科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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440300 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能及び心身の発達 |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
440301 |
解剖学(内臓) |
1 |
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代表担当者名 | |||
森 康浩 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 人体の内臓、脈管の構造を理解し、各臓器のそれぞれの部位の名称、機能、関連などを説明することができる。 〔授業科目内容の概要〕 解剖学は医学の最も基本的な学問である。実際の医療では体に何らかの病気(疾患)を持つ人を対象にしている。病気(疾患)とは体のどこかに正常ではない変化(病変)が起こっている状態であり、この変化(病変)を理解することは、それが正常からどれだけかけ離れているかを知ることであり、そのためにはまず正常の状態を知っていることが必須である。この授業では人体の内臓、脈管の正常の構造、機能、関連を学習する。 〔授業計画〕 第1回 解剖学総論 第2回 内臓学:消化器系(口腔、咽頭、食道) 第3回 内臓学:消化器系(胃、小腸、大腸) 第4回 内臓学:消化器系(肝臓、胆嚢、膵臓) 第5回 内臓学:呼吸器系(鼻腔、副鼻腔、喉頭) 第6回 内臓学:呼吸器系(気管、気管支、肺) 第7回 内臓学:泌尿生殖器系(腎臓、尿管、膀胱、尿道) 第8回 中間試験・感覚器(眼・耳・皮膚) 第9回 内臓学:泌尿生殖器系(精巣、精巣上体、精管、精嚢、前立腺、陰茎) 第10回 内臓学:泌尿生殖器系(卵巣、卵管、子宮、膣、外陰部) 第11回 内臓学:内分泌器系(下垂体、甲状腺、上皮小体、膵島) 第12回 内臓学:内分泌器系(副腎、精巣、卵巣) 第13回 脈管学:心臓 第14回 脈管学:動脈系 第15回 脈管学:静脈系、リンパ系 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 予習の必要はないが、毎回の授業内容についてはしっかりと復習し、理解を深めること。 その際に国家試験でどのような内容がどの程度問われるのかを参考にするのが望ましい。 〔使用教材〕 「PT・OT・STのための解剖学」渡辺正仁 廣川書店 (ISBN 978-4-567-51776-8) 〔参考図書〕 「入門人体解剖学」 藤田恒夫 南江堂 (ISBN 978-4-524-24237-5) 「ぜんぶわかる 人体解剖図」 坂井建雄 成美堂出版 (ISBN 978-4-415-30619-3) 「標準解剖学」 坂井建雄 医学書院 (ISBN 978-4-260-02473-0) 「人体解剖学」 藤田恒太朗 南江堂 (ISBN 978-4-524-22246-9) 「からだがみえる 人体の構造と機能」MEDIC MECIA (ISBN 978-4-89632-896-7) 〔成績評価の方法・基準〕 中間・定期試験:80%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする)、授業中に実施する小テスト:20%で評価する。 〔学生へのメッセージ〕 解剖学は人体の構造を理解するだけに留まるものではなく、生理学や病理学、あるいは臨床科目などの他の学問を理解するための基礎科目であることを意識してほしい。 〔教員の実務経験〕 臨床検査技師、研究者としての業務経験を活かし、人体の構造を理解するために必要な基礎知識を教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1121 この科目の単位を修得していない者は3年次・4年次配当の専門基礎科目・専門科目の履修はできない。 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |