科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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780270 |
助産学実践領域 |
"" |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
780271 |
地域母子保健論 |
1 |
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代表担当者名 | |||
岡田 公江 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 地域母子保健活動の意義・しくみを理解し、地域における助産師活動の役割について理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 グローバルな視点で母子保健の現状と課題をみつめ、その対策について議論する。また、近年頻発する自然災害を含む災害の基礎知識を整理し、災害時における助産師の役割について考え、自ら行動できるための知識を習得する。開業助産師による地域での母子保健実践活動事例を通して理解を深める。 〔授業計画〕 第1回 地域母子保健の意義と母子保健行政 (元山) 第2回 関係機関との連携 -行政 民間組織 専門職団体-(元山) 第3回 地域母子保健のニーズの把握と施策化(元山) 第4回 事業計画の評価・修正 (元山) 第5回 母子保健活動を展開する場と特徴-助産所・診療所・病院・母子健康センター・市町村保健福祉センター(元山) 第6回 地域における訪問活動の実際 -妊婦訪問 新生児訪問 産褥訪問等- (元山) 第7回 乳幼児健診の意義と目的 (元山) 第8回 4か月健診から母子の健康把握と生活、育児支援の実際(元山) 第9回 国際母子保健:国際母子保健、諸外国の母子保健活動(杉本) 第10回 海外在住日本人の母子保健 (岡田) 第11回 在日外国人の母子保健 (岡田) 第12回 大規模災害(周産期病棟 避難所)における対応(比嘉) 第13回 周産期病棟における初動対応 (比嘉) 第14回 地域母子支援課題① グループワーク(岡田) 第15回 地域母子支援課題② グループワーク(岡田) 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 看護基礎教育地域看護学既習確認し、授業に臨むこと。 〔使用教材〕 『助産学講座9地域母子保健・国際母子保健 第6版』我部山キヨ子編・医学書院・2023年ISBN978-4-260-05004-3 『母子保健の主なる統計』・最新版・母子衛生研究会 授業資料を適宜配布する。 〔参考図書〕 『国民衛生の動向・厚生の指標 増刊・第69巻第9号 通巻第1081号』・厚生労働統計協会・2022年 世界人口白書(UNFPA Webよりダウンロード可) 『助産師基礎教育テキスト 2023年版 第2巻 ウィメンズヘルスケア』吉沢豊予子編・看護協会出版会・ISBN978-4-8180-2612-4 『助産師が行う 災害時支援マニュアル』日本助産師会 災害対策委員会編・日本助産師会出版・2020年ISBN978-4-905023-1 その他、授業時に適宜紹介する。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験 80%(元山60%、岡田20%)(授業で学習した内容全体を出題範囲とする) 課題レポート20%(岡田)(第14、15回のグループワークの成果を提出する) 〔学生へのメッセージ〕 自分の住んでいる地域に関心を持って授業に参加してください。(元山) |
履修に関して留意すること |
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)母子をとりまく社会のニーズや、産科医療の高度化並びに助産ケアの多様性に対応できる。 (3)女性のライフスタイルにおけるリプロダクティブヘルスに関する課題を捉えることができる。 (4)保健・医療・福祉チームとの連携を図り、地域社会に貢献できる。 (5)助産師としてのアイデンティティを形成することができる。 |