2014.11.19
畿央大学後援、第20回「クリーン&歴史ウォーク」が盛況に行われました。
11月16日(日)は晴天にめぐまれ、記念すべき第20回目の「クリーン&歴史ウォーク」が行われました。
クリーン&歴史ウォークは畿央大学隣のエコール・マミを出発点として、毎年春と秋に地元広陵町に点在する古墳や名所旧跡を巡って清掃奉仕活動ウォーキングをするイベントです。
今回は、午前は第1部としていつも通りの「クリーン&歴史ウォーク」、第20回目の記念イベントということで、午後に第2部「歴史体験イベント」 をエコール・マミのマミホールにて実施しました。
畿央大学はこのイベントを後援(実行委員長に深田將揮ボランティアセンター長が就任)しています。第1部は健康ウォークをしながら地域美化活動を行い、地元広陵町にある巣山古墳、讃岐神社で歴史を学び、帰路につくコースでした。教職員3名に加え、普段より多い17名の学生ボランティアが参加し記念イベントを盛り上げました。
第1部 クリーン&歴史ウォーク
朝9時前からエコール・マミのふるさと広場にて、ボランティア学生たちによって受付を開始。全体で91名の参加者にお掃除セットが配布されました。エコール・マミによる開会のご挨拶、深田実行委員長のご挨拶、理学療法学科の松本大輔先生による準備体操(ストレッチ)が行われ、ウォーキングがスタートしました。
ゴミ袋と火バサミを手に、紅葉の木々を眺めながら、かつらぎの道を進んでいくと 、地域の自治会の方々がお掃除をされており地域住民の方の美化意識の高さに関心しましたが、一般の道路に出るとタバコの吸殻や空き缶が捨てられていたので、溝に落ちているゴミを鉄枠をはずして拾い上げました。
巣山古墳に到着し、古墳の敷地内では様々なゴミが捨てられており、ビンやカンが埋まっているのを学生が一生懸命掘りおこすなど苦戦していました。
ここでいったん清掃活動は中断し、巣山古墳をバックに全員写真を撮りました。
そして、広陵古文化会顧問の平井儀一さんより、国の特別史跡に指定され馬見丘陵で最大の巣山古墳について説明をしていただきました。
歴史ウォークの楽しみの一つである古墳のお話には、皆さん真剣な面持ちで耳を傾けていました。
古墳の中にも入り、樹木が生い茂る急勾配の丘も、皆さん足元に気を付けながら登っていきました。
(巣山古墳については、第2部のフォーラムで講演がありました)
その後、少し歩いたところにある讃岐神社にて、KiPT(Kio Performance Team)メンバー5人による「○×クイズ大会」が行われ、5問全問正解者には、エコール・マミ専門店で使える商品券が、ハズレた方にもマーミン・ミーマン(エコマミのキャラクター)グッズが進呈され、皆さん喜ばれていました。
クイズ大会終了後は、再びゴール地点のエコール・マミをめざしてウォーキングをはじめました。
到着後、参加者の方々にアンケートを実施したところ、「今後も是非続けてほしい」「クイズも良かった」等のお声をいただきました。
ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。
第2部 歴史体験イベント
午後1時からは、エコール・マミ南館のマミホール文化教室にて、歴史フォーラムが開催され、50名を越す参加がありました。
フォーラム前半は広陵古文化会平井儀一顧問から「巣山古墳について」、後半はふたかみ史遊会の木原正昭会長から「邪馬台国 九州説」のお話をしていただきました。
第1部の歴史ウォーキングに参加された方々も引き続き参加され、文化教室は熱心に聴講される方々でいっぱいになりました。
午後2時からは、引き続き歴史イベントとして、幼児教育研究部KIDSの学生12名による人形劇、大型紙芝居、勾玉作り、ゆるキャラ撮影会などが開催され、大盛況でした。
この様子は、畿央大学Smile blogにてボランティア学生が報告いたします。
たくさんの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
来春に予定している第21回クリーン&歴史ウォークにもご参加をお待ちしております。
【クリーン&歴史ウォーク】
主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会
後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、(独)都市再生機構西日本支社、畿央大学
協力:広陵古文化会、ふたかみ史遊会、畿央大学学生