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2017.04.05

全教職員対象「FD・SD研修会」を開催しました。

4月3日(月)、全教職員を対象としたFD・SD研修会を開催しました。

 

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FDとはFaculty Developmentの略で「大学教員の教育能力を高めるための取り組み」のこと、SDとはStaff Developmentの略で「事務職員や技術職員の資質向上のための取り組み」を意味しています。

本学ではこれまでにもさまざまな取り組みを行ってきましたが、今回はこうした取り組みに関する昨年度の総括と今年度の課題について、教育推進室長補佐の石川裕之先生(教育学部現代教育学科)からお話をしていただきました。

 

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昨今、大学教育は「Teaching」から「Learning」への転換を迫られています。すなわち教員が一方的に「教える」のではなく、学生が主体的に「学ぶ」ことを可能にすることが求められているのです。

学生の主体的な「学び」をサポートするために、大学はさまざまな準備をしています。今回の研修会では、その中でも昨年度から今年度にかけて整備・導入された「3つのポリシー」「科目分類番号」についての説明をしていただきました。

「3つのポリシー」とは畿央大学が「どのような学生を受け入れて」「どのような教育を行い」「どのような学生を送り出す(学位を授与する)か」という方針を具体的に示したもので、それぞれ「アドミッションポリシー」「カリキュラムポリシー」「ディプロマポリシー」と呼ばれています。また「科目分類番号」の作成とは俗に「ナンバリング」などとも呼ばれますが、学問分野や難易度を英数字で示した分類番号を各授業科目に振ることによって、1つ1つの授業科目をカリキュラム上に体系的に位置づけることを指します。したがって「科目分類番号」の作成は「学び」の指針を明確にする手助けとなるものです。

 

こういったさまざまな取り組みを通じて、畿央大学ではこれからも学生の皆さんによりよい「学び」を実践してもらえるよう努めていきたいと考えています。

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