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助産学専攻科

2021年3月31日(水)

祝!!助産師国家試験全員合格!!

 

令和3年3月26日(金)、助産師国家試験の合格発表があり、9期生10名全員が無事に合格いたしました。

これで助産学専攻科では開設以来、9年連続合格率100%を達成し、総勢72名の学生を助産師として輩出したことになります。

今後も助産学専攻科修了生の更なる活躍を期待しております!

 

2021(令和3)年3月16日(火)、助産学専攻科9期生修了式が執り行われました。修了式を迎えた専攻科学生10名の想いを掲載いたします。

 

◆  伊良原日南乃

この1年本当にしんどいこともたくさんありましたが、9期生の仲間に支えられて乗り越えることができました。

 

◆  岡本悠希

自己理解の意味がはじめは分かりませんでしたが、実習を通して自分をみつめなおすことが出来ました。自己の発展につなげていきたいです。

 

◆  河野美佳

実習で出会った妊産褥婦の方や赤ちゃん、そして様々な経験や学びは一生忘れることがないと思います。

 

◆  末岐茉由

この1年、苦しい思い、辛い思いもたくさんしましたが、そんな中でも頑張り続けることが出来たのは、この9期生10人だったからだと思います。

 

◆  杉野茉由

この1年は今まで味わったことのない感情や経験にたくさん出会いました。その学びが自分自身を大きく成長させてくれました。

 

◆  田中佑歩

この1年間さまざまなことを経験して、「お母さんや子ども・家族のために考えて行動できるようになりたい」としっかり目標を言えるようになりました。

 

◆  西本真央

人生の中で1番長く、苦労し、責任の重さを深く考えた濃い1年間でした。これからは、助産師として社会人として学んだことを活かせるよう頑張っていきたいです。

 

◆  堀辺瑞月

4月からはそれぞれの場所でみんなも助産師として頑張っていると思うと、自分も頑張れる気がします!!

 

◆  増田朱莉

楽しいことも辛いこともみんなで共有しながら過ごしてこれたので、今では本当に大切な仲間になりました。

 

◆  渡辺千晴

先生方が時には厳しくそして温かく見守ってご指導して下さり、また学生10人が励まし合い、助け合いながら過ごしてきたから無事に終えることができたと思います。

 

助産学専攻科 9期生 修了式1-1

〈最後の講義:みんなで集合写真!〉

 

助産学専攻科 9期生 修了式2-1-down

 

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コロナで戸惑いからスタートした1年でした。

社会全体が混乱する中、助産学生生活も制限があったり、急遽予定が変更になったりなど、難しい場面が多くありました。

しかし、そのような中でも9期生10名は周囲への感謝を忘れず、自分自身と向き合いながら自己のめざす助産師像に向かって、一歩一歩、歩んでくれました。きっと素敵な助産師に成長していくことでしょう。

 

修了おめでとうございます!

 

助産学専攻科 教員一同

2021年3月18日(木)

2020年3月3日(水)に第9回助産学専攻科事例研究発表会が開催されました。助産学専攻科1年間の集大成である発表会当日の様子を学生からレポートをいただきました。

 

助産学専攻科「事例研究発表会」1-1

 

私たちは昨年8月から助産学実習に行き、病院や保健センター、助産所などで活躍する助産師の役割や技術、母子保健の在り方について学びました。病院実習では、コロナ禍の中全員が分娩介助をさせていただきました。また、それぞれが1人の方を分娩期から産褥期・新生児期、1ヶ月健診まで継続して受け持たせていただき、約2か月にわたって、指導者さん、先生から助言をいただきながらケアを展開しました。

 

事例研究発表会では、その継続事例の方と関わる中での学びを振り返りながらまとめた論文を基に、スライドを作成して発表しました。発表会には、コロナ禍により、臨床指導者、臨床教員の皆様をお招きすることは出来ませんでしたが、専攻科学生、教員の他、看護学科の3、4回生に参加していただきました。

 

今回の事例研究発表会は学生10人で行う最後の行事でありましたが、はじめは10人でまとまらず、発表会に向けた思いもそれぞれの方向を向いていました。リハーサルや準備もどのように進めるべきなのか、学生10人で発表会を成功させるために自分はリーダーとしてどう行動するべきなのか悩みました。発表会が終わった今、こうすればよかったかなと振り返ることはありますが、どうすれば自分の考えや思いを伝えることが出来るかをそれぞれが試行錯誤し、先生方から助言をいただいたり、学生同士意見交換をしたりしながら、精一杯努力し、作り上げることができ、発表会を行うことができたことは本当にうれしく思います。

 

それぞれの発表では、練習の成果を発揮して、自信をもって発表することが出来ました。また、互いの発表を聞き、学生間でも質問し合ったことで、それぞれの学びをさらに深めることが出来ました。

 

助産学専攻科「事例研究発表会」2-1

 

事例研究のほかに、一人ひとりが目指す助産師像について発表しました。入学してすぐの助産学生として走り出したときにも助産師像を考えていましたが、1年の学びを通してそれぞれが自己理解できるようになり、助産師像も具体的なものになりました。

 

それぞれの中身をご紹介させていただきます。

 

助産学専攻科「事例研究発表会」3-1-down

▲写真上:伊良原日南乃  写真下:岡本悠希

 

助産学専攻科「事例研究発表会」5-1-down

▲写真上:河野美佳  写真下:末岐茉由

 

助産学専攻科「事例研究発表会」7-1-down

▲写真上:杉野茉由  写真下:田中佑歩

 

助産学専攻科「事例研究発表会」9-1-down

▲写真上:西本真央  写真下:堀辺瑞月

 

助産学専攻科「事例研究発表会」11-1-down

▲写真上:増田朱莉  写真下:渡辺千晴

 

発表会終了後には、先生方から学生一人ひとりに対して発表や実習での経験に対してコメントをいただき、大変有意義な発表会となりました。

 

助産学専攻科「事例研究発表会」13-1-side

 

実習は楽しいことばかりではなく、様々な壁にぶつかり、悩むことも多くありました。しかし、その中で自己を見つめ直しながら学びを深めたことや、妊産褥婦さん、指導者の皆様方と出会えたことが大きな力となりました。研究を通して、そのことを改めて実感することが出来たと感じます。4月からはそれぞれ違う場所へと進むことになります。この1年間、学生10人で励まし合い、支え合いながらともに頑張ったことを忘れずに、離れた場所にいても切磋琢磨し邁進したいと思います。

 

助産学専攻科「事例研究発表会」16-1

※撮影直前にマスクを外し、声を出さないようにして撮影しています。

 

最後になりましたが、今回学生の受け持ちを快諾してくださった妊産褥婦さんとご家族の皆様、受け入れてくださった施設の皆様、温かい指導をくださった臨床指導者様、1年間一番近くで育ててくださった教員の皆様に心より御礼申し上げます。

 

助産学専攻科 伊良原日南乃 末岐茉由 田中佑歩

 

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2021年3月11日(木)

助産学専攻科の「地域母子保健論」の中で、災害発生時に備えて助産師としての役割について考えるための演習を行いました。

2つの場面を設定し、それぞれ役割を決めてロールプレイを行いました。

 

演習①:病棟内で地震が発生した場合

10人の学生が医師・助産師と患者の役割に分かれ、地震発生前から直後をどのように行動していくかをディスカッションすることで、イメージトレーニングをしました。グループごとに考えた動きの流れを実際に行い、助産師・患者の立場から振り返りを行いました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科1-1

▲発生直後の動きをディスカッション

 

周産期災害演習~助産学専攻科2-1

▲アクションカードの確認!

 

助産師として災害時の初期行動においては、責任をもった判断や常に妊産褥婦新生児を不安にさせないための声かけや配慮が重要であることを学びました。また、妊産褥婦の立場では不安が増強する場面のなかで助産師の言動ひとつで安心したり不安になったりする心情を理解することができました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科3-1-down

▲分娩室に産婦さんが・・・

 

周産期災害演習~助産学専攻科5-1

▲今ここで分娩が・・・

 

周産期災害演習~助産学専攻科6-1

▲妊産褥婦新生児の状況確認し、本部に報告!

 

演習②:避難所で分娩が開始してしまった場合

その場に助産師が居合わせたという設定の下、10人でそのほかの役割を考えてそれぞれが自分にできることを考えながら分娩をサポートしました。避難所にある限られた物品や環境のなかで、産婦さんと児にとっての安心・安全な分娩ができるように知恵を出し合い協力しました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科7-

▲限られた状況の中で、何ができる?

 

無事出産できた場面では、周りの皆が自然に笑顔と祝福の温かい空気に包まれました。また、分娩台の上だけでなく、どんな状況でも柔軟な分娩スタイルを提案する力が必要だと実感することができました。さらに、避難所では病院とは違い一般の方との連携をとるという非日常的な環境でリーダーシップをとっていくことの難しさも学ぶことができました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科8-1-down

 

近年災害が増えており自分たちも被災者になりうるという状況のなかでも医療者という助産師として働いていくため、この演習を通して自分の役割や日ごろの備えの重要性を改めて考え直すことができました。

演習という設定の中でしたが、責任感を持ち行動することが大切であることを再認識することができました。この経験を活かして緊迫した場面に直面しても、落ち着いて判断し対応していけるような助産師をめざしていきたいと思います。

 

助産学専攻科 杉野茉由 西本真央

 

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2021年2月25日(木)

助産学専攻科の学生10名は、令和3年2月17日(水)に「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました。

NCPRとは「すべての分娩で、予期せぬ仮死に対する初期対応を、分娩に立ち会うすべての医療者が迅速かつ確実に行える」ことをめざした新生児蘇生法のことです。規定の講習を受けて試験に合格すれば、新生児蘇生法修了認定の資格を取得することができます。この資格には大きく分けて3つのコースがあり、私たちは「専門」コース(Aコース)を受けました。このコースでは、基本的な新生児蘇生法に加えて、気管挿管や薬物投与を含めたより高度な新生児蘇生法を学び、専門性の高い知識や技術を身につけることができます。

 

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今回、私たちは「さの赤ちゃんこどもクリニック」院長で小児科・新生児科医である佐野博之先生に講習をして頂きました。ベビー人形を用いた新生児蘇生法のデモンストレーションや事例を通したシナリオ演習を行い、アルゴリズムに沿って、どのように対応するのかシミュレーションしました。事前にNCPRに向けて手技や知識を学習していましたが、実際に物品を用いたり、限られた時間の中で蘇生法を行ったりすることがとても難しく感じました。

 

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演習では、一人が主体的に蘇生を行うよりも、チームのサポートがあることでより迅速に的確なケアを行うことができると学びました。チームの一人ひとりが、自分の役割を把握し、積極的にケアに介入していくことが、生まれてきた命を守ることにつながるのだと思いました。

 

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新生児蘇生法は前期の授業の中でも学んでいましたが、その時点では現場をイメージすることが難しく、今回実習を終えてから講習を受けたことで、臨床での緊迫感や臨場感を思い出して演習に取り組むことができました。また、1年を通して知識を身につけることができたので、より深く「新生児の救命」に目を向けて演習できました。今回の講習や演習を通じて学んだことを、臨床で活かしていきたいと思います。

 

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助産学専攻科 増田朱莉

 

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2020年8月28日(金)

2020年8月21日(水)、ふみ子助産院の院長である森田婦美子先生によるタニティヨガ、ベビーマッサージの演習がありました。

 

【マタニティヨガ】

マタニティヨガとは、妊娠中の身体に負担がかからないような緩い運動によって、コリやだるさなど母体の肉体的不調を改善し、ゆったりした気持ちで行うことで精神的なストレスを軽減することができるものです。また、家ではなく教室で行う場合は他のお母さんたちとおしゃべりをしたり、悩みなどを共有することで気分転換にもなります。

 

マタニティヨガ・ベビーマッサージ1-1-side

 

私たちも森田先生に教わりながら呼吸を意識してマタニティヨガをしました。演習や課題などで少し疲れていたこともあり、マタニティヨガをしたことで、学生自身も心も体も緊張が取れてリラックスすることが出来ました。

 

マタニティヨガ・ベビーマッサージ3-1-side

 

自分の身体であってもなかなか細部まで意識することはないですが、今回の演習ではじっくりと自分自身に向き合うことができた機会となりました。森田先生からはお母さん方もマタニティヨガをした後は表情がほぐれた状態で帰っていくというお話を聞かせていただき、お母さん同士の交流であったり、心身のリラックス、リフレッシュにもなったりと、様々な効果があることを学ぶことが出来ました。

 

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マタニティヨガの演習の後、自分たちで作ったベビー人形を使用してベビーマッサージの演習を行いました。

 

【ベビーマッサージ】

ベビーマッサージとは、母子が触れ合うことで絆を深め、健やかな身体をつくるコミュニケーションの手段です。赤ちゃんへの効果としては、表情が豊かになる、自律神経に働きかけることで消化吸収がよくなる、リラックス効果が高まりよく眠ることができる、母親との信頼関係が発達するなどがあります。母親への効果としては、スキンシップを取ることで赤ちゃんへの愛情が深まる、触れ合うことで愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されストレスや不安が軽減する、赤ちゃんの成長や不調などを敏感に感じ取ることが出来るなどがあります。

 

マタニティヨガ・ベビーマッサージ7-1-side

 

ベビーマッサージは特別な技術や力はいらず、母子のスキンシップの時間としてベビー人形に話しかけながら、楽しく穏やかな雰囲気で実施しました。マッサージの時は赤ちゃんの成長・発達の方向(中枢から末梢)に向かって撫でるようにし、ベビーオイルをつけて滑りをよくして行うと、さらに効果は高まると学びました。短い時間でしたが、赤ちゃんと向き合いながらコミュニケーションを取ることの大切さを理解することができました。

 

           助産学専攻科 岡本悠希 河野美佳

 

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