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看護医療学科の新着情報一覧

2019年の看護医療学科の新着情報一覧

2019.12.26

就活レポート~就職活動の現場から~No.567(保健師)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第567弾! 看護医療学科9期生(20卒) A.O さん 奈良市・保健師 勤務       【その自治体に決めた理由】 自分の生まれ育った市の穏やかな雰囲気がとても好きで、そこで暮らす住民の方々が健康でもっと楽しい生活を送ることができるように保健師としてサポートしていきたいと思ったため志望しました。     【就職活動を振り返って】 保健師になるためには公務員試験の勉強が必要であると分かったいたのですが、3回生の臨地実習などで忙しく自分自身に余裕がなかったため、本格的に勉強を始めるのが遅かったです。もっと3回生の前期や春休みなど時間を見つけて取り組んでおくことで、心に余裕を持つことができたなと思いました。 また、就職活動でのエントリーシートや面接を通して、自己分析や、将来どのような保健師になりたいか、社会人としてどのように成長をしていきたいのかなど、じっくりと考えることができました。就職活動を通して私自身、成長することができたような気がします。     【就職活動でPRしたポイント】 保健師として、自分の住んでいる地域の住民の生活を健康面からサポートしていきたいという強い思いや、自分自身の長所をアルバイトでの経験を踏まえながらアピールしました。また、実習での学びを踏まえながら保健師としてどのような活動をしていきたいかについて具体的に伝えました。     【教採・公務員対策室と就職サポートについて】 公務員試験の勉強を始めるのが遅かった私に対して、これからの勉強方法や就職活動の流れについて丁寧に教えてくださいました。エントリーシートでは自分の言葉をうまく文章にできないことが多かったのですが、教採・公務員対策室の方に添削していただき、相手に伝わりやすいような文章を書くことができました。面接練習では本番に近い雰囲気で何度も繰り返し行い、私自身の話し方の特徴についてや面接時のアドバイスをたくさんしてくださいました。また、本番直前に練習をお願いしたこともあったのですが快く引き受けてくださり、自信を付けることができました。本番直前で焦って頼ることが多かったのですが、丁寧に対応してくださり、また学内で会った時も気にかけて励ましていただき、教採・公務員対策室の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動と大学の授業との両立が大変だと思います。保健師は就職先が決まる時期が遅いことが多いため、周りの友達の就職先が決まって焦ることもあると思いますが、自分のペースで進めていけばいいと思います。また行政保健師になりたいと思うのであれば、公務員試験の勉強は早いうちにしておくべきです。3回生の後期は実習で勉強する時間がないと思うので、時間のある3回生前期から始めておけば後々楽になると思います。試験の面接でも緊張すると思いますが、教採・公務員対策室の方を頼って何度も練習をすることと、自分の意見をしっかり持っておけば対応できると思います!就職のことを考えすぎるとしんどくなってしまうので、息抜きもしっかりして、頑張ってください!応援しています(^^)       

2019.12.25

令和元年度「臨床実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科

2019年12月14日(土)午後よりP201講義室において、看護医療学科の「令和元年度臨床実習指導者研修会」を行いました。この研修会は、臨床実習指導者および本学看護医療学科の教員が学生の看護実践能力の向上のために協働し、効果的な実習指導を行うことを目的として、また日頃の学生指導を振り返るとともに相互の交流と親睦を深める機会として年1回開催しており、今回で9回目となります。   当日は12月の寒い中にあっても暖かい日差しに包まれた日となり、15施設から45名もの臨床実習指導者の方々にご参加いただき、本学教員を含め70名での研修会となりました。   <第1部 講演> 「看護基礎教育における実習で教授する臨床判断能力とは」 大阪府立大学大学院看護学研究科 教授 細田泰子先生   本年度は、臨床判断能力について学んで実習指導に活かそうということで研修を行いました。第1部は、大阪府立大学大学院看護学研究科の細田泰子教授に、「看護基礎教育における実習で教授する臨床判断能力とは」というテーマでご講演をいただきました。臨床判断能力は経験のある看護師であれば誰しもが持っているものです。しかし、学生や新人のように、経験が浅いとなかなか「その場の判断」ができません。看護過程のような論理的な思考とは異なる、その場での判断能力である臨床判断能力のモデルを教えていただきました。     <第2部 グループワーク> 第2部では、場所を食堂「カトレア」に移し、本学の実習施設(病院や訪問看護ステーションなど)の指導者と本学教員が数名ずつ入り混じった小グループに分かれ、グループワークを行いました。第1部で臨床判断能力を評価するためには、ルーブリックという評価方法があることも、細田先生からご紹介いただきました。そこで、グループワークではこの評価を参考にして、学生の臨床判断能力を養うことを、実習指導場面でどのように実現するかについて議論をしました。いくつかのグループに意見交換の内容を共有していただきましたが、その多くが注目していたのが、臨床判断モデルの中の“気づき”のフェーズでした。たとえば、気づきを促すための学生への発問を難しいと感じるが、学生のレディネスに合わせて発問の前に助言を工夫しているという取り組みが紹介されました。   また、気づきの前段階として患者へ関心を寄せることができるように導いたり、そのためにも指導者自身の思考を言葉にして学生に伝えたりすることも大切だという意見もありました。想像力や非言語的コミュニケーションスキルが未発達でも、ちょっとした誘導や枠組みの設定で学生が気づくことができるのではないかとの意見も出てきました。最後に、共有された内容について細田先生が総括され、学生とともに行うデブリーフィング・振り返りによってさらに思考過程を深めることができる好機として、カンファレンスの重要性についても改めて強調されました。細田先生は、「Think like a nurse(看護師のように考える)」というタナー氏の言葉を添えられ、臨床判断モデルにより学生が実習で即興的に判断できる能力を養う可能性を示唆されました。   臨床判断能力というものは、可視化したり評価したりすることが難しいものではありますが、このようなモデルや評価を用いることで、学生や新人の教育に活用できるかもしれません。 研修会後のアンケートでは、グループワークでの教員のファシリテートに改善の余地が示唆されましたが、おおむね参加者の方々からは、「学生への関わりを振り返る機会になった」「指導について他施設の指導者と共有できた」「日頃の指導の裏付けができた」「今後の指導に活かしたい」など多くのご意見をいただくことができました。     最後に、本学看護医療学科長の河野由美教授による講評があり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。 今後も臨床実習指導者と教員間でのコミュニケーションを図りながら、学生を導いていけるよう努力を重ねていきたいと思います。 ご参加いただきました臨床の皆様、ご講演とご指導いただきました細田先生、ありがとうございました。   看護医療学科准教授 乾 富士男・林田 麗   【関連記事】 平成29年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 平成28年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 平成27年度 臨地実習指導者研修会を開催しました~看護医療学科 平成26年度 臨地実習指導者研修会を開催しました。(看護医療学科)

2019.12.18

就活レポート~就職活動の現場から~No.561(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第561弾! 看護医療学科9期生(20卒) N.T さん 病院(看護師)  勤務     【その病院に決めた理由】 奈良県の病院で、小児科に務めたいと考えている中で、小児救急が充実されているところから病院を決めました。また地域病院との連携も図られており、急性期病院で治療して終わりではなく、患者の退院後の生活まで寄り添えると考えました。   【就職活動を振り返って】 動き出すのが遅かったと思います。病院の採用の資料を読むのも3月末頃に大学で行われていた病院紹介を聞いてからでした。就職希望だった病院は5月から試験が始まる予定だったため間に合いましたが、就職したい候補の病院の試験予定は調べておくべきだと思いました。インターンシップは行かず、希望病院の見学会だけ参加しました。   【就職活動でPRしたポイント】 就職への思いとしては、小児看護師として働きたいことと、その病院に務めたいことをアピールしました。また、自分のPRは、社交性があることと、体調管理に気をつけていることをアピールしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 推薦試験だったため、面接のみの試験でした。試験に必要な書類を集める手伝いや面接練習をしていただきました。最後の練習でも完成度の高いレベルまで仕上げることはできませんでしたが、気持ちがポジティブになるようにサポートしていただいたため、前向きに試験に臨めました。練習をする日程を合わせるのにも、他の生徒の予約との兼ね合いがあると思うので、自分のしたい日にできないかもしれません。予定が分かれば、早めにキャリアセンターと日程を合わせておくといいと思います。       【後輩へのアドバイス・メッセージ】 話したい内容を考えていても、思いもよらないトラブルから慌てて、思った通りに行かないと思います。目線を逸らしてしまっても、伝えたいことを話している時だけは、質問をした人の目をしっかり見て、とにかく笑顔で答えたら印象よいと思います。      

2019.12.16

就活レポート~就職活動の現場から~No.559(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第559弾! 看護医療学科9期生(20卒) S.T さん 病院(看護師) 勤務   【その病院に決めた理由】 実習先でもあり、指導者さんが患者さんの生活背景にそった個別性のある看護を指導してくださいました。この病院であれば、患者さんの個別性に沿った根拠のある看護が行うことができると感じたため、志望しました。また、実習生に、厳しくも優しく熱心に指導してくださり、新人教育も充実していることも魅力に感じました。    【就職活動を振り返って】 実習や勉強で、忙しくて病院見学やインターンシップに十分に参加できなかったので、実習などが始まる前に、病院見学やインターンシップに参加すればよかったと思いました。様々な病院に行って、どの病院が、自分の行いたい看護を行うことができるか考えながら就職活動を行うと、より就職活動のモチベーションが上がると思いました。    【就職活動でPRしたポイント】 面接では、常に笑顔で相手に伝わりやすいような話し方を意識しました。自分の目指す看護師像と志望病院の理念が一致していることや、実習で感じた病院の印象も織り交ぜながら、この病院で働きたいと思っていることを一生懸命PRしました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は緊張しやすい性格で、面接はとても苦戦しました。わからないことが多くとても不安な気持ちでいっぱいでしたが、キャリアセンターの方が、私の持ち味を最大限に活かしながら、就職活動をサポートしてくださったため、不安も軽減し、自信を持って就職活動を行うことができたと思います。また、相手に伝わりやすい話し方のポイントやマナーなど、今後も就職する上で役に立つことも教えてくださり、身につくものがたくさんありました。担任の谷口さんをはじめ、キャリアセンターの方にはとてもお世話になりました。       【後輩へのアドバイス・メッセージ】 3回生の後期から実習が始まるので、病院見学やインターンシップなどは参加しづらくなります。そのため、実習が始まるまでに、気になる病院の見学やインターンシップに参加するとよいと思います。はやめに就職活動を行うことで、気持ちにも余裕ができ、勉強のモチベーションも上がると思います。様々な病院に行って、自分の行いたい看護ができる病院をじっくり吟味して考えるとよいと思います。勉強や実習で大変だと思いますが、悔いのない就職活動ができるよう頑張ってください!      

2019.12.15

2/21(金)第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催します。

    健康と教育のスペシャリストを育成する畿央大学では、2020年2月21日(金)に「認知症」をテーマに下記の要領で『第18回畿央大学公開講座』を開催します。受講料は無料ですので、ぜひ皆様奮ってご参加ください。 実施要項 開催日時 2020年2月21日(金)13:00~14:30 【受付開始12:30~】 会場 畿央大学 P棟2階 P201・202講義室 ※駐車場はございませんので、  公共交通機関を利用してご参加ください。 定員 150名(先着順) ※1月7日(火)から申込を開始します。 参加費用 無料(筆記用具をご持参ください。) ※受講証の発行は致しません。  当日直接本学にお越しいただき、  公開講座受付で会場をご確認ください。 講座内容        13:00~13:50 「当事者とともに創る認知症ケア」      【講師】山崎 尚美(畿央大学健康科学部 看護医療学科 教授) 昨年度に続く「認知症」に関する講座になります。 認知症とともに生きる人の「パートナー」となるためには どのように考え行動したらよいのかを講義します。また、 現在活動している畿央大学学生認知症啓発チーム「Orange Project」や 認知症スクリーニングアプリ「きおトレ」の紹介など、 広陵町内で行っている活動について紹介いたします。 14:00~14:30 「若年性アルツハイマーと向き合って」 【講師】平井 正明 氏(まほろば倶楽部 代表) 病気と向き合うようになってからの心の動きや 家族の理解ときずなとの出会い、 どのように今の活動にいたったのか についてご講演いただきます。   同時開催 「きおトレ」アプリ体験(14:10~15:20※希望者のみ、先着20名)   ”きおトレ”とは…ご自身の認知機能を知ることができるスクリーニングアプリです。体験の際に使用していただくタブレット機器はこちらで準備いたします。先着20名のためご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください 介護相談  15:00から介護相談(当日受付)を行います。なお、相談は後日になる場合もございます。   申込方法( 以下のいずれかの方法でお申し込みください。2020年1月7日から受付開始) E-mail・FAXでお申込みの場合 ① 氏名(フリガナ)、② 年齢、③ 住所、④ 電話番号(FAX番号)をご明記の上、お申し込みください。 ※ 医療系職種に従事されている方は、その旨ご記入ください。 ※「きおトレ」アプリ体験をご希望の方は、「きおトレアプリ体験を希望します」とご記入ください。  (アプリ体験は先着20名のため、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。) 【申込先】 E-mail:info@kio.ac.jp   FAX:0745-54-1600 専用フォームによるお申し込みの場合 下記申込フォームより、お申込みください。 ↓ 申込フォーム ※1/7(火)より公開いたします。今しばらくお待ちください。 問い合わせ先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:info@kio.ac.jp  TEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600   ▼ポスターPDF(画像をクリックするとPDFデータがご覧頂けます)  

2019.12.11

就活レポート~就職活動の現場から~No.554(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第554弾! 看護医療学科9期生(20卒) M.T さん 病院(看護師) 勤務     【その病院に決めた理由】 私が看護師を目指すきっかけをくれた病院であること。インターンシップに参加した際に、働いている看護師の先輩後輩間の仲が良く、職場の雰囲気が良く感じられたので選びました。   【就職活動を振り返って】 苦労したことは、自分の言いたいことをわかりやすく伝えることでした。自分の伝えたい内容をあらかじめまとめて、面接練習に挑んだのですが、すごく緊張してうまく受け答えができないことに気づきました。そこで、文を一語一句覚えるより、自分の中でこれだけは絶対に伝えたいという「キーワード」を絞るようにしたことで、緊張の中でも言いたいことを伝えることができました。また、面接時の受け答えは、長すぎると結局何が言いたいのか?となってしまうので、結論(自分が一番伝えたいこと)から先に伝えるようにしました。   【就職活動でPRしたポイント】 自分の長所や大学生活で学んだことを就職してからどのように活かせるかを具体的に伝えるようにしました。また、自分の目指す看護師像を明確にすること、病院説明会やインターンシップに参加したことで、たくさんある病院の中でなぜこの病院を選んだかをアピールすることができました。面接では第一印象が大切だと教えてもらったので、笑顔で元気よく話すことを意識しました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書に記述する内容を丁寧に何度も添削していただきました。先輩方の就職データが豊富にあるので、面接練習では過去の傾向に合わせて的確なアドバイスをもらうことができました。何度も面接練習に付き合っていただいたので、自信をもって後悔のない面接をすることができました。就職活動を乗り越えることができたのは、辻谷さんのサポートがあったからだと思い、とても感謝しています。         【後輩へのアドバイス・メッセージ】 少しでもいいなと思った病院があれば、説明会やインターンシップに参加する方がいいと思います。職場の雰囲気を知ることで、自分が将来どのように働きたいかをイメージしやすくなると思います。また、就職試験の際はとても緊張すると思いますが、元気よく笑顔で挑む姿勢が大切だと思います。うまくいかないこともあるかもしれませんが、今までの自分の努力を信じて、最後まで頑張ってください。        

2019.12.06

就活レポート~就職活動の現場から~No.551(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第551弾! 看護医療学科9期生(20卒) Y.Fさん、M.Yさん 病院(看護師) 勤務   (文中、敬称略) 【その病院に決めた理由】 (藤本)教育体制が整っており、実際に働いてる看護師の雰囲気がよかったことや、福利厚生面が長く看護師として働きたいと考えている私に合っていると思ったからです。 (吉田)教育制度と福利厚生が整えられているからです。また、インターンシップに参加した際に病棟の雰囲気や看護師の患者への接し方を見て、良い印象が残りました。     【就職活動を振り返って】 (藤本)第1回試験のエントリーが予定の締切日より早く打ち切られたため、希望していた日程より遅いスタートとなってしまいました。なので、就職したいと思った病院を決めたらすぐに応募するべきだと思います。また、実習が忙しくても早めにインターンシップや見学会へ行き、事前に情報収集することで、気持ちも楽に国家試験勉強に臨めると思います。 (吉田)行きたい病院も決まっておらず、何からすれば良いのか分からず不安もありましたが、いくつかの病院インターンシップに行き、様々な病院を比較して受ける病院を決めました。志望動機や自己PRも何度もキャリアセンターの方に添削していただき、面接練習でも的確なアドバイスをくださったおかげで、思い返せば楽しんで就職活動をすることができました。     【就職活動でPRしたポイント】 (藤本)看護師になるきっかけや、実際に実習を振り返った学びなどを伝えました。 とにかく笑顔で明るく、ハキハキと自分の考えや思いを伝えることが大切だと思います。 (吉田)いつでも笑顔を絶やさないことや、部活やアルバイトを通して協調性などを身につけたことをPRしました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 (藤本)キャリアセンターの方が自分の納得できるまで、面接や小論文の指導をしてくださるので、安心して当日試験を受けることができました。なので、病院を決めたらすぐにキャリアセンターに相談しに行くべきだと思います。 (吉田)初めは何も分からず不安でしたが、相談に行ったら真剣にアドバイスをくれ、また面接練習でもとても的確にアドバイスをしてくださり、とても就活をスムーズに行うことができました。                             (吉田さんと藤本さん㊨)     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 (藤本)実習や卒論など忙しい時期ですが、できる限り早くから就職活動を始めることで、後々気分的に楽に国家試験勉強に臨めると思います。病院選びなどで悩んだ時には、担任・ゼミの先生方やキャリアの方に相談しにいくこともお勧めします。大変なことがあると思いますが、頑張ってください。 (吉田)小論文の練習は一度もしませんでしたが、面接も面接官の顔をみて、笑顔で受け答えできたら大丈夫です。早めのうちからキャリアセンターに行って、相談するといいと思います。        

2019.12.04

就活レポート~就職活動の現場から~No.549(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第549弾! 看護医療学科9期生(20卒) K.Nさん 病院(看護師)勤務   【その病院に決めた理由】 以下3つの理由からです。 ・看護師や医師、クラーク等の雰囲気がよく働きやすそうだったから。 ・指導が丁寧でしっかりとした教育が受けられそうだったから。 ・小児専門病院だから小児について深く学べると考えたから。   【就職活動を振り返って】 「可能な限り転職はしたくない」と考えているので、一生働くことになっても後悔しないような自分に合った過ごしやすく成長もできる場所を決めるのが難しかったです。実習が終わった3月から就職活動を始めたので、スタートが少し遅れてしまい就職先についてしっかり考える時間が短くなりました。その結果4〜6月はとてもバタバタしてしまいました。「小児の道に進みたい」とは考えていましたが、今まで将来のビジョンを細かく考えたことがなかったため、就職活動が「自分がどうなっていきたいのかをよく考える良いきっかけ」になったと思います。     【就職活動でPRしたポイント】 自分の強みとそのエピソード、就職した場合はその強みをどのように活かし貢献することができるかをアピールしました。また、自分の弱みをどう理解し、それを今後どのように改善していこうと考えているのかも伝えました。そして、「この病院じゃないと自分の理想を実現できない!」ということを特に強調しました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 自分の考えをしっかり尊重して、その上で的確な指導をしてくださって自分の考えをまとめる手助けしてくださってとても感謝しています。また、今まで面接経験がない人でもきちんとした受け答えをできるように何回でも練習に付き合ってくださったので沢山利用させてもらって良かったなと思いました。       【後輩へのアドバイス・メッセージ】 悔いのない就職活動にするためにインターンや病院見学は早い時期から始めておくのが本当に大事なので3年生のうちから就職活動を始めておくでいいと思います。面接に関してはどんな質問をされてもぶれないように自分の考えをまとめることが1番のポイントかなと思うので皆さんも頑張ってください!        

2019.11.29

2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2019年11月22日(金)、「第13回基礎看護技術自己学修会」を行い、2回生8名が参加しました。     学生は、清拭や寝衣交換等、自己学修したい技術を積極的に計画していました。しかしながら、準備段階のベッドメイキングで「手順をすっかり忘れてしまっている」という事実に直面し、急遽「ベッドメイキング」と「バイタルサイン測定」を中心に自己学修を行いました。   参加した学生からは以下のような感想がありました。   【参加した2回生の感想】 バイタルサイン測定もベッドメイキングも、基礎看護学実習で実施した以来で、あいまいになっているところがあって、実習にこのまま行っていたら…。2つの内容に時間をかけてしっかり復習したので目的の演習まで進めないほどでした。習得したはずの技術をもう一度確認できる機会があって、すごくよかったです。先生方、ありがとうございました。 勝田真都   半年前までは、当たり前の様に実施できていた技術も、期間が少し空くだけで「まず何からどうするんだったっけ?」と手も足も出ませんでした。先生方に一つ一つ指導して頂かないと出来ず、少し実施しないとこんなに忘れてしまうんだと焦りを感じました。習得した技術を確実に実施できるよう、来年の実習に向けもっと練習しようと思います。   濵岡咲良     今回、清拭の復習をしようと思い、基礎看護技術自己学修会に参加しましたが、清拭をする前段階のベッドメイキングもままなりませんでした。そのため予定を変更しベットメイキングの練習とバイタルサイン測定の練習をしました。このまま基礎看護技術を復習せずに実習に行くのは大変怖いことだと気づいたので参加して良かったです。次回も参加しようと思いました。   山中もも   基礎的な技術も忘れてしまっていたので、学修会に参加して自分がどこを忘れているのか確認することができました。また、たくさんの先生方の指導があったため、正確に学修することができました。 李美優   1年生の時に毎週頑張って身につけた知識や技術を忘れていたのが悔しく、情けなかったです。既に学んだことを来年の実習の際に発揮することができずに、基礎の部分から復習することは絶対に大変だなと感じました。基礎看護学で教えてくださった先生が付き添い教えてくださったので、意味のある自己学修の時間でした。残り1回となった自己学修会の時間もぜひ参加したいと感じたと同時に、一年経つと忘れてしまっていたことから、実習前にも復習の機会を持ちたいと思います。   渡邉綾音     2回生後期は、講義が中心の授業となるため、看護技術を実施する機会が少なくなります。1回生後期の基礎看護学実習の時点では実施できていた看護技術も、実施する機会がなければ徐々に忘れてしまうため、定期的に復習の機会を設けることが必要であると考えます。   3回生後期の各看護学実習で患者さんにより良い看護を提供するためには、まず、基礎看護技術を確実にできることが必要です。学生が主体的に自己学修に取り組むことができるように、今後もサポートしていきたいと思います。   看護医療学科 基礎看護学領域教員 林有学・須藤聖子・小林智子・中西恵理   【関連記事】 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2019.11.22

国立療養所長島愛生園でハンセン病回復者の現状を体感する~看護医療学科「健康学特論」

2019年11月15日(金)、ハンセン病家族補償法が可決されました。また同日、ハンセン病をめぐる差別の解消に向けた啓発を行うため、名誉回復の対象に「家族」を加える「改正ハンセン病問題基本法」も成立しました。(2019年11月22日公布・施行)   畿央大学健康科学部看護医療学科では、2015年度より保健師対象科目「健康学特論」において、受講者を岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園(2015年度のみ長島愛生園及び邑久光明園の2園)に直接赴き、納骨堂に献花し、往時に使用されていた収容施設や監房等も見学、そして、現在も入所されている回復者(ハンセン病はすでに治っていますが、社会との断絶により療養所に残らざるを得なかった人々)の話に耳を傾けて参りました。   今年度後期は、2回生に向けた開講の2年度目でした。本年6月の熊本地裁判決以降、めまぐるしい変化が起きており、本科目の開講中にも先述のとおり家族補償法等が可決され、学生にとっても社会の「今」を学ぶ機会となりました。そのような中、11月19日(火)に受講生たち24名とともに、長島愛生園を訪問しました。   到着後、私たちは歴史館の見学を行いました。11月初旬に本学にてご講演いただいた田村朋久学芸員が直接、歴史館(もともとは事務本館だったもの)の館内で、解説をしてくださいました。   ▼歴史館   ▼田村朋久学芸員による解説の様子   学生たちは、展示物を非常に熱心に見入っていました。その後、園内の見学に移りました。     収容桟橋(写真左)、回春寮(収容されてすぐに入る施設)と続きました。写真右は回春寮内で当時使われた消毒風呂(クレゾール)です。    ▼左側写真:収容桟橋 右側写真:消毒風呂   左写真は病室で、監房跡(写真右)です。監房跡は、現在、外壁のみが残されています。   ▼左側写真:病室 右側写真:監房跡   その後、亡くなっても「社会復帰」が叶わなかった方々が眠る納骨堂と、1996年まで続いた優生保護法(優生保護法施行以前も行われていましたが)による強制堕胎の胎児を祀る水子地蔵の前でそれぞれ花を捧げ、手を合わせました。     午後は、入所者であり回復者である石田雅男さんのお話を伺いました。私もですが、学生たちも石田さんのお話には深い感銘を受けました。石田さんとはご講演の最後に記念写真を撮らせていただきました。     長島愛生園の訪問は大学院生時代、金泰九(キム・テグ)さんのお住まいにお伺いしたことから始まります。石田さんのお話を伺いながら、今は亡き金さんを思い出しました。 石田さんのお話を伺った後、病棟等を見学し、愛生園看護部のスタッフのみなさまが主導され、グループワークを行いました。学生たちは、はじめは少し硬かったものの、スタッフのみなさまのサポートの下、すぐに打ち解け、充実した時間を過ごすことができました。     ここで、学生たちの感想を一部だけ紹介したいと思います。   【学生の感想】  「実際に療養所に行く前に、授業でハンセン病について、療養所について学び、発表をしたので、歴史館や園内見学などでさらに知識が深まったと思います。また、新聞記事やビデオだけでは感じることのできない療養所の雰囲気をリアルに体験することができ、とてもよかったと思います。」   「(中略)行ってみてわかったことは、とても明るくて優しい人と場所であり、語り部もおっしゃっていましたが、ハンセン病を通して、人の優しさとぬくもりを知ることができた良い経験となりました。」    「もしこの科目を受講していなければ、ハンセン病に関する問題を知ることはなかったし、療養所を見学する機会もなかったと思います。模型を使った説明や展示物を見ることで、より当時から続く差別や迫害の恐ろしさを感じることができました。また、実際にそれを乗り越えた方の話を直接聞くということは、いつまでできることかわからないし、それを聞かせていただけたのは大変貴重であり、誇らしいことだと思いました。」   「事前学習でハンセン病のことを調べていて、ハンセン病のことを理解した気になっていた自分がいたが、実際に療養所に行って、歴史館見学をし、語り部さんのお話を聞いたとき、理解した気になっていた自分が恥ずかしくなった。実際に直接話を聞くことができ、本当に貴重な体験ができた。」     「百聞は一見に如かず」。毎回、長島愛生園を訪問して思うことです。 受講生たちは本科目の主たる内容である「医療問題と人権」の一端を深く学び、胸に刻むことができたと思います。「偏見を持たないこと、持たないためには自分が知り学ぶことが大切」と学生たちも話していました。今後も、ハンセン病のみならず、まだ社会に残る差別の解消に向けた取り組みにかかわり、人道・人権尊重を主体とした医療従事者養成に寄与していきたいと考えております。   最後に、長島愛生園 歴史館、自治会、看護部のみなさま、貴重なお時間をいただきありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   看護医療学科 准教授 文鐘聲   【関連記事】 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科 国立ハンセン病療養所を訪問~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所を訪問~看護医療学科 日本における感染症対策ーハンセン病の歴史ーを学ぶ~看護医療学科

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