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2011.10.19

「奈良県立美術館+畿央大学アートカード」貸し出しのご案内。

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奈良県立美術館+畿央大学アートカード

小学校の校内研修で活用時の情景

 

奈良県立美術館とのコラボレーションで、美術作品の鑑賞学習に適した「アートカード」を制作しました。
つきましては下記要領のもとで貸し出しを行います。ぜひご活用ください。

 

【1】アートカードとは

アートカードとは、美術作品を印刷したカードで、鑑賞学習に使用する教材です。アートカードを使用したゲームを行うことにより、
・美術作品に親しむ
・主体的に見る
・作品のよさや面白さを自分なりに感じ取る
・感じ取ったことを話したり話し合ったりする
といったことに楽しく取り組むことができます。

 

【2】奈良県立美術館+畿央大学アートカードについて

本アートカードは、奈良県下及び近隣地域の学校や教育機関で活用して頂くことを目的に、奈良県立美術館の協力により畿央大学が作成したものです。同美術館の所蔵の「名所江戸百景」から32点に日本の美術作品、奈良県の風景を扱った作品や奈良出身の作家作品を加えた48枚でできています。作品に表されているものの形や色、イメージなどを検討し、ゲームに取り組みやすいように選んでいます。
カードそのものには題名及び作者名を記載してはおらず、付属のリーフレットですべての作品の題名、作者名及び作成年を記載するとともに、カードを使った一般的なゲームのルールを4種類紹介しています。

 

【3】奈良県立美術館+畿央大学アートカードの貸し出しについて

アートカードは48枚組を4組に1枚のリーフレットを添えたものが1セットです。貸し出し方法は畿央大学に直接取りに来られるか、宅配便の代金着払いにて発送させて頂くかのどちらかです。
ご使用をお考えの学校・施設の方は以下から申し込み用紙(Excel形式またはPDF形式)をダウンロードして頂き、ご記入の上、FAXあるいはメールにてご連絡下さい。

 

アートカード申込書のダウンロードはこちらから

  Excelファイル
  PDF ファイル

連絡先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2
Tel 0745-54-1601  Fax 0745-54-1600
担当者 畿央大学教育学部現代教育学科 西尾
m.nishio@kio.ac.jp

 

 

簡単なアートゲームのルール解説文と動画はこちらから

 ★アートカード七並べ(マッチングゲーム)

 

机の上に出ているカードと手もちのカードの形や色、イメージなどの共通点を見つけ出して、それを言葉で説明するゲームです。活動が進むにつれてくわしく形や色をとらえたり、自分なりのイメージをもてるようになります。

 

ルール

① 3人から8人くらいグループに分かれ、机を囲むように座ります。
② 一人一人に手札としてカードを5枚~7枚ずつ配ります。余ったカードの中から1枚抜き取り、
机の中央に絵が見えるように置き、残りのカードは横によけておきます。
③ ジャンケンでカードを出す順番を決めます。カードを出す人は、手札の中から場に出ているカードと
なんらかの共通点(同じところ)があるものを選び、その共通点がみんなにわかるように話してから
出ているカードの隣に置きます。待っている人は納得したら、拍手します。多くの人の拍手があれば、
カードをそのまま置いておいて、次の人と交代です。
④ どうしてもカードを出すことができない場合は、最初に横によけたカードをランダムに引いて
不必要なカードと交換してから次の人と交代です。
⑤ 全員が手札のカードをすべて並べおえたら、ゲーム終了です。

 

留意点

《共通点》は作品に表されているものやこと、形、色、ジャンル、縦長か横長か、などいろいろなことが考えられます。
学年や年齢によって、一度見つけた《共通点》を使えないようにしたり、出せない場合にカードが増えるようにしたりするなど、自分たちでゲームのルールを変えてもよいです。
神経衰弱のようなルールでもできます。
大切なことは、それぞれに異なる見方や感じ方があることに気付けるようにすることです。

 

【解説動画】

 

 

 

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