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2010.01.18

「大学教育改革プログラム合同フォーラム」に参加しました。

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1月7日(木)・8日(金)の両日、東京ビッグサイトで文部科学省など主催の『大学教育改革プログラム合同フォーラム』が開かれました。これは、全国の大学で推進されている教育改革の内容をポスターセッションや分科会(セミナー、シンポジウム)で発表し、各大学が交流する中で大学教育全体の水準を上げて行こうという一大イベントです。畿央大学は、学生支援GPに採択されている学生向け健康支援プログラム「健康で規則正しい生活が勉強する学生を創る~健康・運動・栄養・生活リズムを学び、創出する自律型学生支援プログラム~」をポスターセッションで紹介しました。約230名の人がブースを訪れ、“健康と教育”がテーマの畿央大学ならではの取り組みに対して「ユニークな内容ですね」「健康科学部がない大学でも学生の健康管理や生活リズムの維持は必要ですね」など多くの好意的な感想をいただきました。

体組成、身体機能、心の健康、栄養状態、生活リズムなど幅広く健康データを把握して改善

ポスターセッションには全国から300校以上の国公私立大学・短大が参加しました。そのすべてが文部科学省の大学教育改革推進事業(GP)に採択されたプログラムで、学生支援や教育課程改善、キャリア教育、環境教育、がん医療教育など大学教育全般にわたっています。これらは全学的・組織的に取り組むことになっており、助成期間が終ってからも継続して各大学が取り組むことになっています。

 

畿央大学の学生向け健康支援プログラムは平成19年度に学生支援GPに採択され、3年目の21年度はほぼ完成した健康支援システムを学生が利用する段階に達し、さらにGP最終年度の来年度までに大学としての指導方法を確立し、継続して学生の健康を守るプログラムとして完成させることになっています。

 

学生向け健康支援プログラムは、健康診断の各項目のほか、体組成計で測定できる体脂肪率など、血圧や骨密度、筋力などの身体機能、心の健康状態、栄養状態、生活リズムなど学生生活全般にわたる幅広い項目についてデータを管理することができます。体組成計の項目や血圧、心の健康状態、栄養状態、生活リズムなどは学生がいつでも健康支援センターで測定したり、パソコン画面でアンケートに答えたりすることで測定することができ、サポートが必要な項目は大学が設定した期間に測定をします。また、健康意識啓発セミナーや「健康管理論」「情報処理演習」などの授業で健康管理やデータ管理などについて学び、学生に有効な利用を促しています。

 

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ポスターセッションで注目を浴びる

ポスターセッションでは、ブースを訪れた他大学から、見本に並べていた「健康づくりノート」「健康だより」を欲しいという要望もあり、さらに見学、交流の申し入れもありました。畿央大学としても建学の精神や大学の特長を生かしたこの学生向け健康支援プログラムを有効に活用し、大事に育てて行きたいと思います。

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