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2010年のイベント一覧

2010.12.24

2011(平成23)年3月16日~21日 高島屋大阪店『大学は美味しい!!』フェアに出展します。

畿央大学は地元奈良の発展のため、いろいろな産学連携事業に取り組んでいます。教員や学生らが創作・発案した研究成果物を地元企業と連携して商品化しており、2011(平成23)年3月16日(水)~21日(月・祝日)の6日間、難波にある高島屋大阪店7階催事会場で開催される『大学は美味しい!!』フェアへの出展が決定しました。今回出品する商品は次の3つです。   ●大豆(ソイ)パウンドケーキ 健康栄養学科教授森友彦先生が考案され、法隆寺に本社があるお菓子の総合卸問屋㈱植嶋より商品化・販売。健康志向が進むなか、アレルギー性がなく低GI(グリセミック・インデックス:炭水化物を含む食品を食べたときの、血糖値の上がりやすさを表した指標)食品として注目を浴びている大豆を主原料としたパウンドケーキで、吉野葛をつなぎに使っているのでしっとりしたなめらかな食感の仕上がりになっています。   ●本葛ボーロ「千の香り」 健康栄養学科教授浅野恭代先生と助手薗田先生が参加した学生約40名を指導のもと、橿原商工会議所とコラボで「万葉人からの贈り物プロジェクト」(橿原市の食の土産物創出)を展開。8チームの中から学内コンペでグランプリ賞に輝いた作品を、橿原市出合町にある創業百年和菓子の岩出湖月堂より商品化・販売。吉野葛がもたらす口の中でとろけるボーロの淡い食感は、懐かしい郷愁を誘います。江戸時代の面影を残す今井町の町並みをイメージした切り絵の包み紙は人間環境デザイン学科の学生の作品です。   ●大和まなのタルト「月の誕生石」 ボーロと同じく「万葉人からの贈り物プロジェクト」で審査員特別賞に輝いた作品を、近鉄八木駅前名店街にあるやさい菓子工房cocoaiより商品化・販売。 万葉人からのメッセージとして、月がいつまでもきれいに見ることができる環境でありますようにとの思いを込めて、また橿原の「天の香久山にあるパワースポット“月の誕生石”」にちなんで作られたものです。大和まな、大和いもなどの大和伝統野菜を使った地産地消の可愛いいお菓子です。     高島屋『大学は美味しい!!』フェアは、全国各地の大学が独自に開発した大学ブランド商品や地元大学の研究成果が生かされた各地の地元逸品や名産品の集積展開をめざすもので、小学館と大学は美味しいプロジェクト実行委員会が主催(予定)します。大学名での出展となるため、単なる企業商品の物販とは異なり、本学にとっても教員と学生たちの研究成果を広く知っていただく良い機会と捉えています。 畿央大学は2010(平成22)年6月2日(水)~6月8日(木)までの7日間、東京の高島屋新宿店で開催された「第3回 小学館 『大学は美味しい!!』フェアにも出展しており、今回は2回目の出展になります。   ↑東京の高島屋新宿店での『大学は美味しい!!』フェア(2010(平成22)年6月)の様子です。

2010.12.22

2011年2月19日(土)・20日(日)2010年度畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科卒業研究・作品展のご案内

昨年に引き続き、奈良市のならまちセンターにて、人間環境デザイン学科の卒業研究・作品展を行います。ぜひぜひご覧ください!! 会場 奈良市立ならまちセンター 企画展示ギャラリーほか→アクセスはこちら 主催 That make lashes on, here and be in shampoo. And walmart pharmacy cialis price one have usuage one head loves. 畿央大学 健康科学部人間環境デザイン学科 会期 2011年2月19日(土)  9:30~19:002011年2月20日(日)  9:00~16:00  

2010.12.21

畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(臨床編)を開講しました。

2010(平成22)年12月18日、19日の2日間にわたって、脳損傷後の病態ごとの神経機構からリハビリテ−ションの臨床へどのようにして応用していくかを考察する目的で「畿央大学ニューロリハビリテ−ションセミナー臨床編」が開催されました。今回の臨床編は、基礎編(7月開催)、応用編(9月開催)に続いて開催された今年度のニューロリハビリテ−ションセミナーの第3弾です。全国から理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心に約170名の方が受講され、2日間で8講座の盛り沢山の講義を熱心に聴講されました。   今回の臨床編は、過去の基礎編や応用編の内容にもとづき、さらに臨床的な知識や理論に関する講座の構成となりました。それぞれの講座では、参加者のみなさまの臨床に役立つような情報、臨床疑問の解決に役立つような情報が満載の白熱した講義が行われました。ニューロリハビリテーションセミナー臨床編の講義テーマおよび講師陣等は、以下のとおりでした。   12月18日(土) 1. 損傷脳の再組織化と機能回復の神経機構   畿央大学大学院健康科学研究科 藤田 浩之2. 失認の神経機構   畿央大学大学院健康科学研究科 谷口 博3. 失調症の神経機構   畿央大学健康科学部理学療法学科 冷水 誠4. Parkinson病の神経機構   畿央大学健康科学部理学療法学科 岡田 洋平 12月19日(日) 5. 失行の神経機構   畿央大学大学院健康科学研究科 信迫 悟志6. 痛みの神経機構   畿央大学健康科学部理学療法学科 前岡 浩7. 神経科学に基づくリハビリテーション   畿央大学健康科学部理学療法学科 松尾 篤8. 神経科学を用いたclinical reasoning   畿央大学健康科学部理学療法学科 森岡 周   今回の臨床編をもって、本セミナーでの講義形式での一応の情報提供を終え、次回は実践編(平成23年2月19日,20日開催)が予定されております。この実践編では、本学所有の装置や機器を使用して、参加者の方々と一緒にニューロリハビリテ−ションに関する実験課題を実施し、自己の体験を通してさらにサイエンスに基づくリハビリテ−ションの理解を深めることを目的としております。また、すでに次年度のニューロリハビリテ−ションセミナーの企画も準備中です。畿央大学には最高のチームワークがあります。一人一人の力は小さくても、それらを結集したとき、非常に大きな力が生まれます。このセミナーを通じて、多くの方々と出会い、議論し互いに研鑽していく関係を構築し、さらに大きなチームとしてリハビリテ−ションの発展に寄与できればと考えております。

2010.12.13

第3回FEPホール企画「小柴昌俊先生特別講演会」を開催しました。

2010(平成22)年12月11日、『宇宙、人間、ニュートリノ~ノーベル賞学者、小柴先生が語る人生論』と題して、東京大学特別栄誉教授・平成基礎科学財団理事長小柴昌俊先生をお招きして、冬木記念ホールで講演していただきました。小柴先生は、日本の中学・高校生の理科離れが進むなか基礎科学の将来を危惧されており、科学の面白さや情熱をもってやればできないことはない、という信条を全国各地で説かれています。この日は高校生、本学学部生を中心に、また地域の一般の方々にも開放し、約530名の方々に聴講していただきました。折しも、分野は異なりますが1970年代にクロスカップリングを発見して本年度ノーベル化学賞をとられた鈴木章氏と根岸英一氏らのストックホルムでの授賞式が前日の12月10日に行われましたので、みなさんの関心が一段と高まっていました。   開場を待つ高校生たち 畿央大学学生ボランティアによる受付 小柴先生は高校時代に同級生から「小柴は物理が出来ない」と噂さされたことから、一念発起して東京大学理学部に進学、その後家庭教師などのアルバイトを掛け持ちし苦学されたため成績はビリで卒業。それでも東京大学理学部教授になられ物理学者たちが懸命に求めてきた物質の最小単位「ニュートリノ」の検出に成功されたのは、東大教授を退官される直前の1987年のことでした。ノーベル賞受賞はその15年後の2002年のことになります。   講演の冒頭では、資源のない日本での基礎科学の大切さ、昨今の事業仕分けでの予算縮小から先生自ら奔走されている現状を説明されました。ニュートリノを観測するため岐阜県神岡鉱山跡の地下1,000mに、高さ16m、直径15.6mの巨大な円筒形の器を作りそこに3,000トンの水を蓄え、直径50cmの光センサーを1,050個並べるという巨大な観測装置「カミオカンデ」を作り上げ、そして超新星爆発のときの中性子・宇宙ニュートリノの検出に初めて成功されたこと。また、私たちの地球が持つ92の元素の組み合わせによってすべての地球上の物質が作られていること、豊かな自然の恵みに感謝することを忘れてはならないと力説されました。講演の終了後には、関西中央高等学校2年生清水有貴さんから感謝の花束が贈られました。     小柴先生講演会の後、引き続き、畿央大学教育学部講師奥田俊詞先生によるミニ講座『ニュートリノが語る星の物語~恒星はどのような一生をたどるのか~』を開講しました。超新星爆発によって宇宙に散らばった質量をもった物質がくっ付きあってやがて星が生まれます。そして徐々に水素が燃え、ヘリウムを発生させながら大きくなっていきます。太陽もその一つであり、いずれ燃え尽きるといわれています。小柴先生のお話に出てきた宇宙ニュートリノ発見の意味するところを一般の方々に補足説明する形で、天井などホール全体を使ってわかりやすく説明していただきました。     小柴先生は1926年のお生まれですので今年84歳にならました。小さい頃に小児マヒになられお体が不自由なところがあります。お住まいの東京杉並から丸の内の平成基礎財団事務所までバスと地下鉄を乗り継いで通っておられるそうです。この日は朝早く起きられ羽田から大阪伊丹、そして畿央大学までお一人で来ていただきました。ほんとうに感謝、感激でいっぱいです。若い者よ、もっと頑張れ!志をもってやればできないことなんてないよ、という余韻が会場に溢れていました。小柴先生、ほんとうにありがとうございました。 講演の冒頭では、資源のない日本での基礎科学の大切さ、昨今の事業仕分けでの予算縮小から先生自ら奔走されている現状を説明されました。ニュートリノを観測するため岐阜県神岡鉱山跡の地下1,000mに、高さ16m、直径15.6mの巨大な円筒形の器を作りそこに3,000トンの水を蓄え、直径50cmの光センサーを1,050個並べるという巨大な観測装置「カミオカンデ」を作り上げ、そして超新星爆発のときの中性子・宇宙ニュートリノの検出に初めて成功されたこと。また、私たちの地球が持つ92の元素の組み合わせによってすべての地球上の物質が作られていること、豊かな自然の恵みに感謝することを忘れてはならないと力説されました。講演の終了後には、関西中央高等学校2年生清水有貴さんから感謝の花束が贈られました。

2010.12.09

ナント農商工ビジネスフェア2010(マイドームおおさか)に出展しました。

2010(平成22)年12月7日、大阪市中央区の「マイドームおおさか」において、ナント農商工ビジネスフェア2010が開催され、畿央大学は産学連携ブースに出展しました。 このフェアは、ものづくりを中心とした「元気企業ビジネスフェア」(2階会場116社/団体)と食関連に特化した「食の商談会」(1階会場73社/団体)、およびバイヤー25社による「商談コーナー」(8階会場)がセットされた南都銀行主催の大規模なイベントです。また、3階会場では「知財ビジネスマッチングフェア2010」(近畿経済産業局主催)が同時開催されており、いずれも“商談”につながるように工夫が凝らされています。   オープンセレモニー風景(頭取挨拶) 会場1階の総合受付の様子 マイドームおおさか2階産学連携コーナーの畿央大学ブース   商都大阪のマーケットは奈良県内の何十倍もの規模があります。企業が販路を拡大するには京阪神地区の需要を喚起する以外に道はありません。それは大学にも通じるもので、入学希望者募集や大学発の知財を情報発信する場合も同じです。開学8年目を迎え学内の研究開発気運も高まりをみせている今、畿央大学の知名度を広く認知していただけるよい機会だと捉えて、健康科学研究所・地域連携センターを知財ビジネスと共同研究開発の窓口にするべく来場者にアピールできました。この日の来場者数は3,200人で、昨年2,000人弱から比べるとかなり増加し、フェア全体が盛り上がりをみせていました。   ナント農商工ビジネスフェアのサイト → http://www.business-nanto.com/index.htm

2010.11.25

2011年1月22日(土)畿央大学 理学療法特別講演会のご案内

循環器疾患のリハビリテーションの分野でご活躍されています姫路獨協大学の泉唯史先生をお招きして、心疾患を合併した症例に対するリハビリテーションについてお話頂きます。この特別講演会は、畿央大学卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて行います。なお本講演は専門的な内容になりますので、医療関係者を対象に一般公開させて頂きます。 日時 2011(平成23)年1月22日(土)13:30受付   14:00~16:00 会場 畿央大学 冬木記念ホール→交通アクセスはこちらをご覧ください。近鉄大阪線「五位堂」駅下車 ※公共交通機関をご利用ください。 テーマ 心疾患を合併した患者に対するリハビリの注意点 講師 泉 唯史(いずみ ただふみ) 氏(姫路獨協大学医療保健学部理学療法学科 教授) 講師略歴および講演内容 泉唯史先生の専門は、循環器疾患のリハビリテーションであり、日本心臓リハビリテーション学会の評議員をされています。また、臨床及び教育経験の豊富な先生でもあります。著書には、理学療法ハンドブック(改定第3版)「循環器疾患・障害に対する評価の進め方」、協同医書出版社。レクリエーション改訂第2版-社会参加を促す治療的レクリエーション「虚血性心疾患」、三輪書店。臨床実習フィールドガイド「急性心筋梗塞」、南江堂など著書も多数あります。ご講演は、循環器疾患の基本的な病態生理からリスク管理までお話頂く予定です。具体的には、心疾患に対するリハビリテーションとしてより、臨床上良く遭遇する合併症としての心疾患(特に心不全)をどのようにリスクマネージメントしていくかという点を中心にご講義頂けるようお願いしております。 受講料 1,000円(当日受付でお支払いください。)   申込方法 参加を希望される医療関係者の方は2011年1月17日(月)必着にて、下記1~6の内容をE-mail、はがき、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。   1. 氏名2. 氏名ふりがな3. 住所(郵便番号から)4. 電話番号5. メールアドレス(お持ちの方)6. 所属先(団体名、病院名等)   宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 企画部 理学療法特別講演会係E-mail:kikaku@kio.ac.jpFAX : 0745-54-1600   お問い合わせ TEL:0745-54-1601(担当:水野、増田)   ※本学卒業生の方々には、別途ご案内していますので、上記方法でのお申し込みは不要です。 ※公共交通機関を利用してご参加ください。

2010.11.18

阪神奈大学・研究機関生涯学習ネット-『公開講座フェスタ2010』で良原先生が講演されました。

大阪府さいかくホールで行われているHSNネット「公開講座フェスタ2010」で、11月16日(火)畿央大学の公開講座を行いました。   大阪、兵庫、奈良にある大学・研究機関は、生涯学習機会の継続的な提供のために大阪府と連携し「HSNネット」という組織を作っています。「公開講座フェスタ」は、HSNネットに加盟している大学や研究機関で毎年行っているリレー講座で、畿央大学も参加しています。今年も大学など30機関が参加し、11月1日(月)~20日(土)までの期間に、30講座が開催されています。(有料です)   本学の担当講座として、11月16日(火)午前10時30分~正午まで、教育学部現代教育学科助教の良原誠崇先生による『あなたにもできる自殺対策』講演会を行いました。   良原先生には、12年連続で自殺者が増え続ける日本社会で大事な人を喪わないために何ができるかについて、近年の自殺について傾向や統計を交えて分かりやすく講演していただきました。 冒頭に、テーマを自殺予防ではなく『自殺対策』としていることについて、自殺を防ぐことは決して容易ではないが正しい認識を持てば助けることも可能ではないかと、これまでの日本の自殺対策事例や臨床心理士としての経験を交えてお話をしていただきました。   日本では、昔から自殺が死因理由の上位を占めてきました。統計的には男性が高く、失業や配偶者との別離、アルコール問題が大きく影響しています。また近年は若年層の自殺傾向が高くなっています。もちろん、自殺の原因は単純なものではなく、うつなどの精神医学的問題、借金など社会経済的な問題、将来への希望のなさ、攻撃性や衝動性といったパーソナリティの要因が複雑に絡み合うものであり、世代や問題に応じた対応によって、助けることができるのです。 受講者の方々には、詳細な分析と解説に納得しながら熱心にご聴講いただき、講座終了後には個人的な相談も寄せていただきました。

2010.11.17

地域連携イベント「第12回クリーン&歴史ウォーク」に参加しました。

2010年11月14日(日)に「第12回クリーン&歴史ウォーク」が行われました。毎年、春と秋の2回実施していますが、今回は特に「第27回全国都市緑化ならフェア」の最終日に合わせて設定され、同会場の馬見丘陵公園をゴールとするコースになりました。快晴とはいかないまでもちょうど良い好天のなか、紅葉を楽しみながらウオーキングすることができました。朝9時45分に「エコール・マミ」を出発し、美化活動を行いながら「かつらぎの道」、「竹取公園」へ。集めたゴミを分別・回収した後、一行はいよいよ「馬見丘陵公園」に到着。公園内では、広陵古文化会・平井儀一会長と、ふたかみ史遊会・畑中俊剋会長による解説を聴きながら、「ナガレ山古墳」や「乙女山古墳」について学びました。約100名の参加者の方々は、古墳の周りを歩いて形を確かめたり、丘の上から三輪山や二上山の方角を眺めたりして、「この古墳は誰のお墓なのか?」と思いを馳せました。例年は「エコール・マミ」まで戻るコースを、今回は現地解散としたため、午後は「第27回全国都市緑化ならフェア」会場の色とりどりの花々を楽しみました。当日は、8名の学生がボランティアスタッフとして参加。ボーイスカウトの子どもたちとの交流もあり、地域の皆様方とのつながりを実感できた活動になりました。   主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社 協力:畿央大学学生、広陵古文化会、ふたかみ史遊会、社団法人葛城青年会議所広陵地区・香芝地区推進委員会 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所

2010.11.16

橿原近鉄百貨店「橿原うまいもん市」で本葛ボーロと大和まなのタルトが販売されました。

今回で第16回目となる「橿原うまいもん市」が2010(平成22)年11月13日(土)~14日(日)の2日間近鉄百貨店橿原店6階センターコートで開かれ、今年2月から橿原商工会議所と畿央大学の学生約40人が取り組んできた「万葉人からの贈り物プロジェクト」(橿原の新しい食の土産物創作連携事業)の最終成果物として2つの商品が登場しました。この日に先がけ11月8日には橿原市庁舎に森下豊橿原市長を訪ねて商品化報告会を行っています。(表敬訪問当日の様子はコチラ)     一つは橿原市出合町の「創業百年和菓子の湖月堂」(岩出誠悟代表)に商品化していただいた本葛ボーロ“千の香り”がまさにこの日に販売デビューしました。この商品は、江戸時代の面影を残す重要文化財今井町の建造物がモチーフで、サクラで彩られた瓦や白壁などをイチゴ、プレーン、ココア、抹茶の4種味で表現しています。今井町の郷愁を、とろける淡い食感で表現しています。   葛ボーロのブース(岩出誠悟氏) 植田育宏橿原副市長を囲んで(右が浅野先生) もう一つは、近鉄大和八木駅名店街の「やさい菓子工房cocoai」(原田知里代表)で、9月から販売されている大和まなのタルト“月の誕生石”です。香久山のパワースポットとして知られる月の誕生石をイメージ。ポテトで満月、地産のいもで月を生む石、月を見守る森を大和まなのタルト生地で表現しています。   大和まなタルトのブース(原田知里氏) ショーケース上段が“月の誕生石” 橿原うまいもん市には橿原市内17店が出店、昨年度より3店が増え、そのうち2店は湖月堂とcocoaiさんでしたので、畿央大学は大いに貢献したことになります。会場には、藤原京の大きな赤い柱が展示され、橿原の雰囲気が出ていました。また、本学健康栄養学科の学生7名が畿央Tシャツ姿でそれぞれが創った商品をPR。お客様の呼び込みと販売のお手伝いをし、会場に華やかさを添えてくれました。   橿原商工会議所とのコラボは、昨年度が第一弾「古代弁当プロジェクト」として“やまと恋うた弁当”が商品化となり、今年の第二弾「万葉人からの贈り物プロジェクト」では“本葛ボーロ 千の香り”と“大和まなタルト 月の誕生石”が誕生!! オープンセレモニーの主催者挨拶(橿原商工会議所副会頭高瀬氏:ナント種苗社長)、来賓挨拶(橿原市植田副市長)でも「畿央大生のアイディアってすごいものがある。」と両氏からお褒めの言葉も頂戴しました。 さて来年度は何が登場するのでしょう、今から楽しみです。今回商品化されたチームのメンバーは4回生で全員就職が決まっています。後輩のみなさんも後に続いて頑張ってください。   なお、12月4日(土)から来年1月10日(月)まで近鉄大和八木駅南側ロータリー前が「イルミネーションかしはら」として17時以降点灯されます。初日の12月4日には「大和市」が開催され“本葛ボーロ 千の香り”が販売されます。みなさん、一度お立ち寄りください。 また、来年1月6日から10日まで、橿原市の姉妹都市である九州宮崎市で開催される宮崎物産展(宮崎山形屋百貨店)にも出店が決まっていて、本葛ボーロチームも参加します。“夢をカタチに!”、夢は実現していきます!

2010.11.09

万葉人からの贈り物プロジェクト学生チームが森下橿原市長を表敬訪問しました。

畿央大学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物プロジェクト」(健康栄養学科:指導教員浅野恭代教授・薗田雅子助手、人間環境デザイン学科:指導教員加藤信喜准教授・奥村亜希助手)で見事商品化となった“千の香り”(湖月堂製造)、“月の誕生石”(cocoai製造)について報告のため、2010年11月8日10時に橿原市庁舎3階の森下豊橿原市長を訪ねました。     このプロジェクトは橿原市の新しい食のお土産ものを創作する目的で、今年1月事業説明会からスタートして勉強会4回、橿原市内見学会1回、学内コンペ、商品化打合せ5回などを行いました。約10か月かけて商品化にこぎつけた“千の香り”(本葛ボーロ製造者湖月堂岩出誠悟氏:写真右)チーム5名と、“月の誕生石”(大和まなのタルト製造者cocoai原田知里氏:写真左)チーム3名が、創作品の由来や原材料へのこだわりについて市長にプレゼンした後、実際に食べていただきました。   森下市長からは、「これといって観光みやげのなかった橿原市にとっては、今井町の雰囲気も出ていて、ぴったりのネーミングのボーロで、また奈良らしい“葛”をうまく使っている」とお褒めの言葉をいただきました。製造者の岩出さん、原田さんからは、学生たちの発想のすばらしさの反面、扱いにくい食材を使った苦労話などを話されました。   関係者みなさんのご協力の賜物として完成したお菓子たちは、11月13日(土)14日(日)の2日間、近鉄百貨店橿原店で開催される「第16回橿原のうまいもん市」で販売されます。また、葛ボーロ“千の香り”は来年1月6日から九州宮崎市(橿原市の姉妹都市)で開催される宮崎物産展にも出店することが決まっています。 橿原商工会議所とのコラボ事業は昨年度の「古代弁当プロジェクト」に続いて2年目ですが、プロの職人による調理講習だけでなく、橿原の歴史文化の勉強、商売のための採算計算分野まで踏み込んだ知識を得る、まさに実学体験できるプロジェクトです。来年もこのような機会があれば、学生のみなさん是非とも参加してください。 万葉人からの贈り物プロジェクト 関連記事はこちら↓ 第1回勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/02/1-2.html 橿原市内見学会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/post-259.html 第2回(洋菓子)勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/2-1.html 第3回(和菓子)勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/3-2.html 第4回(和菓子)勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/4-2.html 産学官連携「万葉人からの贈り物プロジェクト」のグランプリ賞を決定!https://www.kio.ac.jp/information/2010/07/post-286.html 2010橿原商工まつり「まほろばフェスタ」に出店しました。https://www.kio.ac.jp/whats/100922.html "千の香り"(葛ボーロ)商品化が進んでいます。https://www.kio.ac.jp/information/2010/10/post-319.html

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