2018.06.07
近鉄連携「香芝SAフードコート 丼メニュー開発プロジェクト」第5弾が始動しました。
5回目のコラボは、「丼メニュー」の開発!
恒例となった「香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト」が、今年もついに始動しました。香芝SAとのコラボレーションも今年で5回目。昨年は「奈良の野菜山うどん」がグランプリ受賞となり、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」の3メニューが香芝SAのフードコートで販売されています。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評です。
▼去年の受賞メニュー
株式会社近鉄リテーリングサービスエリア事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開されており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にあるフードコートで提供するメニュー開発として、本学と2014年より連携いただいております。
名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道にいたるまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラッカー・ビジネスドライバー、特に休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっていることから、「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、本学の健康栄養学科(指導教員:中谷友美先生、米田武志先生)が中心となって取り組みます。
そして平成30年6月5日(火)、㈱近鉄リテーリングサービスエリア事業部の香芝SA山中支配人、永田副支配人による参加希望学生への説明会が開催され、33名の学生が集まりました。
▼説明会に参加する健康栄養学科の学生
▼(左)永田副支配人、(中央)山中支配人、(右)中谷先生
健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生もたくさんいます。
単に“管理栄養士の卵ならでは”の発想だけではなく、繁忙期の現場オペレーションに耐えうるレシピの開発という調理の効率性が求められます。説明会に参加した学生達は、メモを取り、一生懸命説明に耳を傾けていました。
今年の課題テーマは「鶏肉を使用した丼メニュー」です。11月17日開催予定のコンテストを経てグランプリ、準グランプリに輝いたメニューは、来年1月~2月以降に香芝SAで販売される予定です。ぜひご期待ください!
《今後のスケジュール》
・7月12日(木)プレゼンテーション
・9月下旬頃 メニュー質問会
・10月下旬頃 レシピ検討会
・11月17日(土)コンテスト実施及び結果発表
グランプリ(1チーム)、準グランプリ(1チーム)、特別賞(若干チーム)
・来年1月~2月以降、西名阪香芝SA(上下線)にて販売予定
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