科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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458250 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能・疾病の成り立ち |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
458252 |
運動生理学実験(3N2対象) |
1 |
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代表担当者名 | |||
永澤 健 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 ・運動時の生体機能の適応・変化を観察するための実験方法の基礎を修得している. ・運動時のエネルギー消費量の評価方法を修得して,エネルギー必要量の算定に活用できる. ・体脂肪量・骨格筋量の評価,運動時の血圧応答や最大酸素摂取量の評価など健康運動指導の際に必要な知識を実験によって身につけている. 〔授業科目内容の概要〕 ヒトを対象にした運動時の生体諸機能の変化を実際に観察することで,運動生理学の知識を定着させるとともに,運動生理学の実験方法や計測機器の取り扱い方法を修得する.実験内容は,身体組成の評価,運動時の呼吸循環応答,運動時のエネルギー消費量の評価,最大酸素摂取量の測定,運動療法による血糖値上昇抑制作用などである.テーマ毎に実験レポートを作成することで,運動生理学の実験データの解析,評価および解釈ができるようにする.また,各種の生理機能を評価するための実験機器の操作の留意点を身につける. 〔授業計画〕 第1回 身体組成の測定、骨格筋量の評価 第2回 運動時の血圧の測定 第3回 運動による体温の変化と発汗量の推定 第4回 糖負荷試験と血糖値の評価 第5回 運動が血糖値に与える効果、運動時の血中乳酸濃度の測定 第6回 運動時のメッツ、呼吸商とエネルギー消費量の評価 第7回 最大酸素摂取量の評価と運動時の心拍数の変化、身体機能の評価 第8回 運動生理学の実験データの整理と解釈 〔授業外学修の指示〕 実習テーマに該当する運動生理学の講義内容を復習して実習に臨むこと. 〔使用教材〕 教員自作の実習書を使用する. 〔参考図書〕 『栄養・スポーツ系の運動生理学』・樋口満 監修・(南江堂)・ISBN 978-4-524-23797-5 『やさしい運動生理学 改訂第2版』・杉晴夫・(南江堂)・ISBN 978-4-524-25969-4 『栄養科学イラストレイテッド 運動生理学』・麻見直美/川中健太郎・(羊土社)・ISBN 978-4-7581-1356-4 〔成績評価の方法・基準〕 レポート課題(6回)60%、受講態度・取組状況(8回)40% 〔学生へのメッセージ〕 少人数グループによって各実験に取り組むため,グループ内で協力して機器の操作やデータ収集・解析を行うとともに,実験データについて積極的に討論すること.出席時数が5分の4に満たない場合は原則として単位が修得できない.レポートの提出遅れは原則として採点対象外になる. |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1223 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (7)健康づくりのための望ましい食生活とライフスタイルのあり方を総合的に解明し、それを実践・普及することができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |