科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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445100 |
専門科目 |
理学療法治療学 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
445101 |
神経系理学療法学B |
1 |
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代表担当者名 | |||
森岡 周 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 高次脳機能障害(半側空間無視、失認、失行症)の病態・神経メカニズムを説明でき、それに対する評価法およびリハビリテーションを理解する。 運動失調症の病態を説明でき、それに対する評価法およびリハビリテーションを理解する。 パーキンソン病の病態を説明でき、それに対する評価法およびリハビリテーションを理解する。 〔授業科目内容の概要〕 本講座では、脳の機能局在の役割を理解させるとともに高次脳機能障害の病態、そして、その評価およびリハビリテーションの実践を学ぶ。また、小脳障害に基づく運動失調症の病態・メカニズムを概説し、それに対する評価とリハビリテーション/理学療法の実際について教授する。さらに、パーキンソン病の病態や運動障害像について解説し、運動障害に対する評価と運動療法の基本原理と治療体系について教授する。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション:高次脳機能・高次脳機能障害とは何か 第2回 半側空間無視の病態・メカニズム 第3回 半側空間無視の評価・リハビリテーション・理学療法 第4回 失行の病態・メカニズム 第5回 失行の評価・リハビリテーション・理学療法 第6回 身体失認・病態失認の病態とリハビリテーション・理学療法 第7回 運動失調症の神経機構とその病態 第8回 運動失調症の評価とリハビリテーション 第9回 運動失調症の理学療法の実際 第10回 脳画像診断:脳局在の読影 第11回 脳画像診断:損傷と病態の関係 第12回 パーキンソン病の神経機構とその病態 第13回 パーキンソン病の評価とリハビリテーション 第14回 パーキンソン病の理学療法の実際 第15回 定期試験 第16回 総括 〔授業外学修の指示〕 各講座で学習目標を掲げる。 〔使用教材〕 吉尾雅春・森岡 周, 他(編):標準理学療法学 神経理学療法学(第2版).医学書院 ISBN-10: 4260036211 田崎義昭:ベッドサイドの神経の診かた,南山堂 ISBN:9784525247171 〔参考図書〕 特になし 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験100% 〔学生へのメッセージ〕 患者の将来が皆さんの知識や技術によって左右されます。だから真剣に授業にのぞんでください。 〔教員の実務経験〕 理学療法士として業務に従事していた時の経験を活かし、現場での実体験も示しながら、実際に求められている神経理学療法学を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕PHT1133 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |