科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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451000 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能・疾病の成り立ち |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
451001 |
解剖生理学Ⅱ |
2 |
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代表担当者名 | |||
前原 佳代子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 人体を構成する器官系のうち、運動器系、神経系、内分泌系、感覚器系、生殖器系の構造と機能を体系的に理解している。人体の発生について基本的な過程を理解している。解剖学と生理学の基本的な用語が説明できる。疾病の成り立ちを理解するために必要な基礎知識を身につけている。 〔授業科目内容の概要〕 人体の生命現象を理解するために必要な人体の正常な構造と機能について学ぶ。解剖生理学Ⅰに引き続き、解剖生理学Ⅱでは、運動器系、神経系、内分泌系、感覚器系、生殖器系と人体の発生について学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 運動器系-骨 第2回 運動器系-骨格筋 第3回 運動器系-関節、主な体の骨格と骨格筋 第4回 神経系-神経系の構成と機能 第5回 神経系-脳と脳神経 第6回 神経系-脊髄と脊髄神経 第7回 神経系-自律神経系 第8回 授業内テスト、内分泌系-概要 第9回 内分泌系-視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺 第10回 内分泌系-副腎、膵島、性腺 第11回 感覚器系-感覚の種類と性質、視覚 第12回 感覚器系-聴覚と平衡覚、嗅覚と味覚 第13回 男性生殖器系 第14回 女性生殖器系 第15回 人体の発生、妊娠と分娩 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 授業外での予習・復習を欠かさない。 授業前に、教科書や参考図書などを読み、理解したことをノートにまとめて授業に参加する。 授業後に、新たに学んだことや学び直したこと、疑問を調べて学んだことをノートにまとめる。 〔使用教材〕 『なるほどなっとく!解剖生理学 改訂3版』 多久和典子・多久和陽 著、南山堂 2023年(ISBN 978-4-525-12163-1) 『身近な生化学 分子から生命と疾患を理解する』 畠山大 著、羊土社 2024年(ISBN 978-4-7581-2170-5) 授業資料を適宜配布 〔参考図書〕 『からだがみえる 第1版』 安藤雄一 他 監修、メディックメディア 2023年(ISBN 978-4-89632-896-7) 『系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能[1] 解剖生理学 第11版』 坂井建雄 他 著、医学書院 2022年 (ISBN 978-4-260-04687-9) 『人体機能生理学 改訂第5版』 宮﨑俊一 他 著、杉晴夫 編、南江堂 2009年(ISBN 978-4-524-25364-7) 『トートラ 人体解剖生理学 原著11版』 GJトートラ 他 著、佐伯由香 他 編訳、丸善出版 2020年(ISBN 978-4-621-30539-3) 『わかりやすい人体の構造と機能』 塩田浩平 編、中山書店 2013年(ISBN 978-4-521-73762-1) 『カラー人体解剖学 構造と機能:ミクロからマクロまで』 FHマティーニ 他 著、井上貴央 監訳、西村書店 2003年 (ISBN 978-4-89013-305-5) 『カラー図解 人体発生学講義ノート 第2版』 塩田浩平 著、金芳堂 2017年(ISBN 978-4-7653-1740-5) 『ひと目でわかるビジュアル人体発生学』 山田重人・山口豊 著、羊土社 2022年(ISBN 978-4-7581-2109-5) 『臨床医学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 改訂第2版』 医薬基盤・健康・栄養研究所 監修、羽生大記・河手久弥 編、南江堂 2024年(ISBN 978-4-524-20663-6) 『主治医の祈り 男子性腺機能低下症』 岡本新悟 著、メディカルレビュー社 2023年(ISBN 978-4-7792-2670-0) 〔成績評価の方法・基準〕 1.定期試験および授業内テスト:50%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする) 2.提出物:35%(ノートまとめを評価する) 3.授業に対する姿勢:15%(授業中のグループワークや発表など授業への積極的な参加を評価する) 〔学生へのメッセージ〕 管理栄養士関連の職域で必要な基礎知識である。教科書、参考図書、視聴覚教材などを活用し、授業での協働的な学びと時間外学修を通して、自らが持っている人体の形態や働きに関心を持ち、よく考えて楽しく学びを深めよう。 授業内容を理解するためには、高校の生物や化学の基礎知識が必要になる。これらの知識が不足している場合は、授業に参加する前に高校の教科書などを活用し復習するなど、事前に準備をするとよい。 〔教員の実務経験〕 医師、研究者としての業務経験を活かし、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちを理解するために必要な基礎知識を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1221 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)食品・栄養・保健・医療分野の専門家と連携・協働するために必要な協調性とリーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解) |