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2014.04.21

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」

第1回目授業で、マグロ解体!!

 

畿央大学は奈良県中央卸売市場の活性化を目的として2013年5月に連携協定を結び、昨年1年間は主に奈良県産大和野菜や大和ポーク、肉鶏などを使ったレシピ開発を行ってきました。「ゆたかなる森がはぐくむ川と海」が大会テーマとされる第34回「全国豊かな海づくり大会―やまと」が今年11月15日、16日に天皇陛下をお招きして大淀町や橿原市まほろばキッチンで開催されることにちなんで、メイン食材を「おさかな」に決定しました。本来ならアユ、アマゴになるべきですが、天然・養殖ともに漁獲量が少なく県民の食卓にあがることは稀です。そこで県民1人あたりマグロ消費量は奈良が全国でも上位ということからマグロをメイン食材として取り組むことになりました。

 

2014(平成26)年4月17日、健康栄養学科給食経営管理論実習(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手、3回生76名)の第1回目授業に体長1.5m、約40kgのマグロが登場。上地先生による司会進行のもと、冒頭奈良県中央卸売市場名草企画課長(奈良県農林部)から全国豊かな海づくり大会にちなんでテーマがマグロになったこと、同市場水産物卸協同組合吉田新理事長からは今朝のセリにかけられた最大級のキハダマグロを提供、今後のレシピ開発にかける期待の言葉をいただきました。そして、マグロ専門職人さんらによるマグロ解体と部位の説明が始まりました。

         

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マグロを切り出すごとに、頭部分のカマ、背筋のカミ・ナカ・シモの赤身、腹筋のカミ(大とろ)・ナカ(中とろ)・シモ(中とろ)、など部位の名前と味具合、大まかな100gあたりの小売値段などを説明していただきました。最後はあとの試食がしやすいように、よくスーパーなどで売っている短冊に切り分けてくださいました。学生もスプーンで骨に付いたナカ落ちをせせり取るお手伝いをしました。

             

         

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そしていよいよ試食です。今回のキハダマグロは冷凍ではなく、1ランク上の冷蔵の生のため美味しさも抜群です。奈良県農林部関係者、水産物卸協同組合、マグロ解体専門職人のみなさまのご協力、ご支援によって実り多い給食実習授業になりました。本当にありがとうございます。このマグロレシピ開発の成果は、8月7日マグロレシピ品評会において発表され、11月16日JAならけんまほろばキッチンの関連開催行事会場で紹介される予定です。健康栄養学科給食経営管理論実習の履修生のみなさん、たくさんの美味しいレシピづくりを期待しています!頑張ってください!

 

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