2017.02.14
「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」を開講しました。
平成29年2月14日(火)10:40より本学にて、包括連携協定を締結している広陵町、香芝市および畿央大学が連携して行う「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」の開講式および第1回目の講座が開催されました。
広陵町と香芝市では自主的な健康づくりの活動を行える地域支援の「リーダー」を養成することをめざしており、その一環として介護予防リーダー養成講座が開講されています。畿央大学では、この取り組みに理学療法学科の高取克彦准教授と松本大輔助教が全面協力し、今年度は「KAGUYAプロジェクト」(私立大学戦略的研究基盤形成支援事業)の一環として協働していきます。
▼本講座のメイン講師、理学療法学科 高取准教授
広陵町からは19名、香芝市からは16名が参加され、3月中旬までに本学にて全11回の講座を受講されます。単なる人材養成にとどまらず、修了後にはKEEP(Koryo/Kashiba Elderly Encouragement Project)として認定され、地域における介護予防の担い手として実際に地域の健康づくりに貢献していけることが本事業の大きな特徴になっています。第1回目は広陵町および香芝市の介護福祉課地域包括支援センターの職員の方より、それぞれの自治体における介護予防の現状と課題が説明されました。
その後、自己紹介とグループワークが行われました。最初は緊張気味の参加者もグループワークを通じ徐々に笑顔が見られ、和やかな雰囲気になり、これからの「つながり」の第一歩になる初回となりました。
本事業は自助(自ら元気になろうとする取り組み)と互助(お互いの関係性により元気になる取り組み)により介護予防につなげていくものです。介護予防リーダー同士のつながり、地域住民と介護予防リーダーのつながり、介護予防リーダーと健康支援学生チームTASKを中心とした畿央大学の学生とのつながりにより、地域が元気になる取り組みとなることが期待されます。
最後に山村吉由広陵町長と吉田弘明香芝市長にも駆けつけていただき、開講式が執り行われ、これからの広陵町、香芝市の健康づくりのリーダーとして活躍し、地域を元気にする中心となるよう期待の言葉がかけられました。
全11回の長丁場ですが、本学も積極的にサポートしていきたいと思います。
▼山村町長、吉田市長も交えて全員で記念撮影
本日の様子は2月17日(金)18:00~19:00に放送予定の奈良テレビ「ゆうドキ」で紹介される予定です。ぜひご覧ください。
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