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2019年のトピックス一覧

2019.12.27

年末年始の休業期間について(冬季休業期間12/29~1/3)

2019年12月29日(日)~2020年1月3日(金)は冬季休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願いいたします。 お問合せについて 上記期間中は電話・FAXでのお問い合わせには対応できません。Eメールでお問い合わせいただいた場合、ご返信は1月4日(土)以降となりますのでご了承ください。また、キャンパス内への立ち入りもできません。  資料請求について 上記期間中にご請求いただいた資料の発送は、1月6日(月)以降となります。なお、テレメールによる資料請求の場合は、12月31日(火)・1月1日(水)を除き通常通り発送を行っていますので、お急ぎの方はご利用ください。 → 資料請求フォームはこちら 一般入試前期日程・センター試験利用入試前期日程の出願受付について 出願期間は2019年12月20日(金)~2020年1月15日(水)消印有効です。出願期間中はいつでもインターネットで出願登録を行うことができますが、冬季休業期間はお問い合わせには対応できません。誠に申し訳ございませんが、お問い合わせは1月4日(土)以降にお願いいたします。また受験票の発送および志願者速報の更新も休止させていただきますのでご了承ください。 → 一般入試前期日程 → インターネット出願    

2019.12.25

【中止】2019年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展のご案内

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症の拡散防止のため、本年度の卒業研究・作品展は開催を見合わせることにいたしました。学生の4年間の集大成である研究・作品の発表を実現できなくなるのは大変心苦しく断腸の思いですが、在学生・来場者の皆さまの健康面を最優先に考えての判断です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 2019年度の人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』は、大和高田さざんかホールで行います。 在学生の4年間の集大成となる卒業研究・作品として、58点が展示される予定です。ご来場を心よりお待ちしております。   ▲今年のポスターは2回生中山瑞貴さんがデザイン 開催日時・場所 会 場 大和高田さざんかホール 展示ホール奈良県大和高田市本郷町6-36【TEL】0745-53-8200 ※さざんかホールには一般来場者用の駐車場はございません。 お車でお越しの際は、JR高田駅西側の市営の立体駐車場をご利用ください。(有料) 主 催 畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科 日 時 2020年2月29日(土)10:00~18:00 2020年3月1日(日)10:00~16:00 備 考 入場無料     【関連リンク】 ●人間環境デザイン学科「2018年度卒業研究・作品展」を開催しました ●人間環境デザイン学科 作品ギャラリー(過去の卒業作品をまとめた特設サイト)

2019.12.15

2/21(金)第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催します。

    健康と教育のスペシャリストを育成する畿央大学では、2020年2月21日(金)に「認知症」をテーマに下記の要領で『第18回畿央大学公開講座』を開催します。受講料は無料ですので、ぜひ皆様奮ってご参加ください。 実施要項 開催日時 2020年2月21日(金)13:00~14:30 【受付開始12:30~】 会場 畿央大学 P棟2階 P201・202講義室 ※駐車場はございませんので、  公共交通機関を利用してご参加ください。 定員 150名(先着順) ※1月7日(火)から申込を開始します。 参加費用 無料(筆記用具をご持参ください。) ※受講証の発行は致しません。  当日直接本学にお越しいただき、  公開講座受付で会場をご確認ください。 講座内容        13:00~13:50 「当事者とともに創る認知症ケア」      【講師】山崎 尚美(畿央大学健康科学部 看護医療学科 教授) 昨年度に続く「認知症」に関する講座になります。 認知症とともに生きる人の「パートナー」となるためには どのように考え行動したらよいのかを講義します。また、 現在活動している畿央大学学生認知症啓発チーム「Orange Project」や 認知症スクリーニングアプリ「きおトレ」の紹介など、 広陵町内で行っている活動について紹介いたします。 14:00~14:30 「若年性アルツハイマーと向き合って」 【講師】平井 正明 氏(まほろば倶楽部 代表) 病気と向き合うようになってからの心の動きや 家族の理解ときずなとの出会い、 どのように今の活動にいたったのか についてご講演いただきます。   同時開催 「きおトレ」アプリ体験(14:10~15:20※希望者のみ、先着20名)   ”きおトレ”とは…ご自身の認知機能を知ることができるスクリーニングアプリです。体験の際に使用していただくタブレット機器はこちらで準備いたします。先着20名のためご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください 介護相談  15:00から介護相談(当日受付)を行います。なお、相談は後日になる場合もございます。   申込方法( 以下のいずれかの方法でお申し込みください。2020年1月7日から受付開始) E-mail・FAXでお申込みの場合 ① 氏名(フリガナ)、② 年齢、③ 住所、④ 電話番号(FAX番号)をご明記の上、お申し込みください。 ※ 医療系職種に従事されている方は、その旨ご記入ください。 ※「きおトレ」アプリ体験をご希望の方は、「きおトレアプリ体験を希望します」とご記入ください。  (アプリ体験は先着20名のため、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。) 【申込先】 E-mail:info@kio.ac.jp   FAX:0745-54-1600 専用フォームによるお申し込みの場合 下記申込フォームより、お申込みください。 ↓ 申込フォーム ※1/7(火)より公開いたします。今しばらくお待ちください。 問い合わせ先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:info@kio.ac.jp  TEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600   ▼ポスターPDF(画像をクリックするとPDFデータがご覧頂けます)  

2019.12.02

2020年2月、香芝SAと岸和田SAで畿央生が作った「麺メニュー」が発売されます。

発売に先立って健康栄養学科の学生たちが香芝サービスエリアで試食会を実施! 来年の2月から販売予定!!   畿央大学では㈱近鉄リテーリングと連携し、6回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組みました。昨年度は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとし、香芝SAのフードコートではグランプリ受賞の「大和三山の雪化粧」、準グランプリ受賞の「すき焼き風奈良の郷土んぶり」、また岸和田SAでは特別賞を受賞した「鶏のザクザクあんかけ丼」が販売され、いずれも人気メニューとして好評を博しました。   そして今回実施された6回目のコラボメニューのテーマは「麺メニュー」。2019年9月28日に開催されたメニュー開発プロジェクトのコンテスト(審査会)でグランプリ・準グランプリ・特別賞(2メニュー)を受賞した4つのメニューの商品化が決定し、2019年11月29日(金)に、香芝SAにてメニュー考案グループの学生と実際に販売する関係者の方々立ち合いのもと、試食会が行われました。   ▼小椋支配人より全体説明   今回の試食会では、学生が考案したメニューを商品化するために現場目線で改良していただき、各サービスエリアの料理長から商品化に向けての変更点の説明を受けながら、学生が試食させていただきました。   ▼自分たちの考案したメニューの変更点をチェック!     香芝SA(上り線・下り線)での販売メニュー 【グランプリ賞】野菜たっぷり飛鳥鍋風うどん ※香芝SA下り線で販売   【準グランプリ賞】和風だし香る大和ポークレゴーモ坦坦うどん ※香芝SA上り線で販売   岸和田SA(下り線)での販売メニュー 【特別賞】たま手箱うどん ※岸和田SA下り線(フードコート)にて販売   【特別賞】ヤマト~にゅう担々うどん ※岸和田SA下り線(レストラン)にて販売 ※どちらのSAも一般道を通って行くことができます。(一般道からの専用駐車場もあり)   ▼他のチームのメニューも食べ比べました   販売価格や調理現場のオペレーションの最終調整を行い、来年2月頃には販売される予定です。販売までしばらくお待ちいただくことになりますが、学生たちが開発した麺メニューに乞うご期待ください!   【関連リンク】 畿央大学開発レシピ集 【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」グランプリが決定しました。 近鉄連携「香芝SAフードコート麺メニュー開発プロジェクト2019」レシピ検討会を実施! 近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト2019」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコード麺メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麵メニュー開発プロジェクト」第6弾が始動しました! 香芝SA新メニュー開発プロジェクに関する記事はコチラ!

2019.11.22

12/7(土)理学療法学科森岡周教授×現代教育学科大久保准教授コラボ講演「学生を認知行動科学の視点から理解する」

令和元年12月7日(土)に2019年度全国助産師教育協議会近畿地区研修会が本学で開催されます(担当:畿央大学助産学専攻科)。本研修会は、午前・午後の2部構成となっております。   第1部(午前)は、助産師国家試験問題作成で助産師のみの参加になります。   第2部(午後)からのテーマ「学生を認知行動科学の視点から理解する」は、全国でご活躍されている森岡周教授(理学療法学科)、大久保賢一准教授(現代教育学部)にそれぞれの専門分野から、現在の学生や初学者の主体性、認知行動、評価などについてご講演いただき、その後意見交換を予定しております。2部からの講演は助産師だけでなく、他の医療従事者や他領域の方々、教育関係者の皆様に幅広くご参加いただき、現状の問題を共有したいと思っております。各部とも、先着100名とさせていただいております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 畿央大学 助産学専攻科            中居由美子 日 時 令和元年12月7日(土) 午前の部 第1部:10:00~11:30 午後の部 第2部:13:00~14:50 質疑応報(第3部):14:50~15:30 会 場 畿央大学 P棟301教室 第1部 10:00~11:30 「助産師国家試験問題を作ろう!」 講師:杉浦 絹子先生(資格・専門能力委員会委員長、名古屋女子大学教授) ※助産師のみ参加が可能です。 第2部 1300~14:50 質疑応答 14:50~15:30 認知行動科学の専門家に学ぶ 理学療法学科+現代教育学科コラボ講演 「学生を認知行動科学の視点から理解する」 講師:森岡周(畿央大学健康科学部理学療法学科教授)    大久保賢一(畿央大学教育学部現代教育学科准教授) ※講演終了後、15:30まで質疑応答の時間を取っています。 定員 各部とも定員100名 参加費 午前の部 第1部:無料 午後の部 第2部:会員1,000円・非会員1,500円(開催当日、受付にてお支払いください) 申込 方法 io-josan@kio.ac.jpまで下記内容をメールでお送りいただくか、申込用紙に必要事項を記入いただき、記載されている宛先にFAXにてお申込みください。  ①ご氏名(ご一緒に参加する方も)  ②全国助産師教育協議会の会員・非会員  ③希望される参加研修(午前・午後)   ※第1部に参加される方のみ、PC持参の有無についても記載してください。  ④電話番号・FAX番号・e-mail(申込責任者) ※会員の方は、午前・午後の参加をできるだけお願い致します。 ※お送りいただきました個人情報は、今回の研修会以外にには使用致しません。 ※駐車場は用意しておりませんので、公共交通機関をご利用ください。   ▼画像クリックでPDFが開きます。     【問い合わせ先】 畿央大学 助産学専攻科 中居由美子 Tel: 0745-54-1601 E-mail: y.nakai@kio.ac.jp  

2019.11.19

奈良県教育委員会と「社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業について連携協定を締結しました。

令和元年10月1日(火)、奈良県教育委員会と「※社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業について、連携協力に関する協定書を締結しました。   ※社会的課題に対応するための学校給食の活用…食品ロスの削減、地産地消の推進及び食文化の継承といった我が国の食をめぐる諸課題に取り組むため、学校給食の献立や児童生徒に対する食に関する指導等の工夫に加えて、学校給食を提供する仕組みを効果的かつ効率的に運用することが必要である。(文部科学省HPより)   本事業では、こうした学校給食を活用した取り組みを推進するため、食品の生産・加工・流通等の関係者(以下「食品関係者」という。)と連携しつつ、学校給食で使用する食品の調達方法や大量調理を前提とした調理方法及び調理技術の開発など学校給食の実施における業務手順や実施方法等の仕組みを再構築していきます。   「地産地消の推進」と「伝統的食文化の継承」というテーマを掲げて、本学の健康科学部健康栄養学科の上地 加容子教授と玉井 典子講師を中心に有志の学生が集まり、減塩を意識した新たな学校給食のレシピを考案すべく、検討会を重ねてきました。   令和元年11月18日(月)に、その成果を奈良県教育委員会事務局 保健体育課 健康・安全係の大坪 昌子指導主事と棚橋 恵美指導主事と共に、更にメニューを改善していくための試食会を実施しました。総勢11名の学生が本事業のために関わっており、そのうち試食会当日は3名の学生が参加し、試作を重ねてきた成果を披露してくれました。     学生は食材の下準備から調理までの工程を、学校給食であればどのように調理するのかを想定しながら手際よく進め、合計3品のメニューを完成させました。     先生方が、「より減塩をするためにどのようにすればよいか」、「食材やだしの量なども見直すことができないか」など議論されている様子に、学生達は熱心に耳を傾け、実際の管理栄養士としての仕事の一端を感じていました。     今後は、本日の検討内容を参考にメニューの改善を行いながら、奈良県の社会的課題の解決につながるレシピ集の完成をめざして事業に取り組んでいきます。

2019.11.01

11/9(土)・10(日)金魚フェス in イオンモール大和郡山で、ヘルスチーム菜良の学生が考案したピザを試食販売します。

大和郡山産野菜使用「大和郡山秋ピザ」を共同開発 イオン「金魚フェス」で試食販売!   大和郡山市、イオン大和郡山店と奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大和郡山産野菜を使用した大和郡山秋ピザを共同開発しました。 イオン大和郡山店「金魚フェス」期間中の11月9日(土)・10日(日)に販売、さらに15時30分からは学生による試食販売を行います(試食は無くなり次第終了)。また、大和郡山産新米ヒノヒカリに合うヘルスチーム菜良考案の「ご飯のお供」も同時に試食提供いたします。     大和郡山市では地産地消促進計画に基づき、地産地消の推進を目指して取り組んでいますが、2017年に実施した市民調査では地元でとれた野菜を意識して購入している人の割合が非常に少ない現状です。イオン大和郡山店は奈良県と連携と協力に関する包括協定を締結しており、地元野菜の販売促進など地産地消の推進に市と連携しながら積極的に取り組んでおります。   従来の金魚フェスは金魚に特化したイベントでしたが、今年度より新たに6月の大和郡山フェアと同様、地元農産物のPRと野菜摂取量の増加をめざした内容も新たに加わることとなりました。その一環として、管理栄養士をめざす学生で構成された食育ボランティアサークルである4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)ヘルスチーム菜良がイオンと共同で大和郡山市産野菜を使って「旬のホクホクとしたさつまいもとしいたけ、しめじの2種のキノコのうまみを感じられる秋の魅力を存分に詰め込んだ大和郡山秋ピザ」の開発に取り組みました。販売価格は1枚880円(税別)。      日 時  2019年11月9日(土)・10日(日)  場 所  イオン大和郡山店(大和郡山市下三橋町741) 試食販売 学生による試食販売を各日程の15時30分より行います。 無くなり次第、終了となります。   当日は、店内で作ったお弁当・おにぎり類に入るごはんはすべて大和郡山市産新米ヒノヒカリでの提供になります。このご飯のお供としてヘルスチーム菜良考案「大和郡山小松菜のわさポン和え」も同時に試食提供いたします。    ▼大和郡山秋ピザ   ▼ヘルスチーム菜良考案「大和郡山小松菜のわさポン和え」       【問い合わせ先】 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 講師 野原潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1603 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp   →イオンモール大和郡山

2019.11.01

ヘルスチーム菜良と和食井の上が共同開発した「大和の恵み弁当」を近鉄百貨店奈良店で販売しました。

奈良県産食材使用「大和の恵み弁当」を 4大学ヘルスチーム菜良と和食井の上が共同開発 近鉄百貨店奈良店「大和路新発見展」で販売!   奈良市、和食井の上と奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、奈良県産食材を使用した「大和の恵み弁当」を共同開発しました。近鉄百貨店奈良店で「大和路新発見展」期間中の10月26日(土)・27日(日)に50食限定1,000円で販売されました。 両日ともお昼前後には大好評のうちに完売となりました。      国では、第3次食育推進計画に基づき、若い世代を中心とした食育の推進や食文化の継承に向けた食育の推進を重点課題に掲げています。その一環として、管理栄養士をめざす学生で構成された食育ボランティアサークルである4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)ヘルスチーム菜良が大和伝統野菜をはじめとした奈良県食材のPRと野菜摂取量の増加をめざし、和食井の上のオーナーシェフ井上昇さん、近鉄百貨店、奈良市食育担当者のアドバイスを受けながら「大和の恵み弁当」を完成させました。     おかずの品数は全部で9品、このお弁当で1日の必要量の半分にあたる約180gの野菜が摂取できます。2品ずつを4大学で担当し、畿央大学は「ごぼうと大豆のひじき煮」と「大和ほうじ茶羊羹」を開発いたしました。当日は和食井の上とのコラボ弁当として本体価格1個926円(税込1,000円)で各日限定50食販売し、お昼前後には大好評のうちに完売いたしました。   畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 講師 野原 潤子   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。  

2019.10.31

第30回クリーン&歴史ウォークに協力しました。

2019年10月26日(土)、畿央大学が後援するイベント「第30回クリーン&歴史ウォーク」が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと、春と秋に年2回開催されています。 今回の行き先は、エコール・マミ~ナガレ山古墳~乙女山古墳~馬見丘陵公園館の約7㎞の行程でした。朝に少し雨が降りましたが、開催するころにはすっかり雨もあがり、約40名の方が参加されました。   畿央大学からは教職員3名、学生ボランティア4名が参加し、イベントの運営やクイズ大会の実施等のお手伝いをしました。     9:30、受付を済ませた参加者の方々がそろわれたところで、主催者よりイベント趣旨説明、また実行委員長である深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)よりご挨拶いただきました。   ▼深田先生による開催挨拶   引き続き理学療法学科の梶原由布先生よりウォーキング前のストレッチ指導をしていただきました。これから7kmの行程を歩かれるみなさんへ向けて、学生スタッフも一緒に丁寧にストレッチをレクチャーしていただきました。   ▼梶原先生によるストレッチ指導   30分ほど清掃活動をしながら歩いたところで、ナガレ山古墳に到着。広陵町文化財ガイドの方の説明を聞き、2班に分かれて墳丘の頂上に上がりました。今回は生憎の曇の天気でしたが、墳丘の頂上は非常に見晴らしがよく広陵町を見渡すことができました。   ▼広陵町文化財ガイドの方による説明を聞きました   ナガレ山古墳を出発し、次の目的地の乙女山古墳へ向けて再び歩き出しました。到着後は乙女山古墳の説明を受け、再度梶原先生と学生によるストレッチで参加者の方に身体をほぐしてもらいました。 その後は、畿央パフォーマンスチームKiPTの司会によるクイズ大会が行われました。これまでの行程で見たり聞いたりした古墳に関する問題や、畿央大学に関する問題が出題され、大いに盛り上がりました。   ▼全問正解者への景品を賭け、白熱しました!   その後は馬見丘陵公園館にて休憩し、出発地点のエコール・マミのふるさと広場へ戻りました。最後のストレッチでたくさん歩いた参加者の皆さんの足をほぐしてもらい、第30回クリーン&歴史ウォークは無事に終了しました。 ボランティアに参加した学生からは、「ゴミがあまりなく、きれいな町だと思いました!」「奈良の古墳のことを知れてよかった」という感想をいただきました。ご協力いただきありがとうございました。 来春には第31回のクリーン&歴史ウォークが開催される予定です。皆様のご参加をぜひお待ちしております!   【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社、畿央大学 講師:広陵町文化財ガイドの会 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービスエコール・マミ営業所   ●過去の「クリーン&歴史ウォーク」の記事はこちら

2019.10.29

ヒトの過剰な疼痛回避行動を捉える実験~ニューロリハビリテーション研究センター

ヒトは痛みをともなう運動に対して、「全く動かない(=過剰な回避)」、「痛みを避けながらも行動する(=疼痛抑制行動)」、あるいは「避けずに動き続ける」などの行動をとりますが、各行動特性の詳細やどのような性格がそれぞれの行動をとらせるのかは明らかになっていませんでした。畿央大学大学院博士後期課程の西 祐樹 氏と森岡 周 教授らは、痛みをともなう運動を過剰に避ける人(=全く動かなくなる人)は、痛みがなくなっても恐怖が残存しやすいことと、その行動には性格特性が関わっていることを明らかにしました。この研究成果はFrontier Behavioral Neuroscience誌(The avoidance behavioral difference in acquisition and extinction of pain-related fear)に掲載されています。 研究概要 痛みに対する回避行動は、身体を損傷から保護する短期的な利益がありますが、傷が癒えた後でもそれを続けてしまうと、痛みを長引かせる要因になることが知られています。博士後期課程の西 祐樹 氏は、「運動をすると痛みが与えられる」実験タスクをオリジナルに作成して、「自らの意志で痛みに対する行動を選択できる」実験環境で行動計測をしました。その結果、過剰な回避行動をとりやすい人は、運動開始に時間がかかりやすい(=躊躇しやすい)行動特性が明らかになりました。また、この過剰な回避行動をとるグループは、痛み刺激を止めても運動の躊躇や恐怖反応が消えないことも明らかになりました。加えて、このグループは、「特性不安」や「リスクに対して過剰に反応する損害回避気質」が高いという性格を有していました。 本研究のポイント ■ 過剰な回避行動をとる人は、運動の開始時に「運動の躊躇」が認められました。 ■ そして、過剰な回避行動をとる人は、痛み刺激がなくなっても「運動の躊躇」と「恐怖反応」が残存していました。 それとは対照的に、痛みを避けながらでも行動し、痛みを避けることなく行動する人たちは、痛み刺激がなくなると同時に恐怖反応も消失しました。 ■ 過剰な回避行動を示す人は、「特性不安」や「リスクに対して過剰に反応する損害回避気質」を有していました。 研究内容 健常者を対象に、タッチパネルを用いた運動課題を行いました(図1)。 この運動課題では、被験者がタッチパネルを塗りつぶしている間は痛み刺激が与えられます。痛みを恐がらない被験者は塗りつぶす行動を続けられますが(=疼痛行動)、痛みを過度に恐がってしまう被験者は塗りつぶし行動を止めます(=過剰な回避行動)。加えて、この実験では、特定の運動方向(下図 水色部分)に特定の速度で塗りつぶすと、痛み刺激が弱くなる仕掛けにしていました(=疼痛抑制行動)。この仕掛けをすることで、被験者を「過剰な回避行動をとる人」、「疼痛抑制行動をとる人」、「疼痛行動をとる人」に分けることができます。     図1:疼痛回避行動パターンを捉える実験手続き   この運動課題は、以下の4つの段階で行われました。 1. 練習段階:単なる塗りつぶし行動をしてもらう。 2. 獲得段階:塗りつぶし行動をしている間は痛みが与えられる。 3. テスト段階:被験者に「特定の運動方向に特定の速度で塗りつぶすと痛み刺激が弱くなる仕掛けになっている」ことを説明した後に、獲得段階と同じように運動に痛みがともなう状況で塗りつぶしをしてもらう。 4. 消去段階:塗りつぶし行動をしても痛みが与えられない。   実験の結果、行動パターンから被験者を3つのグループ「過剰な回避行動をとるグループ」、「疼痛抑制行動をとるグループ」、「疼痛行動をとるグループ」に分けることができました。   過剰な回避行動をとる人は、運動の開始に時間がかかる、すなわち「運動の躊躇」がみられました。また、興味深いことに、痛み刺激を止めても、運動の躊躇と恐怖反応が、痛みがなくなった消去段階にも残存しており、生理学的データで定量化された恐怖反応も同様に消去段階で残存していました(図2)。これは、過剰な回避行動をとる人は、“動くことが恐い(=運動恐怖)” を学習しやすいことを意味します。       図2:それぞれの行動パターンをとるグループの運動躊躇と恐怖反応   痛みをともなう行動についての価値観は、それぞれのグループ間に差はありませんでしたが、過剰な回避行動をとるグループは、損害回避気質や特性不安が高いことが明らかになりました(図3)。この結果から、過剰な回避行動はその人の性格特性によって決定づけられる可能性が示唆されました。つまり、不安になりやすい慎重タイプの性格が、過剰な回避行動をとりやすい要因であることが分かりました。     図3:それぞれの行動パターンをとるグループの性格特性 本研究の意義および今後の展開 この研究結果は、回避行動を詳細に評価することの重要性を示唆しました。また、臨床場面で個人の痛みを評価するときには、個人の気質や過去の経験、思考の側面を配慮することも重要であることが分かりました。今後は、痛み患者における回避行動を定量的に評価し、痛みの慢性化に寄与するのか調査する予定です。 論文情報 Nishi Y, Osumi M, Nobusako S, Takeda K, Morioka S. Avoidance Behavioral Difference in Acquisition and Extinction of Pain-Related fear.  Frontiers in Behavioral Neuroscience 2019.   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター センター長 森岡 周(モリオカ シュウ)  博士後期課程 西祐樹(ニシ ユウキ)   Tel: 0745-54-1601  Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp

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