調理されていました。
今回の献立は、
・枝豆ごはん
・梅と豚の重ね蒸し
・なすとししとうの煮物
・トマトスープ
・梅ジュースのクラッシュゼリー
の5品でした。
参加された方の感想は、
「豚の重ね蒸しは、さっぱりしていておいしかった。」
「枝豆ご飯が、真空にするのが難しく、お粥になってしまった。」
などがありました。
今回、ご飯がやわらかめになった班が多かったようで、お米を調度良い硬さにするのが一番難しいようでした。
完成した料理をいただきながら、多数の方から、何人分まで一度にできるのか、カレーでもできるのか等と、浅野先生に質問が寄せられていました。
ご自宅に帰っても実践してみたいという意見も多くあり、大変興味を持たれたようです。健康栄養学科の学生5名も調理の手伝いやアドバイスに参加してくれ、地域の方々とのふれあいの中で学ばせて頂きました。