科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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458310 |
専門科目 |
応用栄養学 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
458311 |
応用栄養学Ⅱ |
2 |
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代表担当者名 | |||
中谷 友美 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.食事摂取基準における各栄養素の考え方を理解している。 2.発育や健康維持のために望ましい食事の考え方を理解している。 3.身体活動や特殊環境下における生理的変化を理解している。 4.ライフステージならびに環境ごとに健康に影響を及ぼす要因を理解し、栄養ケアの基本的な考え方との関連付けができている。 〔授業科目内容の概要〕 前期の応用栄養学Ⅰを素地とし、身体的・生理的変化に応じた栄養ケアを実践するために、ライフステージに応じた食事の考え方を扱う。また、身体活動や特殊環境下での生理的特徴・栄養管理と食事摂取基準の栄養素ごとの考え方についても学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 新生児期・乳児期の栄養ケア(授乳・離乳の支援ガイド) 第2回 小児の栄養ケア 第3回 保育所給食・学校給食と食物アレルギー対応 第4回 思春期と更年期の健康課題(摂食障害、更年期障害) 第5回 高齢期の栄養ケア:摂食・嚥下機能低下と食事 第6回 フレイル、ADL、ICF 第7回 食事摂取基準6:たんぱく質・炭水化物 第8回 食事摂取基準7:脂質・脂溶性ビタミン 第9回 食事摂取基準8:水溶性ビタミン・ミネラル 第10回 環境と栄養管理1:ストレス条件下における栄養ケア 第11回 環境と栄養管理2:特殊環境条件下における栄養ケア、災害時の栄養ケア 第12回 身体活動時における身体的・生理的変化 第13回 身体活動と健康、健康づくりのための身体活動、栄養アセスメント 第14回 身体活動・スポーツ時の栄養ケア 第15回 総括 〔授業外学修の指示〕 予習していることを前提に授業を進める。講義の範囲を事前に確認し、関連する内容の予習・復習を行い講義に臨むこと。応用栄養学の理解を深めるためには、これまでに学んだ科目の内容の活用が必要である。生理的特徴では解剖生理学が、栄養アセスメントや栄養ケアでは基礎栄養学の知識が挙げられる。生化学や食品・料理に関する知識も重要である。 〔使用教材〕 『ライフステージ栄養学』 稲山貴代・小林三智子(建帛社)ISBN:9784767906522 『日本人の食事摂取基準 2025年版』 佐々木敏(第一出版)ISBN:9784804114927 〔参考図書〕 『イラストでまなぶ生理学』 田中越郎 (医学書院)ISBN:9784260028349 『理論と実践 スポーツ栄養学』 鈴木志保子(日本文芸社)ISBN:9784537215823 (関連するガイドラインは講義中に示します) 〔成績評価の方法・基準〕 授業内テスト:100% 〔学生へのメッセージ〕 能動的かつ積極的に授業に参加してください。応用栄養学では年齢や身体状況、栄養状態に応じた栄養管理の基本的な考え方を学びます。応用栄養学実習、応用栄養学演習、そして臨地実習での実践につなげられるよう、理論の習得に努めてください。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕APN1232 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解) |