科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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461100 |
専門科目 |
学科共通科目 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
461101 |
人間工学実験 |
2 |
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代表担当者名 | |||
東 実千代 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 人間工学の講義で学んだ知識が実践を通じて定着し、建築・インテリア計画、ものづくりに応用する能力が身につくとともに、データ収集・分析方法および実験レポートのまとめ方を習得している。 〔授業科目内容の概要〕 人を計測する上で必要な倫理的配慮を知り、人とモノ、人と環境の関係を実験テータに基づいて考察する。本授業では、ユーザビリティ、視認性、椅子の座り心地に関する実験を行った後、最終課題は自由課題として実験の企画・実施・まとめと発表を班単位で実施し、建築・インテリア計画、ものづくりを行ううえで必要な計測・分析方法を実践的に学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス 実験の進め方・レポート提出について・班編成 第2回 身体・道具寸法と使いやすさ 第3回 身体・道具寸法と使いやすさ データ整理・考察 第4回 第1課題まとめ 第5回 室内照度・視対象対比の違いによる視認性評価実験(高照度条件) 第6回 室内照度・視対象対比の違いによる視認性評価実験(低照度条件) 第7回 室内照度・視対象対比の違いによる視認性評価実験 データ整理・考察 第8回 第2課題まとめ 第9回 椅子の寸法測定と外観・座り心地のSD法評価1 第10回 椅子の寸法測定と外観・座り心地のSD法評価2 第11回 椅子の寸法測定と外観・座り心地のSD法評価 データ整理・考察 第12回 第3課題まとめ 第13回 日常生活動作と空間寸法の検討1 第14回 日常生活動作と空間寸法の検討2 第15回 日常生活動作と空間寸法の検討 データ整理・考察 第16回 第4課題発表・まとめ 〔授業外学修の指示〕 各実験を個人または班単位で行った後、データ整理および考察は各自で行う。 ワード・エクセルの基本的な操作ができるようにしておくこと。 データ整理日とまとめの回には貸与PCを忘れずに持参すること。 〔使用教材〕 担当者による配布資料のうち、実験手順は配布し、データ整理用資料はCEASに掲載する。 〔参考図書〕 『建築環境工学用教材 環境編』・日本建築学会(日本建築学会)・ISBN978-4-8189-2223-5 『初学者のための生体機能の測り方』・加藤象二郎・大久保尭夫著(日本出版サービス)ISBN978-4-88922-104-6 〔成績評価の方法・基準〕 提出レポートおよび発表資料の合計(100%)により評価する。 〔学生へのメッセージ〕 班単位で実験を行うため、遅刻や欠席をしないこと。 受講人数や測定機器等の都合により、実験実施順序を変更する場合がある。 〔教員の実務経験〕 建築士として業務に従事していた時の経験を活かし、人間工学の考え方を取り入れたものづくりや環境計画を行う上で必要となる測定方法を実践的に学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SSⅣ1332 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)人体の構造・機能や人間の生活全般についての科学的認識を持っている。(知をみがく/知識・理解) (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能) |