科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
460500 |
専門基礎科目 |
知覚と認識 |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
460501 |
認知心理学 |
2 |
|
代表担当者名 | |||
大久保 賢一 |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 (1) 人の認知における“枠組み”の内容について把握できる。 (2) 人の外界の認知における自動的処理および制御的処理の役割について理解できる。 (3) 人の認知と行動との関係についてのモデルを適用できる。 (4) 児童生徒・クライエントの学業面・社会面における認知の役割やつまずきについて理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 人が環境をどのように知覚し、処理して、反応や行動に繋げているのかという基本的なメカニズムについて解説を行います。特に実際の教育場面や臨床場面における実践的な課題に焦点を当て、認知心理学に基づいた問題の原因検討や介入戦略についても解説を行います。 〔授業計画〕 第1回 心理学に関する概論①(人間理解に関する多様な視点) 第2回 心理学に関する概論②(心理学史) 第3回 知覚①(見えるとはどのようなことか?) 第4回 知覚②(知覚理論) 第5回 知覚③(動きの知覚と顔の知覚) 第6回 知覚④(知覚と行動、アフォーダンス) 第7回 注意①(注意機能の基礎) 第8回 注意②(注意に関わる諸理論) 第9回 記憶①(概論) 第10回 記憶②(感覚記憶と短期記憶) 第11回 記憶③(長期記憶) 第12回 言語と思考 第13回 社会性①(自己認知) 第14回 社会性②(感情理解と表出) 第15回 判断におけるバイアス 履修者の状況に応じて,講義順序や講義内容を変更することがある。 〔授業外学修の指示〕 特に復習にしっかりと取り組むこと(授業内で紹介した資料について、その次の回の授業までに必ず読む)。 〔使用教材〕 必要に応じて資料を配付する。 実験を行う際にコンピューターが必要であるので、各自持参すること。 〔参考図書〕 特になし。 〔成績評価の方法・基準〕 期末試験の結果(100%)に基づき成績評価を行う。 〔学生へのメッセージ〕 人の認知のメカニズムや理論を前提としない教授法は,うまくいったとしてもまぐれ当たりです。 最新の研究知見に基づいた問題の分析と介入戦略の立案ができるようになるための基礎を習得してください。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕UHM2133 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) |