科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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451500 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能・疾病の成り立ち |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
451501 |
生化学実験(2N1 対象) |
1 |
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代表担当者名 | |||
栢野 新市 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 実験における体験を通じて講義で学んだ生化学に関する知識を確認し、実験の目的や手法について理解するとともに実験結果について考察ができる。 〔授業科目内容の概要〕 生化学は、化学的手法を用いて生命現象を解析し、その本質を分子レベルで理解しようとする学問である。本講義では、実験を通じて生体試料を扱うことにより、生体構成成分の性質やそれらが示す化学反応と生命機序との関連について学習するとともに、生化学に関わる実験手法についても理解を深める。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス 第2回 グルコースの構造・糖類の定性 第3回 ヨウ素デンプン反応 第4回 デンプンの酵素分解 第5回 アミノ酸、タンパク質の定性および同定 第6回 タンパク質の等電点沈殿・卵黄脂質の定性 第7回 マイクロピペットと分光光度計の使用方法 第8回 肝臓中の中性脂肪の定量 第9回 ピルビン酸キナーゼの反応速度の測定 第10回 酸性ホスファターゼのKm、Vmaxの決定 第11回 阻害剤が酸性ホスファターゼのKm、Vmaxに与える影響 第12回 DNAの観察および定量 〔授業外学修の指示〕 ・生化学Ⅰ・Ⅱで使用した教科書を毎回必ず持参すること ・授業の最初に実験について説明をするので、遅刻は厳禁とする(説明を聞けない場合は欠席扱いにすることもあり得る) ・実験着を必ず持参、着用すること ・電卓を持参すること 〔使用教材〕 『マクマリー生物有機化学[生化学編]原著8版』菅原二三男・倉持幸司 監訳、丸善出版株式会社(ISBN978-4-621-30240-8) 〔参考図書〕 必要に応じて指示する 〔成績評価の方法・基準〕 レポート(50%)および受講態度(50%)により総合的に評価する 〔学生へのメッセージ〕 実験は講義で習った知識を実際に体験して確認することのできる貴重な機会です。毎回の実験内容をよく理解し、実験結果について考察することを通じて、生化学に関する知識をさらに伸ばしてください。 〔教員の実務経験〕 民間企業において食品の研究開発に従事していた経験を活かし、栄養成分の定性、定量方法や酵素活性の測定方法の知識や技術が身につくように指導している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1222 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解) |