畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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看護医療学科

2019年9月2日(月)

チーム医療ふれあい実習を終えて

 

チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養い、職種間の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」は、本学の特色ある学びの一つになっています。今年度は令和元年8月19日(月)~23日(金)に、看護医療学科1回生、理学療法学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生総勢186名が、学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(10施設)で実習を行い、最終日には冬木記念ホールで実践発表会を行い、それぞれの学びを共有しました。

 

令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会1-1

 

実際の現場での実習を通して、さまざまな気づき、学びがあったようです。以下、各学科の学生たちの学びの様子を紹介します。

 

看護医療学科

今回の実習では、放射線科、薬剤科、検査科、リハビリテーション科などの各部署や、病棟、外来の見学をさせていただきました。そこでは、チーム医療や、コミュニケーションの大切さを学びました。部署の見学をさせていただいた際、より良い医療を患者さんに提供するために、各職種が専門性を発揮し他職種と連携して、様々な視点からみることが大切だと学びました。

病棟では、患者さんのケアやカンファレンスの場面も見学させていただきました。その中でも共通していた点は、コミュニケーションの大切さです。患者さんや家族の方と話す機会も作ってくださいましたが、ニュースなどに対する私の知識が乏しく、話を続けることができませんでした。このことから、幅広い世代の方が対象であることを理解し、知識を増やして、時と場合に合わせたコミュニケーションをとることの重要性を学びました。また、医療者が患者さんの言葉や反応を見逃さず、目的をもって接しておられたことがとても印象に残っています。看護師はカンファレンスなどで、他職種と患者さんをつなぐ仲介役も担っていました。以上のことから、患者さんだけではなくチーム医療を行う上で、医療従事者間でのコミュニケーションの大切さも学びました。また、実習を行うことができたのは病院の皆さま、患者さんやそのご家族の協力があったからだと実感しました。

今回の実習を通して、自分自身の欠点を知り、各職種の専門性を知ることの重要性も学びました。今回の経験を活かして、他学科との関わりを大切にし、今後の学びに繋げていきたいと思います。そして、協力して下さった方々への感謝の気持ちを忘れないようにします。本当にありがとうございました。

看護医療学科1回生 丸谷麻友

 

令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会2-1

 

健康栄養学科

今回のチーム医療ふれあい実習では、チーム医療として看護師、理学療法士、管理栄養士をはじめ多くの職種がどのような役割を担っているのかを実際に見学させていただきました。患者さんに栄養指導をする場面を見学させていただいた際には、患者さんだけでなくご家族にも栄養指導を行うことにより、家族全体で患者さんの栄養サポートができるということや、患者さんからは聞き出せない情報を、ご家族から得られることが多いなどの利点を学びました。そして栄養指導にご家族の同席を促すために、看護師が日程を調整するなどといった連携が取られていることを知りました。

また実際に食事介助の場面で様々な食事形態も見ることができ、患者さんの嚥下機能を言語聴覚士が評価して多職種と情報を共有し、管理栄養士がその情報に基づいて献立を考え、看護師や言語聴覚士が食事介助をするという連携を知りました。

毎日の実習終了後にはグループでのカンファレンスを行い、看護師、理学療法士、管理栄養士をめざす視点から感じたことや学んだことを共有することで、自分だけでは気づくことができなかった考えや学びがあり、多職種間での情報交換の重要性に気づきました。このように実際に医療現場で実習させていただいたことでたくさんのことを学ぶことができましたが、同時にたくさんの課題も見つかりました。医療現場で働く管理栄養士になるために今回の実習で得たたくさんの学びや課題をこれからの勉強に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

健康栄養学科2回生 井原雪那

 

令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会3-1

 

理学療法学科

今回の実習では検査部、薬剤部、栄養科、外来、病棟、リハビリテーション科を見学させていただき、各専門職同士の連携などチーム医療の大切さを学びました。部署での見学ではそれぞれの専門職が役割を果たし、医療ミスを防ぐための取り組みや他職種との連携の仕方を学びました。

リハビリテーション科では、現場で活躍されている理学療法士に付いて実際に患者さんに治療を行っている様子を見学させていただきました。患者さんやそのご家族への話し方、接し方を勉強させていただきました。お話を聞かせていただいた他職種の方々は理学療法士がリハビリ中にご家族のことや不安事など踏み入ったことを聞いてくれて、その情報がすごく助かっていると仰っており、患者さんとの結びつきが強い職業だと思いました。

そして、今回の実習を通してまだまだ勉強をして様々な知識を蓄える必要があると感じました。例えば、患者さんと接する際に、病気などについて質問された時に答えられなければ、信頼を得ることが出来ず、十分なリハビリが行えないと思います。また、患者さんやご家族を安心させることも出来ません他にも、チームとして他の医療職と連携する際にも、自分が欲しい情報や今患者さんの為にどの医療職と協力すればいいかを判断する為にも、理学療法士以外の医療職の知識も必要だと思いました。

実際の現場を体験する事で、将来自分が理学療法士となった時の姿を具体的にイメージする事が出来るようになりました。今回の実習で学んだ事を生かし、患者さんから信頼される理学療法士となる為に今後も努力していきたいと思います。

理学療法学科 1回生 西﨑陽花、畑凛太郎、松田羽奏

 

令和元年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会4-1

 

このチーム医療ふれあい実習は、1・2年次に行うEarly Exposure Programという側面があります。Early Exposureの教育効果として、

低学年のうちから現場に出て、実際に働いている専門職の姿を見る。

自分たちが将来専門職としてかかわる患者さんたちと関わる。

医療の現場で起きていることと、大学で学んでいることとのつながりを感じる。

など、学生のモチベーションにつながりやすいと言われています。

 

自ら学ぶという姿勢は、誰かに言われてすぐにできるようなものではなく、学生それぞれに適切に働きかけることにより、徐々に高まっていくものです。彼らの感想から、本実習が学生のモチベーションを高め、「こんな専門職になりたい」という想いをつくる手助けになったのではないかと感じております。 また、多学科混成の学生・教員チームで実習に臨み、それぞれの専門職の役割や立場としての意見・考え方を知るだけでなく、みんなで患者さんを支えていくことの意味に気づいてくれたと思います。

2010年に厚生労働省から「チーム医療の推進について」という報告書でチーム医療の重要性が示されました。本学では2008年から、今年で12回目のチーム医療ふれあい実習を無事終えることができました。

最後に、この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

理学療法学科 准教授 松本大輔

 

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2019年8月31日(土)

8月31日(土)から19日間

イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加!

 

畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。

 

【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019概要】

場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります)

研修場所:コンコルドインターナショナルスクール

期  間:2019年8月31日から19日間

内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等)

 

 

今年も2週間の語学研修と5日間の自由時間からなる短期語学留学が始まりました。8月31日(土)の早朝、関空を出発し、およそ20時間をかけて、韓国経由でイギリスに到着しました。

到着翌日は、朝10時から現地在住の講師によるオリエンテーションを行い、午後から語学研修の場所であるカンタベリーへ移動。その日の夕方から、ホームステイでの生活が始まりました。コミュニケーションや文化の違いに戸惑いながらも、様々なことを学び吸収してほしいと思います。

 

9月2日(月)からは、いよいよ語学研修が始まりました。午前中は、プレイスメントテストやオリエンテーションに加え、学校スタッフによるカンタベリーの案内もありました。カンタベリーは小さいながらも、イギリスらしい街並みが広がり、落ち着いた綺麗な街です。明日からは、本格的な授業が始まりますが、英語の勉強だけでなく、様々なことを学び経験することを願っています。

 

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▲ロンドンでのオリエンテーションの様子

 

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▲大英博物館

 

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▲カンタベリーでの街案内の様子

 

では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。

 

朝早くから関西空港に集合し、特に問題なく韓国の仁川空港行きの飛行機に乗ることが出来ました。仁川空港までは2時間ほどだったのでまだまだイギリスへ向かうワクワクとドキドキが感じられましたが、仁川空港からイギリスのヒースロー空港へ向かう飛行機は約12時間だったのでヒースロー空港に着いた頃には、みんなの顔はドキドキどころか疲れ切っている様子でした。

仁川空港へ向かう飛行機では日本人の添乗員さんがいたので日本を出たという感覚はあまり感じられなかったのですが、ヒースロー空港へ向かう飛行機では日本人の添乗員さんではなかったため、昼食や間食、夕食のやり取りはすべて英語でした。うまく英語が聞き取れなかった私は、とりあえず隣の人と同じメニューにすると韓国風の味付けがされている少し辛めの夕食になってしまいました。イギリスでは、なんとなく、その場しのぎではなく、しっかりと相手とコミュニケーションをとり自分の意思を伝えられるようにしようと思えた瞬間でした。

 

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▲機内食

 

無事ヒースロー空港に到着し、ホテルに向かうバスではロンドンでの過ごし方や注意事項を教えていただきました。ホテル到着後はホテルの周辺を先生が案内して下さいました。赤い二階建てのロンドンバスや、見慣れない建物などが目にとまりイギリスにいるという実感が湧きました。

 

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▲ロンドンバス

 

いよいよ明日からはホームステイがはじまります。不安と楽しみで複雑な気持ちですが頑張っていきたいと思います!

 現代教育学科1回生 石川芹

 

 

こんにちは。健康科学部看護医療学科1回生の勝島千尋です。いよいよ、2019年度英国短期留学がスタートしました!!留学に行くまで3回オリエンテーションを行いました。それらのオリエンテーションは、留学に行くことが初めてで不安ばかりだった私の気持ちを楽しみに変えてくれました。現地に着くと、オリエンテーションで行った事前準備や学習の大切さを実感しました。私の留学での目標は19日間の短期研修で英語力を高め、イギリスの歴史、文化、社会を知る中でイギリスの魅力を沢山見つけることです。

8月31日(土)当日は、7時半に関西国際空港に集合しました。関西国際空港から仁川経由での初めてのイギリス留学のため、乗換や搭乗ゲートなど様々な不安はありましたが、10時間以上の飛行を経て無事ロンドンのヒースロー空港に降り立つと荷物を受け取って旅行会社の方と合流することができました。

 

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ホームステイやコンコルドインターナショナルでの学習では自ら積極的にコミュニケーションをとりたいです。そして、沢山の人々と出会い、様々なことを感じ、学び、挑戦できる充実した19日間にします!!

 

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看護医療学科1回生 勝島千尋

 

●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2019年8月30日(金)

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。

 

6日目:8月29日(水)

今日はホテルからトラムでフリンダースストリート駅まで行き、4日目と同じWatsonia駅(※)からポール夫妻の車に乗ってBundoora Extended Care Centre(以下BECCと記載)へ行きました。Geriatric assessment 2病棟とGeriatric psychiatric 1病棟、Nursing Homeが並ぶ広大な敷地にある施設です。まず初めに急性期の病棟を見学させていただきました。BECCではノーリフトポリシーを掲げており、様々な機械によって看護師が患者さんを持ち上げなくていいようになっていました。私たちも実際に機械に乗せてもらい、体験させてもらいました。

 

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▲立位補助具の体験

 

この施設には認知症の患者さんも多く入院や入居しており、度々「家に帰りたい」と訴えるそうです。彼らのためにこの施設にあるのがバス停です。バス停に実際にバスは来ませんが、家に帰りたいという患者さんの気持ちを否定するのでは無く、気持ちが落ち着くことを助けるために設置されています。

 

Geriatric psychiatric 病棟では、認知症ケアを実施していました。ここではほかの施設に入ることが難しい患者さんがいます。この病棟では身体拘束を行うような道具は一切なく、一番の特徴が横半分に切られた扉です。興奮してしまった患者さんの安全を確認することができるため扉の上半分があけられるようになっていました。

BECCではナーシングホームと病院が敷地内にあることから、環境が変わることなく、患者さんがナーシングホームから病院へ、病院からナーシングホームへ移動することが出来ます。患者さんの気持ちを1番に考えたケアの重要さを学びました。

 

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▲餃子専門店の昼食(Dumpling)

 

昼食はポール夫妻に中華料理のお店に連れてきてもらいました。ここではたくさんのおいしい料理が出てきました。するとコンテイナーをお店の方が用意してくださり、残ったものをテイクアウトすることができました。これは日本では珍しいですが海外では一般的だそうです。昼食でもオーストラリアの文化に触れることができました。

 

午後からはAustin Hospitalに訪れました。

 

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Austin Hospitalは私立の病院です。私たちはその中にある緩和ケア病棟とOlivia-Newton-John Cancer&Wellnessセンターを訪問しました。この病棟はオーストラリアの有名な女優Olivia-Newton-Johnさんが母親の病をきっかけに寄付によって作られた病棟で母親の名前が付けられています。この緩和ケア病棟は28床あり、病棟内に映画などを家族とも見ることができるリラクゼーションルームや一緒に食事ができるブレイクアップスペース、そして各部屋にはバルコニーがついていました。また、どの部屋もバルコニーにまで、どのような患者さんでも利用できるように酸素とナースコールが設置されていました。

 

 

患者さんの不安は常に変化していて、その時々に合わせて対応する必要があり、その不安を取り除くためには、タイムリーな対応が必要です。不安のある患者や家族のために24時間いつでも質問できる電話窓口やインターネットWebサイトなどを紹介していました。また、患者同士で話をしたときに不安が増さないように、様々な種類のがんに関するパンフレットや多言語に合わせたパンフレットもありました。

 

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▲多様な(言語の)資料

 

病院には移民が多いオーストラリアならではのそれぞれの信仰に合わせたマルタイフェイスというお祈りの部屋や教会が設置されいて、患者の不安を取り除くための施設がありました。

患者さんの不安を取り除くためには、Pastoral care workerや牧師など他職者とともに身体的なケアだけではなく、スピリチュアルケアや家族ケアなど様々な対応が必要であると学びました。2020年には東京オリンピックを控えている日本もこのようなダイバーシティケアを取り入れて、多様な言語を医療の中にも取り入れていくことが大切だと考えます。

1週間の研修もいよいよ明日で終わります。まだまだたくさんのことを学んで日本に帰国したいと思います。

 

看護医療学科2回生 中田萌

 

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2019年8月29日(木)

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。

 

5日目:8月28日(水) 

ホテルからトラム(路面電車)に乗り40分、ラ・トローブ大学に到着し、記念写真を撮りました。

 

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▲ラ・トローブ大学の構内

 

ラ・トローブ大学に着くと、エリーズ・フォックスワース先生が笑顔で迎え入れてくれました。

 

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▲エリーズ先生のガイダンスの様子

 

昼食後、ラ・トローブ大学で日本語を学んでいる学生たちと交流をしました。

まずは、英語と日本語でお互いのことをプレゼンテーションしました。ラ・トローブ大学の学生たちのプレゼンテーションに圧倒されながらも、練習を積み重ねた私たちのプレゼンテーションを一生懸命やり遂げました。

また、ラ・トローブ大学の学生と各々英語や日本語を混じえて会話をしましたが、スムーズに会話の意図が通じない時もありました。その時はラ・トローブ大学の学生の方が一生懸命に日本語を考え伝えてくださり、自分の英語力不足を感じました。

 

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▲ラ・トローブ大学の学生と畿央大学の学生のプレゼンテーションの様子

 

その後休憩をはさみ、日本語クラスに参加しました。

日本語クラスでは学生同士でのディスカッションをすることが多かったのですが、日ごろ、受け身の授業が多いと私自身が感じていたので、このクラスでは自ら参加し、自分の意見や発声練習など主体的な授業であったため、違いを学べました。授業の中では、私たち日本人の学生が発音の手本になるなど、自分たちが先生の立場になって教えることが、今までになかったので新鮮な体験でした。

 

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▲日本語クラスの様子

 

日本語クラスの後に、今日一日お世話になったエリーズ先生に日本のお土産と私たちが書いた色紙をプレゼントしました。とても喜んで下さいました。

 

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▲エリーズ先生と記念撮影

 

夜はクイーン・ビクトリア・マーケットに行きました!

 

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マーケットにはネパールやインドなど多国籍の飲食店やアクセサリー店が立ち並んでいました!その中でもひときわ行列ができていたのがSOUP FACTORYというお店でした。丸いパンの中にスープがたっぷり入ったものを食べました。パンが大きく中のスープもたっぷりであったためこの1つでお腹がいっぱいになりました!

 

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▲クラムチャウダー入りのパン

 

集まっている人々も国籍がさまざまで、マーケットは人で溢れていました!オーストリアは移民の国と言われているように多国籍の人がいるため、その人たちの生活や食事がこのマーケットから学べました。

 

                       看護医療学科2回生 森屋奈菜実

 

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2019年8月28日(水)

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。

 

4日目:8月27日(火)

今日は、本来月曜日に訪れる予定であったBlue Cross Livingstone Gardensというナーシングホームを訪問しました。

Flinders Street駅から電車で40分程かけて移動した後、Watsonia駅から施設までは今回の海外インターンシップで大変お世話になっているJulie Paulさん(以後、Julieさん)とTim Paulさん(以後、Timさん)の車でナーシングホームに向かいました。

朝が早かったので眠かったのですが、通勤通学の人たちの様子を目にすることができて新鮮でした。日本のように急いでいる雰囲気がなく、コーヒーを手にしていたり、穏やかな印象を受けました。

 

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▲フリンダースストリート駅のホーム

 

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▲Blue Cross Livingstone Gardens(訪問先のナーシングホーム)

 

施設に到着してからは、さっそく世代間交流の場に参加させていただきました。

 

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▲世代間交流体験の様子

 

この日に訪れていた幼稚園児は、3歳と4歳のクラスで、25人の幼児が少し緊張しながら高齢者の方とコミュニケーションを図っていました。幼稚園は、ナーシングホームから2分の場所に位置しているのですが、幼児のスピードでは15分くらいかけて全員で紐をもちながら移動していました。また、この地域は中国から移民してきた方が多く住んでいるので、幼児の30%は中国、30%はインド・ネパール、30%がオーストラリア、残り10%はその他の国の出身の親をもつ児が参加していました。一方、高齢者はアングロサクソンとオーストラリアの方がほとんどのようでした。幼児が緊張して、高齢者と話せずにいると保育士さんが絵本や色鉛筆を手にして、上手にコミュニケーションの橋渡しをしていました。

 

私たち学生も始めは英語でどのように話しかけたらよいか戸惑いましたが、幼児たちが高齢者の方と一緒に絵本を読んだり絵を描いたり、パズルをすることで会話を進んで行っているのを見て、同じようにうまく物を使うことで会話をはじめるきっかけとしました。そこからはどんどん質問をして幼児たちや高齢者の方々と短い時間でしたが親睦を深めることができた思います。

 

この交流を通して感じたことは、幼児が「できたこと」に対しての褒め方が、オーストラリアの方が表現が豊かであり、幼児たちも嬉しそうだということでした。高齢者の方と幼児が接する機会というのはなかなか無いと思うので、このような交流の場がどんどん増えていけば、それぞれの年代の役割が発揮され、地域の活性化にもつながると思いました。

 

その後、施設マネージャー (クリティカルナース)の説明を受けながら施設の見学をしました。施設内には、週に一度映画を観ることができるシアタールームや好きなようにヘアカットをしてもらえる美容室、インターネットも利用できる図書館がありました。また、開放感のある場所に家族や夫婦で自由に使用できるデイルームがありキッチンも大きくて綺麗でした。どの階からの眺めもよくて、ここが本当に高齢者ケアの施設なのかと疑うほど素敵な場所でした。

 

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▲シアタールーム

 

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▲美容室

 

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▲図書館

 

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▲デイルーム

 

個室も一つひとつに患者さんそれぞれの個性があり、心地よく暮らせるような工夫がなされていました。まず、部屋の入り口には「メモリアルボックス」という、ガラスのケースが設置されていて、自分が今まで大切にしてきたもの、例えば家族との思い出の写真や自分の生まれた家の写真、自国の民族の小物などをショーウインドウのように飾ることができるようになっていました。このことは、自分らしさ(その人らしさ)を大切にしていて、自分が自分であることも意味付けやその人の価値観をとても尊重したケアに繋がっているのだと学びました。部屋の中も見させていただいたのですが、入り口からトイレ、浴室まで1つも段差がなくバリアフリーが徹底されていました。転倒予防のために浴室もかなり広く、ベッドも頭や足の高さ調整が細かくできるようになっていました。また、スタッフの腰痛予防のためにオーストラリアで1998年に策定された「ノーリフト」のポリシーに従って、2人以上のスタッフで移乗したり、リフトの使用を義務付けたりしていました。

 

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▲写真左:浴室・トイレ  写真右:個室の室内

 

説明の後、昼食にサンドイッチとドリンク、スイーツをいただきました。

 

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▲サンドイッチとココア

 

そして、昼食後は認知症の専門看護師(クリニカル・ケア・コーディネーター)の方からお話を伺い、学生1人ずつ英語で質問をし、全体でその内容と意味についてふり返りを行いました。

 

日本とオーストラリアでは異なることがたくさんありました。例えば、認知症ケアのスペシャリストになるための過程、施設を利用する際の費用設定や身体拘束の概念などが異なっていました。施設の運営基準においては、①認知症ケアの専門的な教育を各施設で計画し(この施設では、毎日10分間程度実施)認定書を発行する、②施設使用料は高齢者の財産や収入により設定され、かつ美容室やアクティビティ・ケアの参加など個人によって異なるので、日本のような一律の基準はないこと、③身体拘束はしていなけれども、センサーマットや薬による鎮静は行っており、鎮静ではなく鎮痛(ペインコントロール)の必要性や魔の3ロック(身体拘束・言葉・薬物)の危険性について学習しました。

 

また個別性を大切にし、患者さんの生活や価値観を尊重すること、時代背景を捉えて支援することは私たちが学んでいることと同じであるということを学びました。

 

またメルボルンではポリシーの改定の場に看護師も積極的に参加されているということを知りました。そして看護師さんが“いつも新たな状況に直面したときは自分のチャレンジだと思っている”とおっしゃったことから大変前向きに仕事をされている印象を受けました。そのような看護師さんを見て、私も自分の仕事に誇りを持ちポジティブに働くことができるように頑張りたいと思いました。

 

その後、「memory support」 アクティビティ・ケアについての説明を受けました。

 

このアクティビティ・ケアにも世代間交流が取り入れられており、バリデーションDT(Diversional Therapy)やボランティアによる、人形(Doll Therapy)や大工道具(作業療法 Men’s Sheds)などを用いながらケアを行なわれていることを知りました。昔に体得している、子育てや日常大工仕事など、その人のできる力(もてる力)を大切にしたケアだと思いました。日本にもある、アザラシロボット(写真)もいました。

その人の感性に働きかけるケアとして、オーストラリアでは一般的な「Sensory Therapy」使用する庭には、ミントやローズマリーなどのハーブや植物が植えてあり爽やかな気持ちになれました。

 

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▲memory supportアクティビティ・ケアの説明を受けている様子

 

説明を受けて、今回目標にしていた内容「高齢者との世代間交流の実際と意義」について自分なりに考えてみました。

高齢者の方々にとってのメリットは、幼児や若者と関わることは、若い頃の記憶を蘇らせること、幼児に何かを伝えたり教えることで、自分が人のために何かできるという役割を感じること、一度取得した技術などを継続したり、想起することで記憶を保持できるということにつながるのではないかと考えました。

また、幼児にとってのメリットは、自分が知らないことを経験談とともに知ることができることにあると考えました。

 

そして最後は、「Music Therapy」として、ハープを演奏されているMs. Janet Borgさんのハープセラピーについての話を聴きました。

 

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▲Music Therapyの説明を受けている様子

 

実際に体験させていただいて、とても美しい音色でリラックスできました。

またハープのテンポを一定にすることは心拍が一定であることを想像させるので、そうではなく不規則に演奏するようにしておられ、より自然に感じました。大変貴重な体験をさせていただきました。

その後は施設を後にし、Heidelberg駅からFlinders Street駅に到着して解散しました。

 

今日から本格的な学習が始まり、なかなか英会話に切り替えができないところもありましたが、充実した1日を過ごすことができました。

明日は、日本語を学んでいる学生さんとの交流があるので、積極的に会話できるように頑張りたいです。そしてこの海外インターンシップ研修でたくさんのことを学んで、日本に伝えられるようにしたいです。

学習の内容が中心で文章が硬くなりましたが、うまく空いている時間を見つけて思い切り楽しみたいと思います。

 

   看護医療学科 2回生 今上実玖

 

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