科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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458550 |
専門基礎科目 |
食べ物と健康 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
458553 |
食品衛生学実験Ⅱ(2N3対象) |
1 |
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代表担当者名 | |||
柴田 満 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1) 微生物の取り扱いについての基本操作ができる。 (2) ヒトと微生物との関わりについての概要を説明できる。 〔授業科目内容の概要〕 食中毒により毎年約1.5万人の患者が発生しており、その大部分で細菌やウイルスなどの微生物が原因となっている。今後、食品関係の仕事に従事する者にとって、食品の微生物管理は大きな課題となる。本実験では、消毒、滅菌、細菌の培養、菌数の測定といった微生物を扱う上での基礎的な実験から、飲料水や食品、牛乳中の一般細菌、大腸菌、大腸菌群の測定といった応用実験を中心に微生物の取り扱いに関する基本操作を修得する。 〔授業計画〕 第1回 実験ガイダンス 第2回 標準寒天平板培地の作製、食品中の細菌の分離培養、空中落下細菌測定 第3回 グラム染色による細菌・真菌の観察 第4回 IMViC試験による大腸菌の同定 第5回 水中の一般細菌、大腸菌及び大腸菌群測定 第6回 牛乳の細菌数、大腸菌及び大腸菌群測定 第7回 食品中の細菌数、大腸菌及び大腸菌群測定 第8回 フードスタンプ法による細菌検査、細菌の形態観察 〔授業外学修の指示〕 あらかじめ実験書をよく読んで、内容を理解してから実験に臨むこと。 〔使用教材〕 教員が作成した実験書を使用する。 〔参考図書〕 「改訂 食べ物と健康3:食品衛生学」、川村堅・斉藤守弘編著(建帛社)・ISBN978-4-7679-0695-9 〔成績評価の方法・基準〕 レポート(70%)、受講態度(30%)で評価する。 〔学生へのメッセージ〕 私たちにとって微生物がどれだけ身近な存在であり、そして私たちが毎日の生活の中でどのような形で微生物と接しているかを学んでほしい。また、管理栄養士国家試験及びフードスペシャリスト試験の対策にもなるので積極的に取り組むこと。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FOH1222 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解) |