健康科学部 2025年度版
更新日:2025/04/05
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
430310
専門科目
アパレル・造形
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
430311
衣生活論
2
代表担当者名
村田 浩子
科目内容
〔授業の到達目標〕
衣生活を科学的観点から考察し、衣服と人間生活の関わりについて体系的に理解することを目的とする。さらに、衣生活に対する興味や関心を高め、衣服に関連する諸問題への理解を深めることが出来る。

〔授業科目内容の概要〕
本授業では、衣生活を人間独自の文化的営為として位置づけ、その社会科学的および自然科学的側面を統合的に探究する。具体的には、衣服の素材特性、快適性の科学、衛生管理、環境との関連性を中心に取り上げ、衣生活に関わる消費者問題やサステイナビリティの視点についても考察する。また、衣服と社会的役割、高齢者の衣生活における課題など、幅広いトピックを多角的に学ぶことを通して、衣生活の全体像を把握することを目指す。
〔授業計画〕
1.生活と衣服 衣服の役割
2.衣服の素材とその特性 繊維について
3.衣服の素材とその特性 布・糸について
4.衣服の素材とその特性 新機能素材について
5.衣服の快適性 衛生的な衣生活を送るために
6.衣服の快適性 安全な衣生活を送るために
7.衣服の快適性 衣服内気候とは
8.衣服の快適性 衣服内気候(環境に適合した衣服の調整)
9.衣服の管理 洗濯
10.衣服の管理 保管
11.社会生活と衣生活
12.高齢者と衣服
13.衣生活における消費者問題
14.衣生活と環境 リサイクルと廃棄とサスティナブルファッション
15.衣生活の今後の課題
16.定期試験

〔授業外学修の指示〕
毎回前回の授業の復習を行い繰り返し学習を行う。資料をよく読んで授業を受けること。

〔使用教材〕
授業中に資料を配布する。

〔参考図書〕
適宜授業中に示す。

〔成績評価の方法・基準〕
試験70% レポートおよび課題提出30%

〔学生へのメッセージ〕
洋服などのおしゃれに興味を持っている人は多いと思われる。衣服のことを科学の視点から学んでもらいたい。

〔教員の実務経験〕
繊維関連企業研究所の研究員の実務経験を活かし、衣生活における問題点と企業での取り組みを教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅣ1331

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
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