2022.01.13
就職レポートNo.665(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第665弾!
現代教育学科13期生(22卒) A.I さん
大阪市・小学校教諭 勤務
※撮影時のみマスクを外しています。
【教師を目指そうと思ったきっかけ】
中学生の頃から、教師が向いていると周りから言われていたこともあり、なんとなく教師を目指していました。そして、高校生の頃に、私が自信を持つきっかけを与えてくださった先生に出会いました。いつも私のことを第一に考え、寄り添い、私の考えがプラスになるような声掛けをしてくださいました。私もこの恩師のような先生になりたいと思うようになり、教師になりたいという夢を明確に持つことができました。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】
大学2回生から現在も母校で教育支援のサポーターや大阪市が行っている「児童放課後いきいき事業」に参加しています。その中で、たくさんの子どもたちや先生方、保護者と出会いました。サポーターでは、先生によって子どもとの関わり方や授業の工夫は様々なので、気になったことや教師になった時にやってみたいことは必ずメモを取り、質問しに行くようにしていました。また、児童放課後いきいき事業では子どもだけでなく、保護者にも自分から積極的にコミュニケーションを図ることを大切にし、普段の子どもたちの様子を知ることも心がけました。この経験があるからこそ、教師になりたい思いが強くなったと思います。辛いこともあると思いますが、その分学ぶことや喜びがあります。経験は自信にもなるので、ぜひやって欲しいと思います。
【畿央大学での大学生活について】
今思えば、畿央大学の学生であったから教員採用試験を乗り越えることができたと思います。同じ志を持つ友人がたくさんいるということ、担任の先生だけでなく、教育学部の先生方や教採・公務員対策室の先生方も親身になってくださることの2点は畿央大学の強みだと思います。私は、畿央大学で部活動やサークル活動はしていませんが、畿央大学での4年間はとても楽しくてよい経験ができたと思っています。畿央大学で勉強してきたからこそ、より教員になりたい気持ちも高まりました。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
畿央大学では3回生から教採・公務員対策室の先生方が対策講座を開いてくださいます。各教科の講座では、自治体ごとの対策の問題を用意してくださったり、細かく解説してくださったりと、手厚い支援があります。また、分からない問題について質問をしに行くと、分かるまで丁寧に教えてくださいます。自分の苦手なことも明確になるので、とても役に立ちました。また、面接練習では、教採・公務員対策室の先生方だけでなく教育学部の先生方も見てくださり、様々な視点から意見をいただけるので、積極的に参加してほしいです。友達もたくさんできます!
【理想の教師像】
子どもに教育的愛情をもって指導できる先生です。恩師がそうであったように、私も子どもに愛情をもって日々かかわり、時には毅然とした態度で指導をすることを大切にしたいと考えています。そうすることで、子どもたちにとって先生は信頼できる存在だと思って欲しいです。そのような存在がいることは、子どもが安心して学校生活を送る上で大切なことだと考えています。
【後輩へのメッセージ】
大切にしてほしいことは3つあります。
①本命の自治体だけでなく、他の自治体も受けて経験を積んでおくこと。
そうすることで、自分に足りないことが明確になったり、自信につながったりします。この経験があったからこそ、私は本命の自治体の試験もやり切ることができたと思います。
②一緒に頑張る仲間を見つけること。
私は、ひとりで勉強するタイプでしたが、それがだんだんしんどくなっていきました。友人と一緒に勉強や面接対策をしていく中で、心が軽くなりました。そして、いつも一緒にいるからこそ、お互いの癖に気づくことができると思います。特に面接練習はおすすめです。
しんどくなったら、仲間に相談してください。そして、休んでください。
③感謝の気持ちを忘れないこと。
私は9月末まで試験がありました。試験が残っている人たちのために教採・公務員対策室や教育学部の先生方が忙しい中、面接練習の時間をつくったり、試験の情報を連絡したりしてくださいました。たくさんの人たちが支えてくださっていること、応援してくださっているということを忘れずに頑張ってほしいです。