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助産学専攻科

2021年7月26日(月)

2021年7月2日(金)土橋厚子先生に「生命倫理」の科目の中で、「分娩異常時の助産診断の実際(母体急変時の初期対応)」について教えていただきました。

 

講義では、母体急変時の初期対応として、急変に気づくためのバイタルサインや分娩時モニタリングの判読、初期対応方法、チームメンバー間のコミュニケーションの重要性について学びました。

 

「分娩異常時の助産診断の実際(母体急変時の初期対応)」~助産学専攻科1-1

 

演習では、学生が医師や助産師、産婦、家族など各役割に分かれて、分娩時大量出血が起こった場面を想定し、役割を演じながらデモンストレーションを行いました。

 

「分娩異常時の助産診断の実際(母体急変時の初期対応)」~助産学専攻科2-1

 

事例のデモンストレーションを通して、初めての急変対応だったので、目の前に起こっていることに必死で産婦や家族への声かけや説明が不足していることに気づきました。産婦や家族は何が起こっているのか分からず、不安を抱いています。医師は救命処置を行うことに集中しているため、心理面でのサポートは助産師の役割であると感じました。声かけだけでなく、医療者の表情や言動にも配慮していく必要があると考えました。

また、間接介助助産師が指示待ちをしていたり、直接介助助産師がリーダーシップをとれていなかったりしたため、チーム間での連携が不足していました。連携が不足すると、処置が遅れてしまい、医療事故の原因になるなど母子の生命に危険を及ぼしてしまいます。

 

「分娩異常時の助産診断の実際(母体急変時の初期対応)」~助産学専攻科3-1

 

今回の演習から、自分の強みと弱みを見つけることが出来ました。そして、弱みを強みに変えるためにはどのようにしたら良いのか自分自身で振り返り、チーム医療に生かして急変時に対応できるようになりたいと思いました。

 

助産学専攻科 木村優見 中田萌香

 

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2021年7月26日(月)

2021年6月24日(木)、ふみ子助産院の院長である森田婦美子先生にマタニティヨガとベビーマッサージを教えていただきました。

 

【マタニティヨガ】

マタニティヨガとは、妊娠中でも行えるようにプログラムされたヨガです。マタニティヨガを行うことで気分をリラックスささせることができ、瞑想しながら赤ちゃんの存在を感じ、赤ちゃんとの対話の時間を得ることができます。また、助産師に妊娠中の不安や疑問について質問する機会になったり、妊婦さん同士で交流したり、悩みを共有する場にもなります。

 

私たちもマタニティヨガを実際に体験し、さまざまなヨガのポーズに合わせた呼吸法を学びました。はじめは普段意識しない呼吸を意識することが難しく感じましたが、徐々に自然にできるようになり、リラックスし、とても気持ちが落ち着きました。

 

また、瞑想をしてお腹の中にいる赤ちゃんに話しかける時間があり、妊婦さんにとってはゆっくりと赤ちゃんに向き合いその存在を感じることのできる時間になることを学びました。

ヨガのポーズをする中で、自分の姿勢や筋力、柔軟性の特徴など知らなかった部分を知ることができ、マタニティヨガは自分自身の身体と向き合える機会になることも学ぶことができました。

 

マタニティヨガ・ベビーマッサージの特別演習~助産学専攻科1-1-down

※写真撮影時のみ、マスクを外しています。

 

【ベビーマッサージ】

ベビーマッサージとは、赤ちゃんの肌に直接触れることを目的とした、赤ちゃんとお母さん・お父さんのスキンシップ方法のひとつです。赤ちゃんにとっては精神的に安定する、ぐっすり眠るなど多くの効果があり、親子のコミュニケーションの促進や、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌により、お母さんやお父さんのストレス軽減にもつながります。

 

実際に自分たちで作ったベビー人形を使って、ベビーマッサージを体験しました。

ベビーマッサージは、愛情をこめて赤ちゃんの肌にやさしく丸い手で触れなでること、上から下への動きと中枢から末梢への動きをすることがポイントであると学びました。そのポイントを押さえていれば他に特別な技術は必要なく、自宅でも手軽に毎日行えるところが魅力だと感じました。

 

妊娠中から自身の身体を知り向き合うことや、赤ちゃんに触れながらコミュニケーションを取ることの大切さを学ぶことができました。

 

助産学専攻科 鶴岡理紗 平野和

 

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2021年6月12日(土)

2021年5月20日(木)に「乳幼児の成長・発達」の授業で、奈良県桜井市にある児童養護施設「飛鳥学院」を見学させていただきました。

飛鳥学院では、様々な理由によって、環境上養護を必要とする子どもたちが入所し、自主性、社会性を持って自立することを支援するため、子どもたちへの温かい関わりをされています。

 

▼基本理念:二宮尊徳翁(金次郎)の報徳精神。「勤倹」勤勉に働き、倹約すること、「分度」自己の社会的、経済的実力を知り、それに応じて生活の限度を定めること、「推譲」今日のものを明日に譲る、社会のために譲る。

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科1-1

 

施設は、70年ほど前に建てられた木造建築で重厚感があり、床はピカピカで掃除が行き届いており、木の温かみと清潔感を感じました。また、大きな保育園が隣接しており、とても賑やかで安心感を感じるような雰囲気がありました。

 

▼飛鳥学院の玄関

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科2-1

 

 

▼玄関からホールに続く廊下

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科3-1

 

院長の河村先生や児童指導員の清水先生からは、施設で生活をする子どもたちの教育にとても力を入れられていることをお話していただきました。施設の中には、塾、そろばんをする学習室があり、その他、部活動や子どもたち自身が興味のある習い事にも取り組むことができるような体制が整っています。勉強ができること、自分の強みを見つけられることで、自尊感情を高め、社会に出た時に大きな糧となるような関わりをされていて、子どもたちの将来にとても真剣に向き合っておられることを強く感じました。

職員の方々の関わりによって、子どもたちが社会に適応する力、社会で生きる力を身につけ、自立した生活ができるようになるのだということを感じました。

 

▼河村院長

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科4-1

 

 

▼清水先生の講義の様子

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科5-1

 

 

▼こどもたちの学習室

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科6-1

 

 

▼洗濯室(中学生以上は自分たちで洗濯を行っています)

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科7-1

 

今回の見学を通し、人に真摯に向き合う、誠実で親切な姿勢を忘れずに、子どもやお母さんをはじめとする家族の架け橋となるようなサポートをしていきたいと思いました。

 

▼全員で集合写真(※撮影時のみマスクを外しています。)

 

児童養護施設「飛鳥学院」見学~助産学専攻科8-1

 

お忙しい中、私たち学生を温かく迎えてくださった河村院長、宮崎副院長、清水児童指導員、職員のみなさま、本当にありがとうございました。

 

助産学専攻科 寺林香織 安田悠未

 

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2021年6月1日(火)

令和3年5月13日(金)中井戸明美先生に「助産診断技術学Ⅰ(妊娠期診断とケア)」の授業の中で、「骨盤ケア」を教えていただきました。

 

中井戸先生は助産師として妊産婦さんの腰痛相談に携わっておられます。講義ではフィジカルサポート、骨盤の特徴、妊娠と骨盤の関係性について教わりました。母子のフィジカルサポートでは母と子がその人らしく妊娠・分娩・育児に適応できるように身体的特徴(姿勢や発達)をふまえたサポートを行うことをめざしています。

 

熟練助産師に学ぶ!母子のための骨盤ケア1-1

 

講義では腰痛や分娩の進行の変化(回旋異常・骨盤位・吸引分娩・帝王切開など)には骨盤の形やゆがみが大きく影響していることを教えていただきました。骨盤ケアを通して骨盤のゆがみを改善することで腰痛が緩和され、妊産婦さんのQOLの改善や出産時のスムーズなお産につながることを学びました。

 

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その後の演習では、学生同士2人1組でお互いの立ち姿勢を観察し、肩の高さ、脇の開き具合、手を上げるスピードなどから身体のゆがみをチェックし、今まで気づかなかった自分たちの身体のゆがみに気づきました。そして、骨盤を支え、ゆがみを改善するために、さらしを巻いたり、体操を行ったりしました。また、バスタオルを使い、座ったときや寝たときの姿勢が楽になる方法も教えていただきました。

 

熟練助産師に学ぶ!母子のための骨盤ケア3-1-down

 

さらしで骨盤を支えると、姿勢がよくなり気持ちもスッキリしました。短い演習時間のなかで実践しただけでも、すぐに効果を実感することができました。少しでも支える位置がずれたり、強さがきつすぎたりすると、正しくケアを行うことができないため、学修を積み重ねていく必要性を感じました。

骨盤のゆがみや緩みによるトラブルを抱えている妊産褥婦さんは多いため、学んだ骨盤ケアをお母さんたちの妊娠中や産後の生活が快適になるような援助に活かしていきたいと思います。妊産褥婦さんが、正しい知識を理解して、実践することができるように、まずは助産師として接する私たち自身が、正しい知識と技術を身につけていきたいです。

 

助産学専攻科 桑野朋佳 辻本詩織

 

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産婦人科医に学ぶ!超音波診断法!~助産学専攻科「助産診断技術学」

2021年6月1日(火)

令和3年5月12日(水)の「助産診断技術学Ⅰ(妊娠期診断とケア)」の授業の中で、産婦人科医師である健康科学部長の植田政嗣先生に超音波検査について教えていただきました。

 

まず、講義で超音波診断法のビデオを見て、仕組みや方法について学びました。

演習では植田先生が超音波診断装置を用いて、装置の使い方やプローブの持ち方、児頭大横径(BPD)、腹囲(AC)、大腿骨長(FL)の測定方法、推定児体重(EFW)、妊娠週数の出し方を教えてくださりました。

 

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その後、実際に学生が一人ずつ超音波診断を行いました。講義前は画像を見てもどこの部位か分からないだろうなと思っていましたが、植田先生の指導を受けて、どこの部位か理解できるようになり嬉しかったです。他の学生が実施している間も、実施している姿をみんなで応援したり、うまくいくとみんなで喜んだり、楽しく和やかに演習を実施することができました。

 

産婦人科医に学ぶ!超音波診断法!2-1-down

 

妊婦さんの立場に立つと、赤ちゃんの存在や成長を超音波の画像を通して感じることができ、大きな喜びを感じる場面だと思うので、一緒に喜びあうことが助産師の役割の一つだと考えました。

 

産婦人科医に学ぶ!超音波診断法!4-1

 

コロナ禍だとオンライン授業が多いですが、今回のように感染対策を十分に行いながら、直接演習することができる機会を大切にし、学びを深めていきたいと思います。

 

産婦人科医に学ぶ!超音波診断法!5-1

 

助産学専攻科 川﨑祐衣 山下華奈

 

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