畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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人間環境デザイン学科

2019年12月19日(木)

人間環境デザイン学科の加藤です。長野県白馬にあるコテージ「Hakuba Misorano Vacation stay WINDFALL」のコンバージョンプロジェクトに加藤ゼミ生2名が参加しました。

私が長野県白馬に別荘(M別荘)を設計したのは1992年のことです。現在のM別荘所有者はマツイコーポレーションという商業施設の設計施工会社で、本学エントランス前のモニュメント「徳知美」は同社が制作しています。

 

▼開学10周年を記念して製作された「徳知美」

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その関係もあって今回、少し古くなったM別荘を新しく模様替えして貸別荘にするというコンバージョン計画にゼミ生の参加が許されました。当時の白馬みそら野地区は閑静な分譲別荘地で、当時建築家黒川紀章が白馬村まちづくり環境色彩計画をやり始めたころでした。

 

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あれから約30年・・・白馬村は今、様変わりしようとしています。夏休み中のオーストラリア人が北半球日本の冬のスキーを楽しむというレジャースタイルが流行しているのです。白馬村には近代的なリゾートホテルも建ち、今までの別荘がオシャレなオーストラリア人向けの貸別荘に変わっていき、白馬のリゾート開発がにわかに活気づいています。

 

オープン予定まであまり時間もなかったため、①建築外装の色彩計画 ②貸別荘のロゴマーク作成の2つに計画内容を絞り込みました。ゼミ生の男子2人(勝屋翔太君・米田雄人君)と共に、まずは外装計画に取りかかりました。

 

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既存の建築では三原色をポイントカラーにしていたため、今回はモノトーンで落ち着いた色彩計画を提案しました。

 

▼提案したファサードの水彩画

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▼提案した学生作成の模型

模型

 

▼施工時(28年前)と今

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次に、白馬が走っている姿をデザインしたマークを作成しました。

 

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結果を言ってしまいますと、我々の提案は全てボツになってしまいました。ビジネスはそんなに甘くはありません。

白馬みそら野地区の方々とも意見を交換するプロジェクトであったため、様々な要望が複雑にからみ、我々の対応にも限界がありました。しかし学生が制作した模型は遠く白馬まで運ばれました。彼らの「熱い思い」は届いたのではないかと思います。

 

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▼米田雄人君のコメント

大学での課題や勉強がある中、期日を守りながらプロの仕事のクオリティで案を考え、表現するのはとても難しかった。時間も足りなかったが、技術も足りなかった為、良い結果には至らなかった。しかし、松井さんとの会話で良い話を聞けたのも含め、良い経験が出来て良かった。

 

▼勝屋翔太君のコメント

実際に建っているものの改修案を出すと決まったとき、感覚的にはまだ学生という感覚でいました。いざ松井様に提案したとき、返ってきた言葉で、学生ではなく、一人の設計者として見られていたのだなと感じました。遅すぎたのですが、そこでようやく自分が居る立場を理解しました。今後、こう言った事業に関わっていく機会が増えると思います。その時は学生として臨むのではなく、一人の設計者として責任を持ち、自分の意思をしっかり持って関わっていきたいと思います。今回の案に関しては恵まれませんでしたが、一度出来上がった「Hakuba Misorano Vacation stay WINDFALL」が私たちが提案した物とどれだけの差があるのかを見学してみたいです。

 

貸別荘WINDFALLは、2019年12/28にオープン予定です。すでに50泊以上の予約が入っているそうです。

 

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

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2019年12月17日(火)

建築士資格試験(1級、2級)は大学を卒業してからでないと受験できませんが、インテリア関係の資格は在学中に受けることができます。インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、インテリア設計士が主なものですが、店舗関係の資格もあります。それは、商業施設士といいまして、生活者が日常利用しているあらゆる商業施設の運営管理システムや店舗の構成・デザインなどを総合的に計画し、監理まで行なう専門家のことです。

 

学生が受験できる「商業施設士補」資格は、商業施設の企画・設計・デザイン・監理等に関する知識を有していることを証した資格制度です。畿央大学は平成20年(2008年)に認定校となり、現在まで16名の学生が商業施設士補資格を取得しております。今年度は人間環境デザイン学科4回生 太秦柚香里さんがただ一人合格しました。おめでとうございました。

 

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▼太秦柚香理さんコメント

商業施設の内装を取り扱う会社に就職するので、今回の試験を受けました。朝から4つほど講義を受け、最後に試験を受けました。合格点が70点以上で、集中して授業を受けないと受からない試験でした。

卒業制作も多忙になりながら今回の試験を受けて合格できたことは自信にもなり、いい経験になりました。就職して実務経験を積んで、最終的には商業施設士の資格取得をめざしていきたいと思います。

 

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

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2019年11月21日(木)

2019年11月8日(金)、2・3回生合同の西山プロジェクトゼミで吉野あかり工房を訪問し、あかり作りのワークショップに参加しました。「吉野あかり工房」では、照明デザイナーの坂本尚世さんが吉野産の素材にこだわり、ヒノキと杉が持つ美しい木目と手漉き和紙の自然の風合いを感じることができるランプを手づくりされています。当日は好天に恵まれ、工房に到着するまでには吉野の青空と澄んだ空気を満喫することができました。

通された工房の作業室には吉野の木がふんだんに使われており、心地よい香りに包まれていました。

 

さて、いよいよ、あかり作りです。ヒノキの土台にショートしないよう注意しながらコードや電球を取り付け、器具の機械部分を完成させます。その土台の2面に向かい合わせて、ヒノキの薄板を接着剤でしっかりと貼り付けます。この時、電球の熱を上方に逃す穴を作るため、木表が外側になるようにします。木表が膨らむように反る、という木の特性を生かした方法とのことで、このように、制作だけでなく木材の性質についてもいろいろと教えていただきました。

 

吉野あかり工房でのランプ作りワークショップ1-1

▲ヒノキの薄板を貼り付け、次の作業に取り掛かるところです。

 

次に、ヒノキの薄板に和紙を張り付けます。和紙は、繊維を毛羽立たせて柔らかい印象を出すため、ハサミで切らずに水で少しずつ濡らしながら手でちぎっていきました。最後に、張り付けた白地の和紙に植物から染めた別の和紙で飾り付けをしていきます。いろいろな植物から染められた和紙はどれもやわらかい色合いで、あかりの雰囲気に合っていました。

 

吉野あかり工房でのランプ作りワークショップ2-1

▲点灯式、暗くした部屋にあかりがつくと、歓声が上がりました。

 

作業はとても楽しく、ヒノキから漏れるオレンジの温かい光と浮かび上がる和紙の飾り付けが調和した「世界に一つだけのあかり」が完成しました。

 

吉野あかり工房でのランプ作りワークショップ3-2-tile

 

人間環境デザイン学科3回生 鵜野銀次朗 楠知也 栗原大地

                2回生 上田颯希 岡本萌樺 荻田佑里子

北田しほり 原田葵 三浦彰希子

2019年10月28日(月)

人間環境デザイン学科の加藤ゼミです。

2・3回生合同の加藤プロジェクトゼミでは毎年、2畳茶室を制作しています。

9年目となる今年は3つの茶室を作りました。コンセプトは「吊る」です。

 

▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-※クリックすると拡大します。

図1

 

▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-メンバーの紹介です!※クリックすると拡大します。

図1

 

今年度、展示した3つの作品について紹介させていただきます。

 

A庵の作品コンセプト

まるで立方体が宙に浮いているような茶室。様々な色の毛糸を使い、茶室の概念を壊した作品です。

揺れる糸の幻想的な空間をお楽しみください。

 

▼作品写真

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【A庵 制作班長のコメント】

茶室を吊るにあたって、素材選びに苦労しました。重いと吊ることができず、軽すぎるものでは強度が劣るため、制作していく上で重さ、強度を確認しながら微調整しました。糸に関しても、素材や糸の太さ、糸と糸の間隔によっては絡まってしまうため、試行錯誤を重ねました。実際に吊ってみるまでは不安でしたが、無事に吊り上げることができてよかったです。

 

     A庵班長 人間環境デザイン学科3回生 岡田由希

 

B庵の作品コンセプト

唯一、宙に浮かない「吊庵」。たくさんの糸の色、キラリと光る色、糸の間などの変化を楽しむことができます。

中に入ることができ、床にはペットボトルキャップを敷きつめていますので、踏む感触以外にもブラスチック海洋破棄問題についても、考え欲しいと、願いを込めて制作しました。

 

▼作品写真

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【B庵 制作班長のコメント】

約6mの毛糸を114本扱う茶室でしたので、どうしたら絡まずに、時間をかけずに設置出来るのかが1番の問題でした。様々な方法を考え、「床を8パーツに分け、1パーツにあらかじめ最大18本の糸を貼り付けておき、設置時に2階から降ろす」という方法にしました。その結果、3時間で設置を完了することができました。均等に張られている糸、糸の色、床のキャップ、躙口…等たくさんこだわりがあります。原寸大での製作は想像以上に大変でしたが、メンバーにも助けられ、いい作品ができてよかったです。

B庵班長 人間環境デザイン学科3回生 稲井葉澄

 

 

C庵の作品コンセプト

1枚の紙を切ることによって幾何学模様の立体を生み出し、吊られていることを感じさせない、まるで宙に浮いているかのような茶室。中の空間は今までには体験したことのないものになっていますので、この茶室が生み出す幾何学的な空間をお楽しみください。

 

▼作品写真

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【C庵 制作班長のコメント】

今回の茶室のコンセプトは「吊る」ということで様々な問題に直面しました。
まず素材の重さ。軽すぎると形にならず強度も劣り、重すぎると重みに負けて形が保たれないなど、考えただけでは分からず、とりあえず作ってみて上手くいくか確かめるという作業の繰り返しでした。
一つを作るのに時間もかかり、ゼミ活動内では終わらずゼミ活動外でも集まり、また作るという、行き当たりばったりな活動となってしまいました。そのため思っていた作品とは違う形になってしまい非常に悔しいです。
ですが、その分得た物も多く、非常に有意義な活動にもなりました。いい茶室ができると信じて一緒に茶室を作ったメンバーにも感謝の気持ちでいっぱいです。私たちC班はこの悔しさをバネにし、より良いものを作り上げていきたいと思います。

C庵班長 人間環境デザイン学科3回生 荒木完

 

【過去の茶室記事】

2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室)

2012年 PET庵(ペットボトル茶室)

2013年 「段庵」(ダンボール茶室)

2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室)

2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居)

2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室)

2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室)

2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室)

2019年10月15日(火)

令和元年9月21日(土)「広陵町かぐや姫まつり」にて靴下デザインコンテストの授賞式が行われました。今年も村田ゼミは靴下ファッションショーという形で受賞された靴下と私たちの制作した衣装を披露しました!

 

「靴下デザインコンテスト授賞式・ファッションショー村田ゼミ1-1

 

広陵町は、靴下生産高日本一の「靴下の街」です。広陵町の靴下産業が始まって約100年が経過。この靴下デザインコンテストは、今年で6回目を迎えました。

年々応募が増えており、今回は全国から2264点もの応募がありました。その中から、最優秀靴下組合長賞(1点)、広陵町長賞(1点)、広陵町商工会長賞(1点)、佳作(11点)、ユーモア賞(3点)、かぐやちゃん賞(1点)の全18点が選ばれました。私達、村田ゼミのメンバーがこの靴下ファッションショーに参加させていただいてから、6回目になりました。今回のファッションショーでは、今年募集した靴下デザインのテーマが、【プレゼントにあげたい靴下】ということから、お礼という言葉を連想し、また、令和元年に行われることから、今回のファッションショーのコンセプトを【れい】に決め、今年度は、2回生6名、3回生8名、4回生12名、そして村田先生の総勢27名で夏休み前から靴下ファッションショーに向けて活動してきました。

 

「靴下デザインコンテスト授賞式・ファッションショー村田ゼミ2-1

 

【 佳作ショー 】

着用したスカーフは、大学で学んだスポイト染めで各々が個性あふれるものに仕上げ、スカーフと受賞した靴下が目立つように、服装はシンプルな白のTシャツとデニムにまとめ、ショーの始まりに相応しい賑やかな音楽にのって2・3回生でウォーキングを行いました。

 

「靴下デザインコンテスト授賞式・ファッションショー村田ゼミ3-1

【 2回生ショー 】

2回生は大学生になって初めて実習で製作した甚平を着て、元気なダンスで盛り上げてくれました!

 

 

「靴下デザインコンテスト授賞式・ファッションショー村田ゼミ4-1

【 畿央靴下 】

今年も広陵靴下組合長さんに私たちが考える畿央靴下を作っていただきました。デザインの特徴として畿央大学のロゴに使われている青と緑を使用し、ロゴやマークではなく、“色”で畿央大学を表現しました。誰もが履きやすい、履きたいと思えるデザインに仕上げています。

衣装は靴下に合うように、そしてアパレルを学ぶ私たちらしいデザインにし、今までの学びや知識をいかし、分からないところは先生に聞くなどして頑張って制作しました。衣装は乃木坂46の衣装をモチーフに制作しています。こだわりは、全体に統一感を持たせるため同じ生地を使いつつそれぞれが違うデザインにしたことです。変化をもたせたことで、全体で見たときに単調な印象にならないようにしました。

衣装制作では、衣装チェンジすることを考えて、着脱のしやすさにも工夫をしています。そのため、試作を繰り返し、型紙を何度も書き直して調整しました。衣装に使ったチュール素材は扱い慣れない生地だったのでで、縫製には苦労しました。

 

「靴下デザインコンテスト授賞式・ファッションショー村田ゼミ5-1

【 ユーモア賞 】

4回生は実習で製作した浴衣を着用し、個性あふれる華やかなショーを作り上げました。

 

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【 かぐやちゃん賞 】

女子4人のグループ。シルエットがゆったりとした可愛らしいイメージのワンピースにしました。ダンスは、今回のテーマに合わせてバラの花を贈る演出をしました。

 

「靴下デザインコンテスト授賞式・ファッションショー村田ゼミ7-1

【 広陵町賞 】

靴下が目立つようにモノトーンな服に仕上げました。女子の衣装はアシンメトリーにつくり、モノトーンかつオシャレに見えるように工夫をしました。男女のグループらしいダンスでショーを盛り上げました。

 

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【 最優秀賞 】

大学で学んだ染色技術や絞りの技術を使い、各自が個性あふれる模様を作り出し、シンプルな白いTシャツに各々が縫付け、好みの服に仕上げました。個性溢れる服に仕上げつつ、統一感のある衣装を着て、かっこいい音楽でウォーキングをしました。

 

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【フィナーレ】

子どもにも人気で、誰もが一回は聞いたことのある「パプリカ」の音楽に合わせて、村田ゼミ全員でダンスを踊りました。手にはパプリカカラーのお花を持ち、フィナーレに相応しい音楽でショーをまとめました。

 

【最後に】

靴下コンテストで受賞された皆様おめでとうございます。このような靴下コンテストという素晴らしい場に、こうして今年も村田ゼミが関わらせて頂けたことを大変嬉しく思います。そして、この靴下ファッションショーを開催するにあたりお世話になりました、広陵町靴下組合の皆様、その他関係者の皆様に深く感謝いたします。そしてファッションショーを見に来て下さった皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。

 

人間環境デザイン学科  村田ゼミ3回生

三歩莉奈、太田琴音、北原享、西岡あさひ、松岡直香、浅田明香、森田圭亮、山中瑠莉

 

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