畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(応用編)を開講しました。

2010/09/21更新

2010(平成22)年9月11日(土)、12日(日)、「平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー 応用編」が開講されました。7月24日、25日の基礎編に続くものとして、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心に全国から約200名の方が受講され、脳科学(Brain Science)とそれを基盤にしたリハビリテーション介入であるニューロリハビリテーションへの応用の取組みが期待されています。

 

ほとんどの受講者は7月の基礎編参加者であるため、前回とは趣きを変えて、冬木記念ホールというすり鉢状の講演会場で講義を聴く形式としました。今回の応用編では、基礎編のような局在機能ではなく、ヒトの行動や思考についての脳機能を神経ネットワークの視点から考えるという高度な講義内容でした。
基本的な内容から最新の知見をはじめ臨床的な症例を交えながらわかりやすく説明しました。

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時計台の左の冬木ホールが今回の会場

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受付風景(東北~九州の全国から約200名)

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森岡周教授による開講のご挨拶

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講義ホールの大画面を見ながら受講

ニューロリハビリテーションセミナー応用編の講義テーマおよび講師陣等は、以下のとおりでした。

 

(1日目)
1.感覚情報処理機構  森岡 周
2.上肢運動制御の脳内機構  谷口 博
3.姿勢・歩行制御の脳内機構  冷水 誠
  テーブル討議  
  懇親会  

 

(2日目)
4.運動学習の脳内機構 冷水 誠
5.情動とコミュニケーションの脳内機構 信迫 悟志
6.思考と記憶の脳内機構  前岡 浩
7.運動イメージとミラーニューロンシステム 松尾 篤
  質疑応答  

 

このセミナーでは大学の授業と同じ1コマ90分としていますが、講師陣はできるだけ多くの知見の紹介に心掛けており、基礎編(174頁)、応用編(256頁)のテキスト資料編纂には多大な労力をかけています。単なる神経疾患のリハビリ(Neurologic rehabilitation)ではなく、Neurologyはもちろん、Neuroscience的知見の臨床応用をめざす点において重要だからです。したがって、Neuro-rehabilitationの研究を推進するためには、リハビリ医学、理学療法学、作業療法学、言語療法学、神経内科学だけでなく、解剖学、神経生理学、バイオメカニクス、心理学、計算論的神経科学、などの学際的な知恵を結集する必要があるからです。
そして、畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー次回12月の「臨床編」は、リハビリの現場で働くみなさま方に一筋の光をご提供できるのではないかと考えています。

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