2017年度 大学院教育学研究科フォーラムのご案内

2017/08/31更新

日本におけるインクルーシブ教育の最前線と研究の課題

 

本学大学院教育学研究科は、創立当初から、各種の障害や健康問題などの困難を抱える児童・生徒の諸課題について、実践的で高度な知識・技能を備えた教育を行うとともに、これらの諸課題を一層深く研究することをめざして、特別支援教育研究のプロジェクトを推進してきました。

2006年、国連で採択され、2014年に日本も批准を行った「障害者権利条約」の第24条には、教育についての障害者の権利を明確に認め、障害者を包含するあらゆる段階の教育制度及び生涯学習を確保することが謳われています。これは、これまで世界各地でさまざまに実践されてきたインクルーシブ教育の流れが国際的なひとつの大きな本流として立ち現れてきたことを意味します。インクルーシブ教育は、障害者を排除せずに、障害のあるものもないものも共に学び、共に生きることを理念としたものです。
他方、日本においては、文部科学省は2006年の学校教育法の一部改正において、特殊教育から特別支援教育へとシフトしました。このシフトは、対象の児童・生徒を拡大したことにとどまらず、これまでの障害児者の教育概念を大きく変えるものでした。同時に、旧来の研究が改めて問い直される契機になりました。
特別支援教育とインクルーシブ教育は概念として同じではありません。けれども、特別支援教育とは、 special support education の英語訳ではなく、 special needs education の意味であるとすれば、特別支援教育とインクルーシブ教育との距離は、それほど遠くはないでしょう。とすれば、両者は理論的、実践的に、どこで、どのように切り結ぶことが可能なのでしょうか。
本フォーラムの目的は、現在の日本の法や制度の状況、世界の流れと日本の現状、本学での研究の到達点と課題、特別支援教育と地域との関係の(再)構築などの論点をめぐって、本分野の最前線で活躍されている方々をお招きし、インクルーシブ教育の振り返りと今後の課題に向けて自由に論じ合っていただくことにあります。本研究科の特別支援教育研究の飛躍と発展は、そこから始まると願っています。

 

 畿央大学大学院教育学研究科長 前平 泰志

 

日時

平成29年11月18日(土)13:30~ 【13:00受付開始】

会場 畿央大学 冬木記念ホール
対象 教員、教育関係者

プログラム

◆司会  明官 茂 国立特別支援教育総合研究所研修事業部長兼上席総括研究員

     島 恒生 畿央大学教授

 

13:30~14:30【基調講演】

日本における特別支援教育の現状と展望

 ―特別支援教育の現状、次期学習指導要領、教員の専門性向上など―
    講師:山下 直也 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課課長補佐

 

14:40~16:30【フォーラム】

◆提案 日本におけるインクルーシブ教育の最前線  渡邉 健治 畿央大学教授

    畿央大学におけるインクルーシブ教育研究の到達点と課題  大久保 賢一 畿央大学准教授

    特別支援教育の地域支援研究の現状と課題  相澤 雅文 京都教育大学教授

◆指定討論    中井 和代 奈良県立教育研究所特別支援教育部長

         井坂 行男 大阪教育大学教授

◆コメンテータ  宮崎 英憲 東洋大学名誉教授

その他

16:45~18:30 情報交換会

事前申込み制 (会費500円当日徴収 先着100名)

 

 

フォーラム2017

 ▲クリックでチラシPDFにリンクします。

申込み方法

下記①~⑤を明記のうえ、FAX、E-mailでお申し込みください。

申込み用紙はコチラからダウンロードできます。

①名前(ふりがな)、②所属(学校名)、③連絡先住所・電話番号・メールアドレス、④情報交換会への参加有無 

■宛 先

〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学大学院教育学研究科 フォーラム係(畿央大学総務部)
FAX : 0745-54-1600   E-mail:uketsuke@kio.ac.jp 

■締め切り   平成29年11月13日(月)

■問い合せ先  畿央大学総務部 TEL:0745-54-1602

学生・教職員専用

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