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2016.04.26

日本看護福祉学会学術大会主催の市民講座「発達障害の理解とその対応」を開催します。

多様性に対して寛容な社会をつくるために

 

特別支援教育_WTB7930

 

皆さんは「発達障害」ということばを耳にされたことはありますか?「LD(えるでぃー)」「ADHD(えーでぃーえいちでぃー)」「自閉症」「アスペルガー」などといったことばについてはどうでしょうか?

例えば、認知症は「誰でも発症する可能性がある病気」であるといえますが、発達障害は「多かれ少なかれ、誰でも元々その特性を持っているもの」であるといえます。認知症と同様、決して他人事ではないということです。発達障害を理解することは、人間の多様性を理解することにつながります。そしてその理解が、差別や排除を生まない「多様性に対して寛容な社会」を構築するための基盤となるのです。 是非、この機会に発達障害について一緒に学びましょう!皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

日 時

2016年6月25日(土)15:00~15:40  受付14:30~)

会 場

畿央大学 冬木記念ホール

内 容

発達障害の理解とその対応 ―多様性を「障害」としないための環境設定と教育ー

講 師

畿央大学 教育学部 現代教育学科 准教授 大久保 賢一

対 象

奈良県在住一般市民、医療関係者、介護福祉関係者、学生、教職員

申 込

事前申込不要 ※当日、直接会場へお越しください

費 用

無料

主 催

日本看護福祉学会学術大会事務局

大会長: 畿央大学 健康科学部 看護医療学科 山崎 尚美

大会事務局長: 畿央大学 健康科学部 看護医療学科 林 有学

※この講座は、2016年度から施行された障害者基本法に基づき、発達障害のある方を(子どもから大人まで)地域で支えるために、専門家による発達障害に関する基礎知識を学ぶ機会として日本看護福祉学会学術大会が主催・企画したものです。

  

第29回日本看護福祉学会学術大会のご案内

6月25日(土)・26日(日)に畿央大学で日本看護福祉学会第29回学術大会が開催されます。テーマは「地域で創る認知症ケアのあり方-多死社会におけるこれからの看取り-」です。その背景として、認知症者が増えるとともに必要な医療や介護サービスの拡充も求められ、認知症者を支える家族や専門職も今以上にケアの質の向上を求められています。また、2015年4月に施行された新オレンジプランでは早期診断から終末期まで地域で支える認知症ケアの包括ケアシステムの構築が推奨され、地域住民ともに認知症の啓発活動の方法を考え、認知症者を支援する地域づくりが求められています。皆様とこれから必要とされる地域に根差した認知症ケアのあり方や最期をその人らしく迎えることができる社会のあり方について議論したいと考え学術大会を開催する運びとなりました。学内外の多くの方の参加をお待ちしています。

 

▼日本看護福祉学会学術大会(クリックするとPDFが開きます)

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【第1日目:6月26日(土)】

基調講演「地域で支える認知症医療のあり方」

原健二氏(医療法人高清会 高井病院 回復期リハビリテーションセンター長)

教育講演「その人らしく最期を迎えるために」

 桑田美代子氏(医療法人社団慶成会 青梅慶友病院看護介護開発室長/老人看護専門看護師)

市民講座「発達障害の理解とその対応」

大久保賢一氏(畿央大学教育学部現代教育学科 准教授)

シンポジウム「地域で創るテーラーメイドな認知症ケア」

木村秀子氏(公益社団法人 認知症と家族の会 奈良県支部副代表)

若野達也氏(若年認知症サポートセンターきずなや 代表)

鷲尾佳胤氏(広陵町 地域包括支援センター 主任介護支援専門員)

西千亜紀氏(医療法人鴻池会 秋津鴻池病院 認知症看護認定看護師)

吉川聡史氏(特別養護老人ホーム 和里(にこり) 施設長)

情報交換会

18:30から 20:30まで橿原ロイヤルホテルにて

【第2日目:6月27日(日)

65演題の研究発表(口演・示説)

招聘講演「台湾の認知症ケア」

陳玲穎氏

交流集会

タッチングの効果、コミュニティカフェ・認知症カフェに関する内容

 

大会参加費は下記の通りです。

学会員 事前申込6,000円 (当日申込7,000円)
非学会員 7,000円
大学院生 4,000円
学生 1,000円

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