科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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458210 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能・疾病の成り立ち |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
458211 |
味覚生理学演習 |
2 |
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代表担当者名 | |||
米田 武志 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 味の刺激を受け取る味蕾、味覚受容体、味の相互作用を理解できる。 おいしい食品の開発に関する基礎的な知識、技術を身につけている。 食品企業の分析をするための基本的な知識、情報収集能力を身につけている。 〔授業科目内容の概要〕 おいしく味わうための味覚の仕組みを知ることは、おいしい食べ物を調理したり開発するうえで重要である。本授業では、味覚の生理学を種々の観点から楽しみつつ詳しく学び、簡便な演習を加えることにより、おいしく味わう体の仕組みをより深く理解する。 〔授業計画〕 第1回 序論 -味覚生理学演習では何を学ぶのか?-(米田) 第2回 味覚の基本 基本味、味覚受容体、味覚情報の伝達(米田) 第3回 味覚の検査 閾値、変調現象(ミラクルフルーツ、ギムネマ)(米田) 第4回 官能評価法 官能評価に関する基礎知識(米田) 第5回 官能評価法 味覚の相乗作用を評価する(米田) 第6回 官能評価法 温度の味覚への影響を評価する(米田) 第7回 官能評価法 対比効果を実証する官能評価試験を計画実施する(米田) 第8回 おいしい食品の開発 ランダムセントロイド法について(岩田) 第9回 おいしい食品の開発 ランダムセントロイド法による食品の予備試作・評価(岩田) 第10回 おいしい食品の開発 ランダムセントロイド法による食品の本試作(岩田) 第11回 おいしい食品の開発 ランダムセントロイド法による食品の最終評価・報告(岩田) 第12回 おいしい食品を作る食品企業について 企業分析の基本(森) 第13回 おいしい食品を作る食品企業について 原材料を製造する企業を知る(森) 第14回 おいしい食品を作る食品企業について 消費者商品を製造する企業を知る(森) 第15回 おいしい食品を作る食品企業について 食品企業の比較分析・報告(森) 〔授業外学修の指示〕 毎回の授業後に、レポートの課題に取り組み、授業内容を整理してください。特に、授業で行った実験や評価方法について、自分の考えをまとめるようにしましょう。 〔使用教材〕 特になし 〔参考図書〕 特になし 〔成績評価の方法・基準〕 各回のレポート課題を評価対象(100%)とする。 〔学生へのメッセージ〕 味覚生理学演習では、私たちの日常生活に欠かせない「味覚」について深く理解することを目指します。この授業では、単に味覚の理論を学ぶだけでなく、実際の食品開発や味覚の評価手法にも触れ、実践的な知識を身につけていきます。また企業分析について学ぶことは就職活動の円滑なスタートにつながります。本講義で身につけた視点で、生活の中のさまざまな食品やそれを創造する企業を観察することで新しい感覚、情報が得られるようになります。皆さんの意欲的な取り組みを期待しています。 |
履修に関して留意すること |
履修定員を超えた場合、食品開発コースの学生の履修登録を優先する。 2月末に集中講義形式で実施します。履修の際はその点を理解の上、登録してください。 〔科目分類番号〕SFH1222 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解) |