科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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780240 |
助産学実践領域 |
"" |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
780241 |
周産期ハイリスクケア論 |
2 |
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代表担当者名 | |||
岡田 公江 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.周産期ハイリスク及び異常の妊婦・産婦・褥婦・新生児のアセスメントと支援、および産科における救急時の対応、NICUにおける児と家族へのケアの実際を学び、助産師の役割について理解できる。 2.新生児の異常の早期発見と異常発生時に対処できる蘇生方法を修得できる。 〔授業科目内容の概要〕 周産期におけるハイリスク妊娠・分娩・新生児に対する知識と技術を学習し、適切な助産ケアができる能力を養う。現在の日本の周産期にかかわる現状と諸問題を分析及び考察する。助産師として異常の早期発見と異常への対処の必要性と方法について正しく理解し、チーム医療における助産師の役割を認識できる教育内容とする。 新生児の異常を早期発見し対処できるように、新生児蘇生法を実践できるように実習も兼ねて行う。 〔授業計画〕 第1回 ハイリスク妊娠-妊娠悪阻、異常性妊娠、流産(植田政嗣) 第2回 ハイリスク妊娠-妊娠高血圧症候群、胎盤の異常(植田政嗣) 第3回 ハイリスク妊娠-多胎妊娠、早産(植田政嗣) 第4回 ハイリスク妊娠-合併症妊娠(植田政嗣) 第5回 ハイリスク妊娠-陣痛の異常、産道の異常、胎勢・胎位の異常(植田政嗣) 第6回 ハイリスク妊娠-分娩時大量出血、産科DIC(植田政嗣) 第7回 産褥期の異常、母児感染症(植田政嗣) 第8回 ハイリスク新生児の看護 (伊東聖子) 第9回 ディベロップメンタルケア:概論 (伊東聖子) 第10回 ディベロップメンタルケア:音・光・ポジショニング・ストレスサイン (伊東聖子) 第11回 ファミリーケア:障害を持つ児、ターミナルケア (伊東聖子) 第12回 NCPRの蘇生法① (外部講師) 第13回 NCPRの蘇生法② (外部講師) 第14回 NCPRの蘇生法③ (外部講師) 第15回 NCPRの蘇生法④ (外部講師) 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 授業毎の復習と予習をしっかり行うこと。 〔使用教材〕 『病気が見えるvol.10 産科 第4版』・(メディックメディア)・2018年ISBN978-4-89632-713-7 『日本版救急蘇生ガイドライン2020に基づく 第4版 新生児蘇生法テキスト』・細野茂春・(メジカルビュー社)・2022年ISBN978-4-7583-1998-0 『助産学講座6 助産診断・技術学Ⅱ[1]妊娠期 第6版』我部山キヨ子他編・(医学書院)・2021年(ISBN9784260042086) 『助産学講座7 助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期・産褥期 第6版』我部山キヨ子他編・(医学書院)・2021年ISBN978-4-260-04210-9 『助産学講座8 助産診断・技術学Ⅱ[3]新生児期・乳幼児期 第6版』・石井邦子他編・(医学書院)・2021年ISBN978-4-260-04219-2 『助産師基礎 教育テキスト 第7巻 2024年版 ハイリスク妊産褥婦・新生児へのケア』小林康江編・(日本看護協会出版会)・SBN978-4-8180-2617-9 『産婦人科診療ガイドライン産科編2023』日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会・(日本産婦人科学会) 〔参考図書〕 『新生児学入門 第5版』仁志田博司・医学書院・2018年(ISBN978-4260036252) その他、授業で適時紹介します。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験100%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする) 〔学生へのメッセージ〕 周産期のハイリスク母子の現状を理解し、女性とその家族から求められている助産師としての役割を考察してください。 |
履修に関して留意すること |
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)母子をとりまく社会のニーズや、産科医療の高度化並びに助産ケアの多様性に対応できる。 (4)保健・医療・福祉チームとの連携を図り、地域社会に貢献できる。 |