SNS
資料
請求
問合せ

ニュース&トピックス

2014.08.26

御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。

御所市連携「御所市コミュニティカフェ」が落語会でオープニングセレモニー!

 

 

畿央大学と御所市(東川裕市長)は、平成23年8月、御所市におけるまちづくり、都市計画、健康づくり、子育て支援などを目的に包括連携協定を締結しています。御所市は、健幸都市=SMCスマートウェルネスシティ構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰を抑制しつつ福祉を充実する)の一つとして、近鉄御所駅前から御所市庁舎に続く新町商店街の一画(旧上田洋品店)にコミュニティカフェをつくる企画が持ち上がり、6月から準備を始め、7月からは店舗改装に着手しました。

 

 

2014(平成26)年8月22日(金)待ちに待ったオープン日となりました。

初日イベント開催にあたり、まず、東川市長からコミュニティカフェの意義と今後の持続的発展へのメッセージが述べられ、運営主体となる畿央大学人間環境デザイン学科(齋藤功子教授、ゼミ生6名)からみなさまへのご挨拶がありました。

その後、オープニングイベントとして、「落語会」が行われ、多くの近隣住民の方々が来られ用意した55席がすぐに満席になり立見が出る状態になりました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

発起人となったこのゼミ4回生6名(岡本和真、倉田恵輔、西島雅峰、細田大翔、水ノ上佳希、渡辺賢太)と後から加わった2回生6名も含め計12名が参加して、原則として以後毎週金曜日10時から15時の間、コミュニティカフェを運営していくことになります。カフェの名称は公募で決めることになりました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

御所市からは宮谷副市長、清水企画部長はじめ広報の方、奈良県地域振興部上中課長補佐、取材陣ではNHK奈良放送局や多くの新聞記者の方々に駆けつけていただき、新たなこの取組みを評価していただきました。

 

 

落語会の演目は、まず笑福亭生喬門下で若手ホープと言われている奈良市出身の「生寿(せいじゅ)」さんによる歯切れのよい古典落語「時うどん」、続いて桂文枝門下でかつては握り拳を口の中に入れるギャグで観客を沸かせた「三歩(さんぽ)」さんによる師匠の6代目文枝(三枝)襲名披露公演で世界各地を回ったエピソードを交えた創作落語、そして最後は笑福亭鶴瓶門下三番弟子の「純瓶(じゅんぺい)」さんによる創作落語、全部続けて1時間30分にわたり堪能していただきました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

生落語家によるマイクなしでの生声による寄席小屋になったカフェスペースでは約80名が抱腹絶倒の笑いの渦に引き込まれました。この落語会の手配をしていただいたのは人間環境デザイン学科長の三井田康記教授で、ならまちづくりの「NPO法人さんが俥座」理事長として定期的に落語会を催している関係から、御所市コミュニティカフェでもまずお笑いで街を元気にしようとの発案が見事にあたりました。

 

 

学生スタッフは9時30分に集合し、三井田教授指示のもとビール瓶ケースを並べて高座づくりから始めました。

舞台裏を少しご紹介します。瓶ケース3段のうえにコンパネを敷き、赤い毛氈をかけたり寄席幕を周りの壁に張り、「めくり」(出演者の名前の張り紙)や小机を並べるとにわか寄せ舞台に早変わりです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

 

畿央大学学生が中心になって今後のカフェ運営を進めていくことになります。

学内の多くの先生方にご協力とご支援を得て、今決まっているスケジュールは、以下の通りです。
8月29日(金)クロースアップマジック    11:00   13:00
        畿央大学マジックサークル2名によるカードやコインマジック
9月12日(金)食育サッとシステム 
        健康栄養学科浅野恭代教授とヘルスチーム菜良による食品サンプルで食事管理
9月19日(金)町の保健室   13:00
        看護医療学科乾富士男准教授、松本泉美准教授、中谷香江助手による血圧、骨密度測定、
        健康相談と保健指導
10月3日(金)腹話術 ゲンちゃんと一緒に笑いましょう!   11:00   13:00
        笑いの配達人江崎栄子さんが元気のゲンちゃんと滋賀から来てくれます。
10月17日(金)誤嚥にナラん!体操     11:00  
        理学療法学科高取克彦准教授が誤嚥性肺炎予防体操で健康長寿の秘訣を伝授。

 9月5日・9月26日・10月14日(金)10:00~15:00もカフェは開いています!

イベントをきっかけに「御所市コミュニティカフェ」の存在を知っていただき、イベントのない普段にもぶらりと入って、ご近所同士でお茶を飲みながら歓談して、また学生たちの話に耳を傾けていただいたりして話の輪、人の輪ができたら嬉しいですね。これからもコミュニティカフェ、よろしくお願いします。

この記事をシェアする